2013年5月29日水曜日

■【米国ブログ】米国では、日本と中国の文化が混同されてしまう

【米国ブログ】米国では、日本と中国の文化が混同されてしまう
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0527&f=national_0527_017.shtml
2013/05/27(月) 10:58

 米国人が、各国の文化に関する情報を発信するブログ「coffeecupmorning.wordpress」で、米国の中華料理店で一般的なお菓子が、実は日本発祥だったことについてを記した。

 米国の中華料理店では、食後に「フォーチュン・クッキー」というお菓子をサービスすることがある。フォーチュン・クッキーとは、中に運勢が書かれた紙が入ったお菓子のこと。

 このフォーチュン・クッキーが中国由来だと思っている米国人は少なくない。筆者もその1人だった。フォーチュン・クッキーが日本から伝わったと聞いて驚いた様子だ。

 「フォーチュン・クッキー」は、サンフランシスコの日本庭園を設計した庭師が、庭園内の茶屋でお茶請けとして出したことから、米国に普及したとされる。元々は日本文化を取り入れた「フォーチュン・クッキー」だったが、いくつかの中華料理店で取り入れ、非常に一般的なものとなったようだ。

 日本と中国は歴史的にも文化的にも関わりが深いから納得できる話だが、筆者は、「中国人は一般的に日本に手柄を取られたくない傾向がある。だからフォーチュン・クッキーが日本由来だと誰も言わないのだろう」と指摘する。さらに、「もし日本由来だということが周知の事実なら、寿司屋でサービスしても良いはずだ」と語った。

 米国には、日本と中国の文化がまざってしまうことが多いという。例えば「サムライ・サーフ・アンド・ターフ」という中華料理店を見たとき、「なぜ、サムライと中華料理が関係あるの」と頭がくらくらしたと語る。ロゴもカンフー服を身にまとったパンダだという。

 米国人にとってなじみ深い「フォーチュン・クッキー」が、実は日本由来のお菓子だったことを知り、日本と中国の習慣や文化を誤認する多くの米国人をもどかしく感じたようだ。



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