2013年4月4日木曜日

■ダルビッシュはグレイト!黒田もグッド!米メディアが称賛


ダルビッシュはグレイト!黒田もグッド!米メディアが称賛
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0426&f=national_0426_011.shtml
2012/04/26(木) 06:42

 25日、メジャーリーグ、レンジャーズ対ヤンキース戦で日本人投手ダルビッシュ有(25)と黒田博樹(37)が共に先発した。試合は初回レンジャーズが先頭打者キンスラ―のホームランで先制、3回にはハミルトンの右前適時打で2点目を取り、2-0のスコアで勝利した。ダルビッシュは10奪三振を奪い、8回1/3を投げ119球で7安打無失点の好投。一方の黒田も強力レンジャーズ打線を相手に6回2/3を投げ107球で5安打2失点と先発投手の役割をきっちりと果たす好投だった。


メジャーリーグ - サーチナ・トピックス

 7度目の日本人投手対決はファンの期待に応える投手戦だったと言っていいだろう。NYタイムズ電子版では、2人をONEGOOD、ONEGREATと讃え、両者共にお互いの持ち味を出したと伝えている。記事はダルビッシュのボールは常にストライクゾーンギリギリで打者にとっては打ち返すのは難しかったと述べ、黒田については初回にホームランを打たれながらよく持ち直し、勝ちに値する内容だったと続く。またFOXスポーツ電子版では「素晴らしかった。(私は)ダルビッシュはどんどん良くなってるって言ってただろう?」というレンジャーズ・ワシントン監督の談話を載せ「自分としてはまだまだよくなると思う」というダルビッシュ自身の言葉で結んでいる。

 確かにダルビッシュの適応力は素晴らしい。ここ3戦、制球に不安を見せたダルビッシュはこの日はセットポジションを選択。抜けるボールはほとんど見られず要所は三振で締める快投でメジャー入団以来最高の投球と言えるピッチングを披露した。最大のピンチは3回。チャベスに右前打を許すとマーティンに四球。ここで迎えたジ―ターが一塁方向へ意表をつくプッシュバント。これを誰も取ることができずノーアウト満塁としてしまう。しかしそこからが圧巻だった。グランダーソンにカウント2-2からファウルで粘られるが、外角ギリギリにタイミングを外したカーブで見逃しの三振を取ると、続くA・ロドリゲスを当たりそこないのサードゴロで併殺に打ち取り鮮やかにピンチを脱出した。

 「狙ったところで三振が取れた」と語ったダルビッシュ。取りたいところで三振を取り、際どいボールでゴロに仕留めるという省エネ投球は、中4日というきついローテーションで回すメジャーのスターターの理想形でもある。日本ではすでに当然ながら見られた投球だが、それを強力打線のヤンキース相手にやってしまうのだから彼のポテンシャルの高さには驚かされる。一方の黒田は負け投手にはなったが、持ち味のコーナーをつく粘りの投球で強力レンジャーズ打線を相手に2点に抑える好投。「ビッグイニングは作りたくない」と戦前言っていた通り、安打は5本しか許しておらず責任は十分果たしている。味方打線の援護がなかった形だが今日のダルビッシュなら仕方がないとしか言いようがない。

 ワールドシリーズ制覇を期待出来るビッグチームでスターターとして十分力を発揮してくれた2人。これからの彼らの活躍に目が離せない。



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