2013年5月29日水曜日

■【仏国ブログ】日本好きのフランス人、家が日本のもので溢れている

【仏国ブログ】日本好きのフランス人、家が日本のもので溢れている
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0529&f=national_0529_006.shtml
2013/05/29(水) 09:59

 フランス人女性が、自身のブログ「La Grosse Deprime Au Bahut」で、自身の日本好きについて語った。

 筆者は、自分の生活スペースにどれだけ日本のものがあるかについて述べた。まず、玄関を入ったところにある本棚は、日本の漫画で埋め尽くされている、キッチンには、弁当箱や弁当用のアクセサリー、卵焼きをつくるための長方形のシリコン器具、巻き寿司用のマット、日本製の包丁などが備えられていることを紹介した。また収納棚は、みりんやふりかけ、かつお節などをはじめとする日本の調味料で、溢れているという。

 さらに、リビングルームには、日本の映画やジブリ作品のDVDばかりが並ぶDVD棚があり、バスルームには、メナードやシュウ ウエムラなど日本製のコスメ用品がある。そのほかにも、寝室には招き猫の置物や日本人アーティストによるジュエリーが飾られているとつづった。

 筆者は公私ともに認める日本好きで、特に日本料理については、インターネット上のビデオでお弁当を見てから、その美しさに引かれ、自分でも5年前から研究して作るようになった。今では、いくつもの日本料理のビデオを購読しており、だし巻き卵、おにぎり、手巻き寿司、唐揚げ、うどんなどを子どもたちに作っているという。

 そんな日本好きの筆者が、唯一日本の文化でショックを受けた点を挙げるとしたら、仕事や勉強、結果主義などのプレッシャーだった。フランスのテレビで日本のドキュメンタリー番組を見て、成績が良くないからと自殺してしまう若者や、上司や同僚との付き合いのために、毎週仕事後の時間を犠牲にしている様子を知り、残念に思った。
  
 フランス人は、家族と共に過ごす時間を大切にするため、付き合いを理由に仕事後の貴重な時間を割くことなど考えられないのだろう。また、小学校から受験がある日本とは異なり、フランスでは高校卒業資格のための試験が第一難関といったところである。日本とフランスの社会の仕組みがこれだけ違うにも関わらず、筆者の居住空間には日本のもので溢れており、日本への好奇心がとまらない様子が見て取れた。



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