2013年5月14日火曜日

■【米国ブログ】日本人は礼儀正しい、しかし実は使い分けている


【米国ブログ】日本人は礼儀正しい、しかし実は使い分けている
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0514&f=national_0514_019.shtml
2013/05/14(火) 10:39

 日本に滞在する米国人男性は、日本文化に関する情報を発信するブログ「august-in-aomori.blogspot」で、日本人の礼儀正しさは時と場合で変化するとつづっている。

 筆者は、日本人の印象について尋ねられたら、「これまでに会ったどの国の人たちより、最も礼儀正しく素晴らしい」と答えるという。初めて会った人でも、家の客でも、年上の人でも、誰にでも礼儀正しくするのが習慣だと述べ、「ほとんどの観光客は、日本人が礼儀正しいという印象を持つのも当たり前」だと語る。

 しかし一方で、「住んでみて初めて、すべての人に礼儀正しいわけではないことが分かった」と指摘する。例えば、サービス産業で働く人たちは特にいつも礼儀正しく感じるという。「絶えず大きな声で客に礼儀正しい挨拶やお辞儀をし、些細なことでも謝罪や感謝を忘れない」という印象を持っているようだ。

 「一般の人は、サービス業の人に対して慣れているのか無視する傾向にある」という。「バスに乗車したとき、乗客は黙って料金を機械に投入するが、ドライバーは乗客に感謝する」、「スーパーで食品を買うときも、客は黙って食料雑貨の代金を支払い、店員は一方的に感謝する」などを挙げた。

 「礼儀正しさは日本文化の一部だが、時と場合によって変わる」と述べた。期待されていないのに礼儀正しくすると、かえって奇妙な気がするのだという。その例として、敬語を挙げた。筆者が「近所の子供たちに敬語で話してみたところ、とても変な感じがしたようだ」と語った。敬語は少し目上の人に対して使う言葉。「大人が子供と話すときに使うとおかしい」と知ったという。

 筆者は、日本で生活してみて、旅行者が感じる日本人の礼儀正しさは、実はすべての人に対して行われているわけではないと感じたようだ。



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