2012年11月7日水曜日

■中国サッカーリーグの名門が消滅、親会社倒産の噂も


中国サッカーリーグの名門が消滅、親会社倒産の噂も
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1106&f=national_1106_017.shtml
2012/11/06(火) 15:05

 2000年代前半に中国サッカーリーグの強豪として君臨し、今季限りで消滅することとなった大連実徳が3日、ホームで最終戦を迎えた。グラウンドは別れを惜しむサポーターの歓声で埋め尽くされたが、親会社には巨額損失による倒産のうわさが立っている。中国メディア・人民網が伝えた。

 大連実徳は前身である大連万達時代の1994年、中国プロリーグ設立と同時に参加した。99年に実徳グループがチーム経営に参加、2000年に完全買収して大連実徳となると、旧1部リーグ(甲A)で02年まで3連覇を達成、現行のスーパーリーグ改編後の05年にも優勝を果たし、90年代から00年代前半まで強豪チームとして君臨した。

 チームの活躍により、親会社の実徳グループも本来の化学建材産業から金融保険、家電など幅広い分野を手掛ける全国的な著名企業へと成長した。しかし、今年3月に選手の給料未払い、選手放出などにより財政難が発覚。その後、今季からスーパーリーグに昇格した大連阿爾濱が3億2000万元でチームを買収することが決定した。

 記事は、買収決定の際に阿爾濱側の代表が「4億元の債務を背負うことになった」と語ったほか、実徳グループが現在120億元近い債務を抱えているとの情報が出たことを紹介。4月以降、巨額の債務や破産説を否定し続けている実徳グループについて「真相が明らかになるのは、もはや時間の問題かもしれない」と論じた。



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