2012年11月29日木曜日

■韓国人工衛星、最後の打ち上げチャレンジ「運命の日」=韓国


韓国人工衛星、最後の打ち上げチャレンジ「運命の日」=韓国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1129&f=national_1129_006.shtml
2012/11/29(木) 10:58

 韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)」(KSLV-I)が、29日午後4時から6時55分ごろの間に打ち上げられる見通しだ。具体的な時間は、同日午後1時30分頃に公式発表される。複数の韓国メディアが報じた。

 羅老は、2009年8月と2010年6月にも打ち上げられたが、2度とも失敗に終わっている。ロケットを共同開発したロシアとの契約上、今回が最後のチャレンジとなる。3度目の打ち上げは当初10月26日に予定していたが、ロシア製の部品が不具合を起こしたことから11月29日に延期となった。

 韓国とロシアの技術陣は、09年の打ち上げ失敗の原因となったロケットのフェアリングの性能を改めて確認し、10年の打ち上げで突然爆発したとされるロケットの2段目にあった「自爆システム(FTS=Flight Termination System)」を外したことを明らかにした。

 韓国航空宇宙研究院の関係者は、「自爆システム」や上段部の高電圧装置をすべて外したため、3度目の打ち上げが成功する可能性はさらに高まったと説明した。

 羅老宇宙センターがある全羅南道の高興郡峰来面の天気はくもりで、午後の降水確率は20%、風速4-6メートルと天候は問題ないとされる。

 韓国メディアは、「午後最後の挑戦…成功の可能性は高い」「“宇宙への扉を開くか”羅老号の運命の日」などと報じ、3度目の打ち上げに高い期待を寄せた。



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