2012年11月23日金曜日

■【中国ブログ】実は政府批判「もし中国が日本に負けていたら?」


【中国ブログ】実は政府批判「もし中国が日本に負けていたら?」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1123&f=national_1123_012.shtml
2012/11/23(金) 13:03

 中国人ブロガー「允厥執中」さんは、「もし中国が日本に負けていたら…、きっとこんな恐ろしいことになっていたはず!」というタイトルでブログを書いている。

 ブログ画面には、東京裁判の様子を劇画的に再現した写真が張られている。どうせまた日本の悪口が書かれているのだろう、と思って読み進めると、あれれちょっと様子が違う。

 日本が勝っていた場合を仮定して書かれていたのは、「ネット上にファイアーウォールを作って外国サイトをシャットアウト。日本政府を批判する記事はすべて削除」、「毎晩7時に全国統一のテレビニュースがあり、『天皇陛下の支配の下、中国人民はとても幸福に暮らしている』と放送される」などなど。

 10本の箇条書きで書かれているが、ほかには「妊婦を強制的に堕胎させる」、「国民に下水油を飲ませ、赤ん坊には毒ミルク」というものも。これ、全部現代の中国で行われて問題になっていたことでは…。ブロガーは日本を批判する風を装って、実は痛烈に中国社会を皮肉っているのだ。

 ブロガーも指摘している通り、中国では政府に批判的な文章をウェブ上に掲載すると削除され、最悪の場合逮捕や投獄などのリスクがある。そこで堂々と叩いても許される日本をダシにして、政府批判をしているのだろう。日本人としては少々複雑な気持ちになるが、そういうことなら「もっとやれ!」とブロガーを応援したい気になる人もいるのではないだろうか。



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