【仏国ブログ】おすすめの日本土産は、「こけし」や「シーサー」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0510&f=national_0510_006.shtml
2013/05/10(金) 10:44
日本に滞在中のフランス人が、日本のお土産としておすすめしたいものを自身のブログ「Issekinicho」で紹介した。
筆者は、「お土産」とは、日本人が家族や友人のために、旅行へ行った際に買ってくるちょっとした思い出の品だと説明した。そしてまずは、東京・上野公園の池のそばで見つけたというこけしについて紹介した。約500円ほどで買えたようで、和風な顔のつくりと木の風味が、日本らしいと考えたのかもかも知れない。
続いて候補に挙げたのは、漫画やテレビアニメで人気の「くるねこ」の小さなぬいぐるみだ。筆者は日頃、家の中で「くるねこ」を窓際に置いており、帰宅後にそれが落ちているか落ちていないかで、東京で地震があったかどうかを知るのに役立ったと伝えた。目を閉じてじっとしているただずまいに、癒しを感じるのかもしれない。
また、最近訪れたという沖縄で見つけた「シーサー」を候補に挙げた。筆者は、100種類はあるシーサーの中から、何日かかけてこれというシーサーを見つけたという。その値段は1万2000円と高価で、筆者が今までお土産としては買ったことのないものだが、大変満足したという。
筆者はシーサーについて、半分ライオン、半分犬であり、悪霊から守ってくれるものと考えられ、沖縄の民家では屋根の上や門に置かれている姿をよく見かけると説明した。筆者は沖縄を散策するなかで、軒先で見つけたさまざまなシーサーを写真にとってブログ上で紹介した。
読者の中には、日本人の習慣としての「お土産」は、家族や友人への旅のお裾分けという意味ではとても好ましいものだと意見を述べた。しかしそれが、休暇をとらせてくれた会社への義務のようなものにもなるのが少し面倒であるとも言及した。フランスでは、礼儀を尽くすために「お土産」を贈るという概念がないために、こう感じるのだろう。
「お土産」は日本人にとっては気配りの一種であり、一般的に、日本人は必要以上に気配りをする性質を持っていると思われている。しかし、例えばフランスの飲食店で日本人が働くと、そうした気配りの習慣が至るところで見受けられ、接客業を重視する経営者からは重宝される傾向にあるようだ。また、日本人が「お土産」を渡して喜ばないフランス人はいないだろう。
筆者が今回紹介したお土産は、置物が中心だが、日本由来のユニークな選択肢といえそうだ。
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