2013年5月29日水曜日

■【中国ブログ】わが国は日本の地方都市に学べ…生活しやすさは格別

【中国ブログ】わが国は日本の地方都市に学べ…生活しやすさは格別
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0529&f=national_0529_003.shtml
2013/05/29(水) 09:09

 本当の都市化とは一体どのようなものか――中国人ブロガーの漢陵邑人(ハンドルネーム)さんが、自らの日本滞在経験をもとに、本当の都市化について考察した。

 筆者は過去に人口15万人ほどの日本の地方都市に住んでいたようだ。日本では首都圏であっても、あるい地方の小規模な街であっても、人びとの暮らしには大きな違いはないが、筆者もその点に驚きを示し、「例えば本を買いたい場合に繁華街まで行かなくても良い。人口15万人の小さな都市でも家の近くに大型本屋やショッピングモールがあるからだ。しかも置いていない書籍は取り寄せてくれる」、とサービスの細やかさと利便性を伝えている。

 またごみの分別からも日本人特有の細やかさを感じたという。「ごみを仕分けしなければいけないのは大変だし時間もかかった」としながらも、「分け方のルールは市役所のホームページから簡単に調べられ、わかりやすく表にまとめてあるうえ、中国人向けに中国語でも配信されている」と外国人ならではの視点で感心した様子。

 筆者がほかに注目したというのが“道路”だ。中国の地方部では多くの道路がコンクリート製のためか、日本では地方でも道路がアスファルトでできていることに驚いた様子で、縁石の高さが均一で安全なこと、道路標識などは明確で見やすいと称賛した。

 筆者は生活インフラにおける日本と中国の違いを多く挙げたうえで、「日本の地方都市こそ中国が見習うべき新しい都市のかたちだ」と主張し、最後に「日本の地方都市には東京のような華やかさはないが、生活のしやすさは格別だ」と称賛した。

 日本に住んでいるとなかなか分かりづらいものだが、筆者の視点を通じて日本の福祉サービスやインフラは世界的に見ても先進的で安定したものだということが分かる。中国は広大な国土を誇るだけに、都市部と農村部の生活格差は大きく、電気や水道といったインフラが整備されていない場所も少なくない。

 北京や上海などの都市部であれば日本と変わらない生活も可能だが、最低限の生活すら保証されない立ち遅れた農村も数多く存在するのが現実だ。



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