2013年5月16日木曜日

■【仏国ブログ】日本の家では靴を脱ぎ、場所に応じてスリッパを履く


【仏国ブログ】日本の家では靴を脱ぎ、場所に応じてスリッパを履く
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0515&f=national_0515_008.shtml
2013/05/15(水) 10:26

 フランス人男性が、自身のサイト「kant1 au Japon」で、日本人の家へ行った時に気をつけるべきことを紹介した。

 筆者は、日本人の家へ行ったら、まず玄関で靴を脱がなければならないとつづった。これは、日本人の家でなくてもしばしばあり得ることだと述べた。しかし、いちばんの日本らしさは、日本人の家の玄関にはさまざまな種類が見られることだとし、段差になっているものもあれば、木の格子が敷かれているものもあると紹介した。だから、靴を脱ぐ場所を瞬時に理解することができ、土足のまま家へあがりこむという失礼を避けることができるとつづった。

 フランスでは、日本のような靴脱ぎ場が玄関にはないため、靴を脱ぐというルールにしているフランスの家では、単純にドアの内側で靴を脱ぐことにしているという。日本のように段差になってるような靴脱ぎ場は、フランス人にとっては初めての体験なのだろう。

 また筆者は、玄関で靴を脱いだら、たいていその横にはスリッパやサンダルが用意されているので、それに気をつけていれば、どこで靴を脱げばよいかを間違えないで済むともアドバイスをした。続けて、日本人は、家の中履きと外履きとを明確に区別していると述べた。

 その例として、筆者は自身が滞在したシェアハウスと思われる場所での靴の脱ぎ・履きについて、写真とともに説明。まず、筆者は地下1階の部屋に滞在していたが、筆者の部屋はじゅうたんが敷かれていたので、スリッパを履く。一方、共同キッチンや食堂は1階にあり、1階にあがるためには1度アパートの廊下に出るため、スリッパから靴に履きかえる必要があると説明した。そして、1階の食堂にあがるためにはまた玄関があるため、靴を脱いでスリッパを履くと解説した。

 こうして文章で書かれると、日本人が家の中で靴を脱ぐという習慣は、とても面倒なものに感じられる。多くのフランス人は、外で履いた靴を家の中で履き、じゅうたんの上もそれで歩くことに抵抗がない人が多い。さらに、フランスの歩道には、犬の糞が落ちている光景がざらで、間違えてそれを踏んでしまうこともあるが、土足で家の中に入ることになる。これは、日本人から見るととても不衛生に思えるが、フランスでは特に問題視されないという違いがある。

 筆者にとっては、日本の習慣に慣れるまでには時間がかかると述べているものの、前向きになんとか受け入れようとしている様子が伝わってくる。



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