2013年5月1日水曜日

■【米国ブログ】日本の墓地、米国とは異なる独特の雰囲気にひかれた


【米国ブログ】日本の墓地、米国とは異なる独特の雰囲気にひかれた
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0430&f=national_0430_009.shtml
2013/04/30(火) 10:28

 訪日した米国人男性が、旅行に関する情報を発信するブログ「vagabondjourney」で、日本の墓地について記した。

 近道を探していた筆者は、小さな路地に入り込み、寺に行き着いた。寺自体はたいした特徴もなく、アジアに住んだ経験から中国や韓国の建物と類似しているという印象を持ったようだ。

 「寺の奥には無数の石碑があり、花が供えられ、かすかな香の匂いが漂っていた」と語りながらも、それが日本の墓地だと気づくのに時間がかかったという。「これまで行ったことのある墓地とは非常に異なると感じた」と印象を伝えた。

 日本ではどの場所も少し窮屈だと思うという。「墓の間に空間がなく、かなり近い」と感じたようだ。初めて見る日本の墓に興味を持ち、調べてみたところ、「死者は火葬にされ、灰を墓の下の小さな密閉した部屋に置かれる」ことや、「墓には香を焚く場所や、花を供える花瓶も設置されていること」、また、「無くなった人の名前は優雅な漢字で彫られる」など米国の墓とは形態が異なると述べた。

 墓は迷路のように続いており、ゆっくり歩くうちに、はかり知れない静けさを感じたという。「墓地は隅々まで完璧に手入れされ、緊張感のある空気が今まで感じたことのない雰囲気で、とても引きつけられた」と記した。

 米国では宗教上の理由から、火葬よりも土葬が多い。線香を焚くことや、花を供える花瓶があるのも日本独特の習慣のようだ。偶然とはいえ、日本の墓に迷い込み、日本文化に接することができたようだ。「この場所にたどり着いたのは、ラッキーだった。今回の日本旅行で最も興味深かった」と感想を記している。



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