2013年5月29日水曜日

■1944年に米で製作された抗日映画が中国のネット上で話題に

1944年に米で製作された抗日映画が中国のネット上で話題に
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0528&f=national_0528_054.shtml
2013/05/28(火) 20:37

 米ハリウッドの製作スタジオ、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)が1944年に製作した、日本軍の侵略と戦う中国の一般庶民を描いたモノクロ映画「Dragon Seed」が中国のインターネット上で話題となっている。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。以下は同記事より。

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 同映画は4度のオスカーに輝く大女優、キャサリン・ヘップバーンが主演を務めており、アジア人のような容貌のエキストラが数人登場する以外は、彫りの深い外国人が演じている。70年も前に製作されたこの映画は「抗日“神”ドラマ」と評価されている。

 1944年7月20日にアメリカで上映された「Dragon Seed」は、日本の侵略戦争を受けた中国で、若く勇敢な女性民兵「小玉」が村人を率いて、勇ましく侵略者と戦うストーリーだ。

 映画を見終わると、「想像を上回っていた」との感想が多く投稿され、「背景から服装やメイクに至るまで、どれも完璧だった」、「当時、ハリウッドでは中国人のキャストを見つけることが困難だったこともあり、ストーリーに合わせるために、彫りの深い西洋人は皆、メイクで東洋人に変身し、ヘアスタイルから服装まで完璧に当時の中国の農民の姿になっていた」、「ただの悪ふざけの映画だと思っていたけど、現代の中国国内の抗日戦争映画に負けないすばらしさだ。英語の台詞を除けば、西洋人が演じている抗日映画だということを忘れてしまうほどだ」など多くの称賛コメントが寄せられた。

 また、ヒロインの女性民兵「小玉」を演じたキャサリン・ヘップバーンは、米国を代表する名女優であり、これまでに4度もアカデミー主演女優賞を受賞している。彼女の演技について、ネットでは「侵略者に勇敢に立ち向かう姿や、父親を説得して土地と家を手放して敵と戦う姿はとてもすばらしかった」と絶賛するコメントが相次いだ。

 映画コメンテーターの李星文氏は「抗日戦争をテーマにした作品を制作する人が誰であれ、歴史に敬意を示し、芸術を尊重する気持ちがあれば、多くの人の称賛を得ることができる」と述べた。



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