2012年11月14日水曜日

■【仏国ブログ】日本では血液型による性格判断が信じられている!?


【仏国ブログ】日本では血液型による性格判断が信じられている!?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1114&f=national_1114_005.shtml
2012/11/14(水) 09:54

 英国BBCが日本における血液型と性格診断に関する話題について報じた。仏国メディアのLeHuffPostがこれを取り上げて紹介したところ、フランスのネットユーザーからもコメントが寄せられた。

 英国BBCは、日本人にとっての血液型判断は、英国で言えば星座判断に似ているとし、A型は感受性が豊かで完璧主義、O型は好奇心旺盛で寛大、B型は個人主義でエキセントリック、AB型は予測不可能で神秘的な存在とされていると、日本での各血液型の一般的な性格を紹介した。

 また、日本では血液型産業が実際に成り立っており、清涼飲料水、チューインガム、入浴剤などが自分の血液型に応じて選べると伝えた。もともと1901年に発見された血液型判断は、大戦中ナチスによって人種的な優位を示す理論として使われていたことがある。一方、日本では帝国軍時代から、優れた兵士を訓練する際や戦闘機に血液型グループの理論を適用していた。そして、この血液型グループ理論は、1970年代には、ジャーナリストの能美雅彦氏が血液型と性格に関する本を出版し、再び流行したと説明。

 しかし、こうした血液型神話の裏では、いくつかの血液型グループが、差別や偏見の対象になっている。これを「ブラハラ(血液型ハラスメント)」と呼び、B型とAB型が最もブラハラにあいやすく、残念ながら学校や職場で差別の例が報告されていると伝えた。

 仏国メディアのLeHuffPostは、このBBCの報道に注目し紹介するとともに、「フランス人にとって、血液型は検査機関か病院でしか聞かれないのに、日本では日常的に血液型を尋ねるというから驚きである」と、血液型を個人的に質問をするという習慣自体に疑問を呈した。

 また、この記事を見たネットユーザーからは、「自分の人生は血液型で決められるものではない。人間の自由の概念に反する」「血液型のグループは科学で証明されているが、それで性格を説明することはできない」といったコメントが寄せられた。

 血液型による性格判断は、日本では広く知られており、その真偽は個人の判断に委ねられているが、海外から見ると興味深く見えるようだ。



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