2013年5月22日水曜日

■【米国ブログ】日本のデパートが好き、「贅沢感を味わえる」


【米国ブログ】日本のデパートが好き、「贅沢感を味わえる」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0521&f=national_0521_007.shtml
2013/05/21(火) 10:26

 日本に滞在中の米国人女性が、日本文化に関する情報を発信するブログ「thesoulofjapan.blogspot」で、日本のデパートについて記した。

 筆者は、横浜の「そごう」が気に入っているという。理由は食品関係が充実していることだという。客の年齢層は40から70歳くらいと幅があり、女性が圧倒的に多いと客層を分析。

 そごうが、他の日本のデパートや米国の一般的なデパートと異なるわけではないが、贅沢(ぜいたく)感を味わえるのだという。米国のデパートは、フードコートで食事をするのが一般的だが、「日本のデパートは最上階にレストラン街があり、時には4つ星レストランがある場合もある」と紹介。テレビや雑誌で話題になった店で、豪華な昼食や凝ったお惣菜を購入するのが楽しみだと語る。

 筆者がこのデパートが好きなもう1つの理由は、「エレベーターガールがいること」だという。日本では最近見かけなくなったエレベーターガール。「エレベーターには、パステルカラーのスーツでドレスアップしたエレベーターガールが笑顔で行きたい階へ案内してくれるのが素晴らしい」と感想をつづった。

 米国のデパートでは価格競争が激しく、クーポン券や割引が通常行われるが、日本のデパートにはあまりないのも興味深い点だという。「クーポンの切り抜きが必要ないように、商品はすでに割引済みのことが多く、それも好きな理由の1つ」と語った。

 「はっきり言って、デパートの商品は安くない」と指摘する一方で、「多くの食品は国産で高品質」と評価。日本人は商品や食品をカラフルにディスプレイすることに長けていて、思わず買いたくなるという。新鮮な野菜や、カスタード入りの今川焼、ケーキに和菓子など、季節によって変化する品物、住む地域によっても名産品が異なる。「こういった文化的に継承されているものが、デパートにはたくさんある」とその良さを伝えた。

 自宅から少し離れているので、毎日は行くことはできないが、週末の自由時間のあるときは、あえて訪れたいと語る。

 日本では、ショッピングの形態が多様化するなかで、デパート離れが加速している。そんななかで、筆者はデパートの厳選された品ぞろえや独特のサービスに好感を持っているようだ。



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