2013年5月14日火曜日

■【米国ブログ】同僚や友人との温泉「お互いの関係のプラスになる」


【米国ブログ】同僚や友人との温泉「お互いの関係のプラスになる」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0510&f=national_0510_009.shtml
2013/05/10(金) 11:17

 日本在住の米国人男性が、日本文化に関する情報を発信するブログ「thismomentjapan.wordpress」で、日本の温泉で学んだコミュニケーションについてつづった。

 筆者は、過去に日本の会社の同僚たちと温泉に行ったときのことを振り返り、「社外でリラックスして、同僚や上司とおいしい食事をし、お酒を飲むのは本当に楽しかった」と語る。会話も自然にスムーズに流れ、お互いの関係もより良くなったように感じ、「長い目で見ると仕事にもプラスになる」と感じたようだ。

 そのころ「裸のつきあい」という言葉を初めて聞き、お風呂で人間関係を築く日本文化を知ったという。「東京や大阪のような現代的でテンポの速い都心ではあてはまらないかもしれないが、自然に対する愛着心は日本文化の中心にあると思う」と語った。

 筆者がお風呂で学ぶことは、コミュニケーションとプレゼンテーションだという。「裸になることで、ほかの人と同じレベルになる」と述べ、階層や地位は重要ではないと語った。そこでは、最高のプレゼンテーションも講義も必要ではなく、「正直でオープンな魅力的な会話が好まれる」という。

 また、「お風呂では節度をもつことが大切」と語る。相手がゆっくり過ごしている時間だということを気に留めて、コミュニケーションした方が良いと学んだという。「日本には『腹八分目』という言葉があるが、人と接するときにも節度を忘れずに」と語った。

 お風呂では体が温まり、気持ちも元気になる。最近も友人たちと温泉に行った筆者は、「裸になり、自然な姿になることは、デジタルが偏在する現代社会でとても重要」だと感じたようだ。温泉に入ることで、「結局のところ、人は他人との関係の上で成り立っている」ことを痛感するという。

 筆者は、温泉やお風呂に関する日本の慣習に興味を持ち、その有用性を改めて感じたようだ。



0 件のコメント:

コメントを投稿