ギリシャ減、仏など増 欧州、観光客数で明暗
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120925/erp12092517170003-n1.htm
2012.9.25 17:15 [欧州]
債務危機に揺れる欧州で、夏のバカンス中の観光客数は、各国で明暗を分けた。フランスなどが欧州域外からの観光客を引き付けた一方で、危機の震源地ギリシャへの観光客は減少。低迷する同国経済にさらにダメージを与える恐れもある。
米メディアなどによると、ギリシャでは6月の観光客数が約200万人と前年比で6%減少。政府が取り組む緊縮策への抗議デモやストライキが悪影響を及ぼしたと見られる。
緊縮策は、欧州連合(EU)などから支援を受けるための条件だが、国民には不人気。アテネの観光名所アクロポリスなどの古代遺跡が一時閉鎖された。
観光客を増やしている国もある。フランスでは7月の中国人観光客のホテル宿泊数は前年比約15%増加。イタリアのシチリア島でも、国内観光客のホテル宿泊が減る中、7月と8月の国外からの観光客の宿泊が12%増えた。(共同)
0 件のコメント:
コメントを投稿