<尖閣問題>カラオケ店が「日本人お断り」の看板、人種差別と非難浴びる―カナダ
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2012年9月28日 17時55分
2012年9月25日、尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題の余波が太平洋を渡ったカナダにまで及んでいる。地元紙カルガリー・ヘラルドによると、カルガリー市内に「釣魚島は中国領、日本人はお断り」と書いた看板を掲げたカラオケ店が現れた。香港紙・明報が伝えた。
看板が掲げられたのは22日の夜。地元の20歳の若者が友人らとそのカラオケ店に入ったところ、受付の前に中国語で「釣魚島は中国領、当店はしばらく日本人お断り」と書かれた看板が出ていた。
「これは明らかな人種差別」と思った若者は、その看板をカメラに収め、ネット上で公開。すると、やはり批判の声が相次いだ。店側はこれを受け、看板からそれらの言葉を削除。「ほんの冗談のつもりだった」と謝罪した。
カラオケ店の女主人によると、その日の夜は店を閉め、数人の日本人客と酒を飲みながらカラオケを楽しんでいた。看板を書いたのは酔った勢いで、ほんの冗談のつもりだった。その後、書いたことをすっかり忘れ、看板をそのままにしていたため、誤解を生んでしまったと釈明している。
この騒ぎに地元の日本人コミュニティーは驚きを隠せない。「第2次大戦直後は日本人に対する差別もあったが、今はもうほとんどない。本当に珍しい事件だ」とのコメントを寄せている。
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