日本で「K-POP危機論」…総選挙後には緩和
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2012年11月27日11時41分 [ⓒ ISPLUS]
「K-POP危機論」が広がっている。
8月に李明博(イ・ミョンバク)大統領が独島(ドクト、日本名・竹島)を訪問し、慰安婦関連の謝罪を天皇に要求したことで、韓日間の文化交流も冷え込んだ。韓流の中心地である新大久保を中心に韓流反対デモが起こり、日本の政界とメディアでも率先して韓流と独島問題を連係して取り上げた。
続いて26日にはNHK紅白歌合戦をはじめとする日本の3大歌謡祭で韓国人歌手の出演がなくなり、まさかと思った「K-POP危機論」が現実として現われた。2001年に歌手BoA、2003年にドラマ『冬のソナタ』の進出で日本文化界の一軸に成長した韓流に「危機の季節」が到来したのか、現地の反応を調べてみた。
◇日本3大歌謡祭での韓国歌手出演なしの意味は
今年はNHK紅白歌合戦をはじめとする日本の3大歌謡祭の出場者リストに韓国人歌手の名は見つからない。これについて日本側の解釈も交錯した。日刊スポーツは26日「今年もK-POP歌手が日本で活躍したが、くすぶり続ける情勢を配慮したものとみられる」と分析した。
これに対し主宰側のNHKは、独島問題など韓日関係の影響は関係ないとし、「選考基準となる今年の活躍や世論の支持などで、いずれも昨年より数値が下がり、出場枠も限られているため」と説明した。
だが、主宰側の言葉をそのまま信じる関係者はいない。紅白歌合戦には昨年も東方神起、少女時代、KARAの3チームが出演したほど韓国人歌手はなじみの顔ぶれだった。韓国人歌手の成績は昨年に比べ劣っていなかったという点も説得力を高める。
日本の歌謡企画会社で新大久保にK-POP専用公演会場を運営しているイ・ホヒョン代表もやはり「3大歌謡祭」への出演不発の原因を独島問題など政治的理由と解釈した。彼は「K-POP歌手の成績だけみれば出演できない理由はない。現地のファンもとてもいぶかしく思っている。独島問題だというのは合っているだろう。来月16日に行われる総選挙を控え歌謡祭の主催側である放送局も政界の顔色をうかがっているのだ。与野党問わず、独島問題など韓国との関係をイシューとして引っ張りこうしたことが起きた」と分析した。
◇「韓流危機の季節」は到来したか
最近韓国の歌謡・放送関係者の間でも、「韓流の勢いが弱まった」という話が出てきている。ここに政治的な問題まで加わり大きく心配する雰囲気だ。だが、現在の状況だけみればこれは全く間違った話だ。
イ代表は、「独島問題以後韓流は微妙に影響を受けている。韓流の中心の新大久保の韓流通りも以前より訪問客が少し減った」と紹介した。だが「反韓流」の気流はやはり総選挙後の来年からは力を失うという予想だ。また、韓流の主消費層である日本人女性が政治的問題に大きな関心がないという点も「危機論」に重きを置かない理由だ。
最近キム・ヒョンジュンは最初のシングル『HEAT』でデイリーチャート1位に上がったのに続き、月間チャートでも3位に上がる人気を呼んだ。アイドルグループのINFINITEは日本デビュー1年で4都市を回るアリーナツアーを開き7万4000人余りのファンを集めた。東方神起はすでに来年の活動の青写真を描いている。韓国人歌手で初めて日本5大ドームツアーを計画した。
イ代表は、「韓国の新人グループの日本進出は現在も活発だ。グループTOUCHは東京でフェスティバルを開いて新曲紹介をするなど日本で活発に活動している」として政治的問題と韓流ファンの間に線を引いた。
キム・ヒョンジュンが所属するキーイーストの関係者は「12月に日本でアルバムをリリースする。反韓流の影響がないはずはないが大きな心配はしない。先週もJYJキム・ジュンスが団長のサッカーチームが日本で親善試合を行ったが何の問題もなかった」と伝えた。
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