2013年5月22日水曜日

■ベネズエラでトイレットペーパー不足が深刻


■ベネズエラでトイレットペーパー不足が深刻
http://www.cnn.co.jp/business/35032138.html?tag=cbox;business
2013.05.16 Thu posted at 15:04 JST

ベネズエラでは1カ月にトイレ紙約1億2500万ロールを消費

(CNN) 生活必需品の不足が続くベネズエラで、トイレットペーパーの供給不足が深刻化している。フレミング商業相は16日までに、品薄を解消するためにトイレットペーパー5000万ロールを輸入すると発表した。国営ANV通信が伝えた。
ベネズエラではこの数カ月、トイレットペーパーをはじめ、生活必需品や食料品が品薄となっている。
商業相は、マスメディアが不安をあおったために消費者が買いだめに走ったと批判。政府が市場にトイレットペーパーを供給し、人心を落ち着かせると語った。
だが国民は、物資不足が現実に起きていると訴える。米や食用油のような食料品も不足しているという。
トイレットペーパー不足は首都カラカスで顕著で、店頭に品物が並ぶと人々は長い列を作って買い求めている。商業相によれば、ベネズエラの1カ月あたりのトイレットペーパー需要は約1億2500万ロールだという。
政府はまた、売り惜しみをしていると非難の矛先を民間企業にも向けている。
だが経済界や野党勢力は、生活必需品に対する価格統制や厳しい外貨規制といった政府の政策が供給不足の原因だと反論する。規制が生産意欲を失わせるうえ、価格統制のために生産しても利益が出ないというメーカーが多いという。
フレミング商業相によれば、今後は練り歯磨きや石けんも大量輸入する可能性があるという。




■ベネズエラでトイレットペーパー不足、緊急入荷に市民が殺到
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE94J03620130520
2013年 05月 20日 16:45 JST

[カラカス(ベネズエラ) 17日 ロイター] 日用品が不足しているベネズエラの首都カラカスで17日、入荷したばかりのトイレットペーパーを手に入れようと市民がスーパーに殺到した。

政府は緊急に5000万ロールのトイレットペーパーを輸入すると発表していた。カラカスのあるスーパーは、1人当たりの購入個数を4パックに制限。ある買い物客は「ベネズエラで今までこんなことは一度もなかった。恥ずべきことだ」と不満を漏らした。

エコノミストらは、こうしたトイレットペーパー不足の原因について、貧困層が生活必需品を購入できるようにするためにベネズエラが行っている価格統制や外貨規制を挙げている。

一方で同国政府は、民間セクターを含む反政府勢力が、国家を不安定化するために供給不足を引き起こしていると主張している。

過去数カ月、ベネズエラではトイレットペーパーのほか、乳製品やコーヒーなど食料品も不足している。



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