【米国ブログ】日本食は、味はもちろん盛り付け方も大切にする
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0930&f=national_0930_013.shtml
2012/09/30(日) 09:44
世界の文化に関する情報を提供する米国のブログ「uncorneredmarket」では、米国人女性が日本の食文化について語っている。
訪日して、多くの日本食を食べ歩いた筆者は、日本食は清楚さと芸術性を持ち合わせていることに感銘したと語っている。例えば、刺身は白髪大根などの「ケン」や海藻などの「ツマ」が添えられており、見た目が美しく食欲をそそるのだという。天ぷらはそれ自体が存在感のある彫刻のようだと語り、日本食を食べることは、人生のもっとも有意義な経験となるに違いないとつづっている。
また、日本食の食材については、上質の牛肉や魚など、日本は世界で一番洗練された素材の市場を持つと語っている。さらに、食べ物自体の味はもちろんのこと、プレゼンテーション技術、デザインの絶対的な美しさは驚くべきだという。まるで食べ物で作ったキャンバスに独特の色遣いで絵を描くように仕上げられるようだと称賛している。
そんな筆者が日本食を食べながら、ルールがあることに気づいたと語っている。鉢や皿が分けられているのは、それぞれの料理の味や香りが影響し合わないように配慮されているためだと記している。また、日本において美意識は大切なポイントで、お盆に配列された小鉢の位置も美しさと関わっており、どれから食べるかで配列の景色が変わることも考慮されているのだと語っている。
伝統的なものから現代的なものまで、あるいは高級なものから屋台料理まで、ありとあらゆるものがデザインされている。筆者は屋台料理ではたこ焼きを勧めており、あつあつのたこ焼きにカツオ節と青のりがかけられていると説明。たこ焼き職人が専用のパンで作る様子は一見の価値があるとつづっている。
日本で高級料理からB級グルメまでさまざまな日本食を食べ歩いた筆者は、写真とともに自身のブログで紹介し、日本には予算に合わせたさまざまな日本食の楽しみ方があり、料金に関わらず、おいしく美しいのが素晴らしいと好印象をつづっている。
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