2013年5月23日木曜日

■【米国ブログ】日本から米国に帰国「逆カルチャーショックで混乱」


【米国ブログ】日本から米国に帰国「逆カルチャーショックで混乱」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0523&f=national_0523_005.shtml
2013/05/23(木) 09:57

 日本で滞在経験がある米国人女性が、日本文化に関する情報を発信するブログ「themiddlespaces.blogspot」で、米国に帰国したときの逆カルチャーショックについてつづった。

 自国を離れて旅行すると、カルチャーショックはつきもので、筆者のまわりでもよく話題になるという。特に「外国人が日本で何に一番驚いたか」が、興味深いようだ。外国人同士で「日本の怪しい食べ物やファッション、あるいはアニメなどを話題にして、互いに驚いたことを共有しあう」のだという。

 そして、慣れ親しんだ日本を離れ、米国に帰国した筆者は「逆カルチャーショック」を感じたという。長期間、ほかの文化で生活した人たちにときどき起こる現象だと説明。「異なる文化に慣れると、自国の文化が異様に感じ始める」と心境を語った。例えば、帰国するために成田空港で出発待ちをしていると、巨大な人たちが大声で話している。彼らの服はTシャツにジーンズだが、服が薄汚れて見える。「この騒がしい人たちは誰?」と自国の人たちをつい批判的に見てしまうという。

 米国に戻ると、すべてが変に感じ「時差ぼけも手伝って、ほとんど狂乱状態」と打ち明けた。まずコーヒー店に入って挙動不審な自分に気づいたという。米国ではコーヒー一杯でもカードで支払う。ところが「代金を現金で払うために奮闘する姿に、店員が奇妙に思ったようだ」と語る。さらに「レシートを受け取ってお辞儀をすると、不思議な表情をした」と語った。

 ストレスを感じたのは、コンビニエンスストアがない不便さだという。日本ならどこにでもあるのに、米国では10ブロック運転しても見つからないようだ。また、町の人たちが筆者の服装をじろじろ見るのに気づいた。「米国人の制服ともいえるTシャツにジーンズ姿でない自分」が突如恥ずかしくなったという。

 短い期間の外国旅行では、カルチャーショックを楽しむこともできる。新しい場所で異なる文化を発見するのは楽しいが、旅行と実際の生活は少し異なる。以前は米国に帰るとホッとした筆者だが、今回は米国の文化に慣れるのに時間がかかったようだ。



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