2012年11月14日水曜日

■香港人の若者、「自分は中国人」わずか2.4%=中国報道


香港人の若者、「自分は中国人」わずか2.4%=中国報道
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1114&f=national_1114_003.shtml
2012/11/14(水) 09:33

 香港は中国大陸部との交流が増えているにもかかわらず、「自分は中国人」とのアイデンティティーを持っている若者が極めて少ないとの調査結果が出た。大陸メディアの中国新聞社が13日付で報じた。

 香港中文大学伝播・民意調査センターが10月に調査を実施した。香港市民819人に、自分のアイデンティティーについて「中国人」、「香港人」、「香港人だが、中国人でもある」、「中国人だが、香港人でもある」の4つのうちから1つを選らんでもらった。

 最も多かったのは「香港人だが、中国人でもある」(42%)だったが、2年前の調査に比べて2ポイント減少した。一方で「香港人」と回答した人は2008年以降で最も多い23%に達した。「中国人」と答えた人は1997年の中国返還以降で最低の12%だった。中でも、30歳以下の若者の間では「中国人」の回答がわずか2.4%だった。

 香港中文大学ニュース・コミュニケーション学院の馮応謙院長は、特に若者の間で香港人としての独立したアイデンティティーが強くなっている原因として、近年香港の学校教育で独立思考が奨励されていることを挙げた。

 馮院長によると、「調査がオリンピックや国慶節の間に行われていれば、中国人アイデンティティの割合が大きく増加しただろう」という。



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