【台湾ブログ】日本のおもてなしは日本の強み…老舗旅館で感動
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0522&f=national_0522_032.shtml
2013/05/22(水) 13:51
石川県を代表する高級旅館・加賀屋は、「日勝生加賀屋」という名称で台湾でも展開しており、現地で高い人気を誇る。台湾での高い評判を聞きつけたのだろうか、「本店」とも言える石川県の加賀屋に宿泊してみたかったという台湾人男性のBruce Chen(ハンドルネーム)さんが、石川県の加賀屋で体験した「日本のおもてなし」に感動した様子を自身のブログに綴った。
加賀屋のおもてなしのすばらしさはずっと前から聞いていたというBruce Chenさん。いざ加賀屋に到着すると、従業員が横一列に並んでお辞儀(じぎ)をしている光景にさっそく大興奮したという。
また、館内施設の大きさや部屋の大きさにも驚いた様子のBruce Chenさんは、館内のあまりの大きさに「迷宮に入り込んだ」と形容したが、実際に大浴場から帰ってくる際に迷子になってしまったという。
食事は旅の楽しみの1つだが、食事に関するたくさんの写真をブログに掲載しているところから、Bruce Chenさんも加賀屋の食事を楽しみにしていたことがうかがえる。
カニやアワビ、刺身、すき焼きなど、とても豪華な食事に舌鼓を打ったBruce Chenさん。中華圏の人びとはナマモノを食べる習慣がなく、Bruce Chenさんも普段は刺身などは食べないそうだが、加賀屋の刺身はとてもおいしかったのですべてペロリと平らげてしまったという。
料理に加えて、献身的に働く従業員にも感動したらしい。Bruce Chenさんの母親と同じぐらいの年齢の女性が、時折ハンカチで汗を拭きながら、宿泊客のために給仕している姿を見て、「本当に大変な仕事」と綴っているが、従業員の女性たちが宿泊客を楽しませるために、台湾語で話しかけてくるのも嬉しかったようだ。
人口の減少が続き、国内市場の縮小が続く日本にとって、外国人の観光客は極めて重要だ。日本は自動車や機械などのハード面の強みばかりがクローズアップされるが、伝統文化や食、おもてなしの心などといったソフト面も世界的に見れば強みになる。加賀屋のようにおもてなしを中心とした日本の旅館文化を外国へ輸出し、成功する企業が後に続くよう期待したい。
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