2012年10月31日水曜日

■広がる内需低迷、安価商品も売れず


広がる内需低迷、安価商品も売れず
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/10/31/2012103100616.html
2012/10/31 09:09 朝鮮日報

 30日夜、ソウル市内のデパートのアウトドア衣料売り場を訪れた。会社帰りの時間帯にもかかわらず、人影はまばらだった。数十万ウォン(数万円)相当のキャンプ・登山用ジャケットを品定めしていた数人の客は、値札を見るとすぐに、値段が安いスポーツウエア、カジュアルウエアの売り場へと向かった。

 売り場担当者は「今年上半期までは好況で、ダウンジャケットを前年よりも多く仕入れたが、最近数カ月で客足が途絶えた」と話した。

 アウトドア用品は不況に強いと言われた。1990年代末のアジア通貨危機当時、早期退職者が一斉に登山を始めたために市場が急成長し、今年前半まで成長が続いていた。そんなアウトドア用品市場までもが不振に陥ったのは、内需全体が低迷の局面を迎えたことを示している。

不況に例外なし

 「コロンビア」などアウトドアの有名ブランドは、不況が本格化した昨年も30%近く売り上げを伸ばした。しかし、今年後半からは雰囲気が一変した。主なデパートは夏の売れ筋だったアウトドア商品を中心に在庫一掃セールを大々的に打った。それでも主力のダウンジャケットの売り上げは昨年の3分の1にとどまった。

 ソウル市恩平区のアウトドア用品売り場では、デパートから流れた在庫品が投げ売りされていた。店主は「投げ売りしてもさほど売れない。店を開けない日もある」と話した。

 昨年爆発的に販売を伸ばしたZARA、ユニクロなど一貫生産型の衣料(SPAブランド)も今年後半から成長が鈍った。デパートではSPAブランドの売り上げが前年比15%増で、伸び率は前年(32%)の半分にとどまった。

 SPAブランドは流行に素早く対応した安価な製品で不況にも強いとされた。アパレル業界関係者は「SPAブランドまで売り上げが伸び悩んでおり、不況が既に限界線に達したことを示している」と語った。

■スナック・下着なども直撃

 生活必需品、スナック菓子などこれまで不況の影響をさほど受けなかった商品にも販売不振が広がっている。

 繊維産業協会などによると、今年の下着市場は伸び率が2010年(13%)の半分の7%にとどまる見通しだ。

 単価が安い子ども向けスナック菓子が売り上げを支えてきた菓子業界も最近は減収に苦しんでいる。業界関係者は「最近10年間で売り上げが10%ダウンするのは初めてだ。1000-2000ウォン(約73-146円)程度の菓子さえ売れないため、ほかの業種の低迷がどれほどか想像も付かない」と話した。

 これまでなんとかやってきた業種は既に限界だ。家具店が100店舗ほど集まるソウル市西大門区北アヒョン洞の「家具通り」は、長さ約200メートルの間に「業態変更」「半額」「ビッグセール」「不況お買い得セール」といった文字が並んでいた。「店舗賃貸」と書かれた空き店舗、シャッターが下ろされた店舗もあった。家具店の経営者(43)は「売り上げが前年比で30%ほど減少した。どんなに不況でも秋の転居シーズンには客が来るものだが、今年はそれも期待できない」と嘆いた。




■済州オルレ、四国巡礼コースと「友情の道」協定締結


済州オルレ、四国巡礼コースと「友情の道」協定締結
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/10/31/2012103101876.html
2012/10/31 14:44 朝鮮日報

 済州島のトレッキングコース「済州オルレ」が、四国の巡礼コースと「友情の道」協定を結んだ。30日に済州国際コンベンションセンターで行われた「2012年ワールド・トレール・カンファレンス」2日目のイベントで、済州オルレ協会のソ・ミョンスク理事長と「歩く四国推進協議会」の松田清宏代表は、互いを「友情の道」とすることと、友好協力関係の維持のために協力するとの内容を盛り込んだ覚書を締結した。

 今回の友好協力によって、四国の巡礼コースには、済州オルレが「友情の道」であることを示す看板などが設置される。四国巡礼コースは、88カ所の寺を順路に従って巡る約1200kmの長距離探訪コースで、1200年以上の伝統を持つ日本の仏教の聖地を回るコースとなっている。済州オルレが海外の有名なウオーキングコースと「友情の道」協定を結ぶのは、カナダのブルース・トレール、英国のコッツウォルズ・ウエー、スイスのツェルマット湖巡りルート、レマン湖地域のワインルートに続き、5カ所目。また、この日の会議では徒歩旅行に関する著書で有名なベルナール・オリビエ氏の特別講演が行われた。オリビエ氏は60歳で引退した後、パリからコンポステルの巡礼コース、トルコ・イスタンブールから中国・西安まで約4年かけて1万2000キロを歩いて横断したことで有名だ。「セイユ(フランス語で境界線の意)協会」を設立し、非行に走る若者や困難に直面した若者たちに、歩く旅行を通じて再起のチャンスを与える取り組みも行っている。




■【中国BBS】日本人が江南スタイルに嫉妬? 推測に反論多数


【中国BBS】日本人が江南スタイルに嫉妬? 推測に反論多数
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1031&f=national_1031_018.shtml
2012/10/31(水) 16:36

 中国大手検索サイト百度の掲示板に「日本人は江南スタイルに嫉妬しているのではないか?」と推測するスレッドが立てられた。スレ主の推測に対して、中国人ネットユーザーたちが議論を交わした。

 韓国人歌手PSY(サイ)の「江南スタイル」のプロモーションビデオが31日午前、動画共有サイトのYouTube(ユーチューブ)において、再生回数6億回を突破した。「江南スタイル」は現在、YouTubeでの最多再生回数ランキングの3位にランクしており、韓国では「世界中で大人気だ」と話題になっている。

 しかし、世界で大人気のわりに、日本では「江南スタイル」の人気は出ておらず、スレ主は、「江南スタイルは全世界を席巻しているが、日本だけは例外で、日本では嫌味を言う人もいる」と紹介。さらに、「韓国との間で領土問題があるために意図的に無視しているのであって、江南スタイルというK-POPの名作に対する羨望と嫉妬から来るもの」と推測した。

 スレ主の推測に対して、ネットユーザーからは次のような反論が寄せられた。

・「こういう歌が好きなのはアホだけ」
・「日本の音楽文化は韓国に負けない。嫉妬とかいうのは犬の定義だ」
・「日本は大嫌いだけど、日本の音楽には韓国にない内面的な教養がある」
 
 しかし、スレ主に同調する意見もあり「この曲はとてもいいよ!怒っている時や、気が塞いでいる時に聞くと気分が良くなる!」と感想を述べるユーザーや、「エンターテイメントには何の関心もないような国連事務総長ですら何回も見たんだぜ」と指摘する意見があった。

 だが、全体的には反対意見の方が多く、「また韓国人の妄想が始まったよ」とあきれたようなコメントや、「この曲は韓国人の知能によく似合っていると思う」と皮肉るユーザー、さらには「江南スタイルの曲は聞いたけど、オレのなかでは小田和正の声を超える人はいない」というコメントもあった。



■中国製品、ベトナムで「安かろう、悪かろう」の評判が定着=代わってタイ製品が台頭―ベトナムメディア


中国製品、ベトナムで「安かろう、悪かろう」の評判が定着=代わってタイ製品が台頭―ベトナムメディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65983&type=
2012年10月31日 11時39分      

2012年10月28日ベトナムの英文サイト「ベトナムネット」によると、中国商品がベトナム市場でボイコットされ始めているという。ベトナム人にとって中国製品とは「低品質で安全性の低い商品」の代名詞で、ベトナムの消費者はタイ製品に流れつつある。30日付で環球時報が伝えた。

2011年以降、タイからの輸入が急増し、「デザインが良く、品質と価格のバランスが良い」との好評価を得ている。

もはや低価格だけではベトナムの消費者の心をとらえることはできない。あるハノイ市民は29日、環球時報の取材に対し、「ベトナム人は当初ほとんどが中国製のバイクに乗っていたが、故障が頻発したために日本のバイクが主流を占めるようになったと述べた。

ある業者によると、タイ製品の価格は中国製品より20%~30%高額だが、売れ行きは好調だという。タイ製の重工業商品も大量にベトナム市場に入っており、タイの工場で生産されたシャープ、フィリップス、パナソニック、サンヨーなどの有名ブランド製品が多数輸入されている。

現地市場では中国製品やタイ製品よりも、ベトナム現地製品の方が優勢を占めているが、ベトナム製品を専門に販売する店舗はなく、販売量は伸びていない。多くの店舗でベトナム製品は中国製品の後ろに隠されている。同じ場所に並べることで、低品質の中国製品と同等とみなされることを心配してのことだという。

昨今、ベトナムメディアの中国報道は品質問題に触れるものが多く、中国産品によるベトナム製品へのダメージに関係があるとみられている。



■世界に広がる韓流ブームの背後に韓国政府あり―中国メディア


世界に広がる韓流ブームの背後に韓国政府あり―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65994&type=
2012年10月31日 13時12分      

2012年10月29日、中国経済週刊(電子版)は、世界に拡大する韓流ブームの背後に韓国政府の強力なサポートが存在したと伝えた。

韓国人歌手・PSYの「江南(カンナム)スタイル」は、わずか1カ月の短い期間に世界最大のヒット曲に。イスラエルやアラブ首長国連邦では、韓流ドラマが視聴率50%超え。人気男性ユニットJYJのコンサートチケットは消費水準の低いペルーでも瞬時に売り切れ。エクアドルやベネズエラなどのJYJファンは「北米公演のために南米公演を取り消した」として、連名で韓国KBSに抗議声明を送ったほどだ。インド北東部のマニプル州では「オッパ(兄貴)」「サランヘヨ(愛してる)」といった韓国語が若者の間で流行中。K―Popスターを多数抱えるSMエンターテイメントのSMタウンライブ仏公演では、数万枚のチケットが15分で完売。往年のビートルズと比較されるほどの人気ぶりを見せた。

このように韓流が全世界を席巻した背景について、韓国文化体育観光部文化産業室の申鐘弼(シン・ジョンピル)副長官は、「世界的な金融危機が起こった1998年に、当時の金大中(キム・デジュン)大統領が『21世紀の韓国を支えるのはハイテクと文化産業』との経済方針を打ち出した。そこで1999年から、文化産業の発展は韓国の国家戦略となり、民間資本や企業による同分野への参入強化を奨励してきた」と説明。「文化産業は巨大な経済利益をもたらすだけでなく、雇用の拡大にもつながる。国民の自尊心を高め、国家としての国際影響力もアップする。さらに国家のイメージやソフトパワーも高まる」と、その効果について語った。

韓国政府は「文化産業振興基本法」を制定し、文化産業の法的保護を強化した。2001年には専門支援機関の文化産業振興院を創設。さらに毎年500億ウォン(約36億円)の文化産業基金を支出し、人材の育成や起業に対する融資、海外市場進出のサポートを続けた。この基金は2005年に終了し、現在は完全に民間資本の投資で行っている。



■<世界繁栄指数>中国、経済は成長するも治安と自由がダメで、55位に低迷―英シンクタンク


<世界繁栄指数>中国、経済は成長するも治安と自由がダメで、55位に低迷―英シンクタンク
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65975&type=
2012年10月31日 14時9分      

2012年10月、英シンクタンクのレガタム研究所は2012年世界繁栄指数ランキングを発表した。中国は55位となった。30日、BBC中国語版が伝えた。

ランキングは世界142カ国を対象に、経済、企業家精神・ビジネスチャンス、政府統治、教育、衛生、安全、個人の自由、社会資本などを得点化し、繁栄指数という総合評価にまとめたもの。1位はノルウェー、2位デンマーク、3位スウェーデンと北欧勢が上位を占めた。

中国は経済では世界11位と評価されたが、安全は101位、自由で128位という低評価を受け、総合では55位に沈んだ。アジアでは香港18位、シンガポール19位、台湾20位、日本22位、韓国27位、マレーシア45位、カザフスタン46位、ベトナム53位が中国を上回っている。



■貫けるか、日本製品ボイコット=日本車激安セールに心揺れる愛国者たち―中国


貫けるか、日本製品ボイコット=日本車激安セールに心揺れる愛国者たち―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65973
配信日時:2012年10月31日 12時5分      

2012年10月29日、斉魯晩報は記事「中国人の日本製品ボイコットは一陣の風のようなもの、愛国もスローガンどまりだ、研究者が指摘」を掲載した。

20世紀初頭以来、中国では何度か日本製品ボイコットが繰り返されている。成果を収めたこともあったが、しかしボイコットが長続きすることはなかった。21世紀に入り、反日の動きは再び過熱する。2005年、2010年、そして今年2012年と反日デモと日本製品ボイコットの呼びかけが繰り返された。

だが今回のボイコットもいつまで続くのだろうか。山東省済南市の銀行員、孟暁宇(モン・シャオユー)さんは今、この問題を痛感している。販売不振に陥った日系自動車メーカーが大幅な値引きを実行。日本製品ボイコットを誓い合った友人たちも「これはお得だ」と心が揺れているという。

外交学院の周永生(ジョウ・ヨンション)教授は、日本製品ボイコットにおいて中国人は韓国人ほど過激ではないと説明する。スローガンだけで実際の行動が伴わないケースが多い。韓国人ならば品質が劣っていても国産品を選ぶ人が少なくない。だが中国人は国産品を選ぶどころか、見栄のために高い外国製品を選ぶことすらある。

今、「商品に罪はない」と日本製品ボイコットは無意味だと説く意見が力を増している。周教授は今、日本製品ボイコットをやめてしまえば、中国人には気概がないと外国人にあなどられると主張。むしろ今回の日中の衝突を愛国心を育てる契機だと期待している。経済的利益と愛国との間に矛盾が生じた時、後者を優先する心が必要なのだ、と。



■【中国BBS】一国のレベルを国土の大小で論じるスレ主に反論の声


【中国BBS】一国のレベルを国土の大小で論じるスレ主に反論の声
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1031&f=national_1031_005.shtml
2012/10/31(水) 11:03

 中国の掲示板サイト虎撲の掲示板に「中国の1つの省ほどの大きさしかない日本や韓国は大した国ではない?」というスレッドが立てられた。スレ主の主張に対して、中国人ネットユーザーからさまざまな意見が寄せられた。

 香港・マカオ・台湾を除いた中国の国土は日本の約25倍に達する。中国では国土の大きさが国のレベルを語るうえで重要との認識もある。日本の国土は中国の雲南省とほぼ同じで、韓国は浙江省とほぼ同じ面積だ。スレ主は「日韓は国土がこれほど小さいのだから何ら凄いことはない」と主張した。

 スレ主の主張に対して、中国人ネットユーザーからは次のような反論が寄せられた。

・「スレ主の優越感はどこから来るのか不思議だな。日本のような小さな国が中国よりたくさん価値あるものを創り出しているのだから、われわれは恥じ入るべきではないのか?」
・「卑屈になる必要はないが、他人を悪く言えばいいのか?国土が大きいからスゴイってどんな理屈なんだ?」
・「こんなにも小さな国がこんなにも強いのだからスゴイと言えるのでは?スレ主のロジックは奇特だな」

 また、ドイツ、フィンランド、ノルウェー、ポーランド、イタリア、イギリスなどの国を挙げ、いずれも日本より国土が小さいと指摘するユーザーや、面積が大きければスゴイならロシアが世界一だ、中国ではウイグルが一番スゴイことになるなど、スレ主に対する反対意見が相次いだ。

 ほかにも、国土が大きければスゴイというのは神的ロジックだ、スレ主の優越感がどこから来るか知らないが、香港人は洗脳に抵抗しているのにわが人民は洗脳されることに下限がない、といったコメントがあった。



■【中国BBS】日本と中国と韓国は嫌われ者で一致? 中国人の意見


【中国BBS】日本と中国と韓国は嫌われ者で一致? 中国人の意見
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1031&f=national_1031_011.shtml
2012/10/31(水) 13:19

 中国大手検索サイト百度の掲示板に「日本、中国、韓国という東アジアの3カ国はどこも大したことないな」というスレッドが立てられた。スレ主の主張に対して、中国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

 スレ主は、日本はアジア全体で嫌われており、中国は世界全体で嫌われており、韓国は宇宙全体で嫌われていると主張、「これがもしかして伝説の大東亜共和圏なのだろうか」と述べた。

 これに対して「スレ主はうまいこと言うな」など、スレ主に同意するコメントが寄せられたが比較的少数で、次のような反論が寄せられた。

・「韓国はイケメンと美女を製造しているのだから嫌われるわけがない」
・「中国が世界中で嫌われているって?それはあり得ないよ」
・「中国は西側の民主主義陣営で嫌われているだけで、世界中ではないだろ」

 日本についても反論があり「日本は東アジア以外では嫌われていない」、「日本はアジア中で嫌われているわけではなく、中国と韓国だけが嫌っている。インドなんか日本に感謝している」などのコメントが寄せられた。

 ほかには、「誰がそんなことを言った?韓国の国際的評判は高いぞ。日本も東アジア以外ではまずまずだ。中国は最低だ」、「中国の国際的影響力は日本より大きい。しかし、世界の日本に対して抱くイメージは良いものだが、中国は妖魔化されている。韓国は存在感が一番低い」などのコメントがあった。



■中韓ニセ商品鑑別会、韓国「やはりニセモノ天国」と冷笑=中国


中韓ニセ商品鑑別会、韓国「やはりニセモノ天国」と冷笑=中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1031&f=national_1031_006.shtml
2012/10/31(水) 11:26

 中国メディア・中国新聞社は31日、韓国の貿易投資振興公社が29日に中国国内で実施した韓国商品のニセモノ識別会の様子について、ニセ製品サンプルが大量に出現したことから一部の韓国メディアが「中国はやはりニセモノ天国だ」と揶揄(やゆ)したことを報じた。

 記事は、韓国・KBSが30日「ニセ商品が次々と出る『ニセモノ天国』の中国で、中国の公務員に対して真偽識別の研修を行った」と説明したうえで、現場には本物と見まがうほどのニセ商品が並び、サムソン、LGなどの著名企業が識別のための知識や方法を伝授したと伝え、「中国はいまだ『ニセモノ天国』の評判から抜け出せていない」とコメントしたことを紹介した。

 また、聯合ニュースも識別会の様子を報じた際に「数多くのニセ製品が登場し、当日の識別会は『ニセ商品の展示会』だったと言える」としたことも紹介した。

 記事は、韓国側による識別会が毎年開催されるほかにも、日本貿易振興機構(ジェトロ)も中国の地方当局と合同で日本企業の商標、商品についての真偽識別会を実施しており、知財権保護強化に対する協力が進んでいることを伝えた。



■【米国ブログ】他国とは異なる、日本人のふるまいや接客サービス


【米国ブログ】他国とは異なる、日本人のふるまいや接客サービス
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1031&f=national_1031_003.shtml
2012/10/31(水) 09:37

 世界を旅行して各国の文化に関する情報を発信している米国のブログ「adammarelliphoto」で、米国人男性が「日本を旅行して学んだことを、まだ訪日したことのない人に伝えたい」と記した。

 まず、東京では多くの人が溢れているにもかかわらず、人々は驚くほど礼儀正しいことや接客サービスが良いことを挙げ、「感動した」と記した。

 筆者は、日本がほかの国と比べてユニークだと感じたという。公共の場所はとても清潔で、堅実な日本人はゴミを路上に捨てずに持ち帰ると語り、同じ大都市でもニューヨークとは雲泥の差があると比較した。また、公衆トイレは米国の一般家庭のトイレよりきれいだと思ったとの好印象をつけくわえた。

 電車が時間通りに来ることにも驚いたようだ。「新幹線は年間平均して40秒遅れるだけだそうだ」と紹介した。さらに印象深かったのは、サービスの良さだという。ほとんどのレストランでは温かいタオルが提供されることや、従業員のマナーの良さについて称賛した。

 日本のタクシーについても、運転手が白い手袋をしていて清潔感が溢れる様子や、乗ってから目的地まで最高に気分の良いドライブをしてくれる上、チップの必要がないことなどを挙げ、高く評価した。ニューヨークではサービスも悪く、料金の30%もチップを取られる場合があるという。

 何よりも筆者に強い印象を与えたのは、日本人が感情をあらわにしないことだという。日本では誰も癇癪(かんしゃく)を起こさないと語り、抑圧された感情という人もいるが、穏やかな生活ぶりを見て、ニューヨークで毎日見かける大人の癇癪は恥ずかしいと感想を述べた。

 日本から帰国した筆者は、「秩序のなさや騒々しさに逆にカルチャーショックに陥っている」と心境を明かした。



■【台湾ブログ】初の日本旅行で大ショック…「アニメが見られない」


【台湾ブログ】初の日本旅行で大ショック…「アニメが見られない」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1031&f=national_1031_007.shtml
2012/10/31(水) 12:11

 日本のアニメやマンガが大好きな、自称オタクの台湾人女性が、初めての日本旅行で受けた“文化衝撃”をブログにつづった。

 台湾の女性Zawar379(ハンドルネーム)さんは、9月に初めて日本を訪問した。「台湾ととても似ている日本で、意外に文化の違いを感じた。日本ってこんな国だったの!?」と書き始め、街の印象、お金の形、食べ物からテレビ事情まで、22項目に及ぶ“文化衝撃”を紹介した。

 まず最初にあげたのは、都市の大きさだ。Zawar379さんは、渋谷に宿泊し、毎日、池袋、秋葉原、お台場、上野とあちこちに繰り出したが、「渋谷、池袋、秋葉原。この3つは大、大、大都市。毎日渋谷の街中を歩いたけれど、人の海に溺れているみたいだった。帰ってきた今でも人ごみの息苦しさを感じる」と書き、「東京は人が本当に多い!!!」と、東京の込み具合を強調した。

 さらに、「東京の路線は巨大迷路」として、鉄道・地下鉄の路線図を紹介。「日本に来て分かった。日本の電車路線恐るべし……」と書き始めた筆は止まらない。「色々な線が走っていて、A駅からB駅への行き方は無数。駅の構造は複雑、出口はいっぱい、プラットホームはたくさん、電車の種類も路線も多すぎ……」と、東京で電車を乗りこなす大変さを“これでもかと”と並べ立て、「人が作れる迷路の極限に挑戦してるんじゃないかと思う」とまで言い切った。よっぽど乗り換えに翻弄されたのだろうか。

 しかし、一番のショックはZawar379さんが楽しみにしていた、アニメで起きたようだ。「日本のテレビは意外につまらない」と軽く書いた後、「オタクにはアニメがあるじゃない! と思ったパソコンの前のあなた。間違いです」とわざわざ読者に前置きし、その衝撃について書き込んだ。

 「日本についた日、土曜日に放送のアニメ『黒子のバスケ』の生放映を見るんだ! とすごく興奮してワクワクしていたの。放送チャンネルを調べてみたら、MBSだとわかったんだけど、なんと、MBSって関西限定のチャンネル! 日本にいても関西にいないと、見られないんだよ!」と一気に書き、「何、この訳の分からない設定!!!!」と、太字と”!”マークの多用で、受けたショックの大きさを強調した。

 あちこちで衝撃を受けたとはいえ、Zawar379さんは同記事に続いて「池袋の乙女ロード戦利品」として、数十冊の同人誌が積み上げた写真を掲載した。慣れない面、予想と違って困惑したことも多かったが、日本の旅を十分に満喫、大きな収穫があったようだ。



■【コラム】 今、中国でトラブルに遭わない為に注意すべき10のポイント


【コラム】 今、中国でトラブルに遭わない為に注意すべき10のポイント
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1031&f=column_1031_016.shtml
2012/10/31(水) 09:42

 煎じ詰めると、現地に同化する、日本人だと判りにくくすると言う事になってしまいますので、個人の信念とは反する方々も多いかも知れません。(日本人のアイデンティティを曖昧にしてまで危険を避けたく無い、それは潔しとしない等々・・実は私もそう言う所が有ります。プライドを持って仕事をしている訳ですし、海外でも日本人だと胸を張りたい訳ですしね)。

 本来、外国人保護の観点からは理由の如何に関わらず、危険を容認している(あるいは制御できていない)中国自体に問題が有るのですが(愛国無罪と言う様な風潮も然り、厳罰で臨めばもう少し牽制機能が効くはずです)、文句言っても相手は変わりません。よって、もっと大切なミッションを果たすためや、ご自身やご家族のために無用なトラブルを避けると言う事で、緊急避難と言う考え方も有るかと思います。

 勿論、どこまで踏み込むかは各自のご判断。材料と思ってお読み頂ければと思います。また、そんなに気を使いながら中国に行きたく無い、行く必要が無いと言う方は近づかれない方が賢明。不用不急の訪中は避けて頂いた方が良いと言うのは以前からお伝えしている通りです。

 大きなポイントは以下の通り

(1)やたらと大きな声で日本語を使わない

 ・電車などの現地の人に囲まれている状態では、日本語自体を使わない方が無難(使ったから直ちに何かがあるという事ではありません。極力リスクを排除するという事です)。

(2)単独で行動しない

 ・日本人だけだとしても複数の方が安全です(数を頼りに日本語で大騒ぎと言うのも勿論駄目ですね)。

(3)上の項目に加え、出来れば中国の友人、知人、通訳などと一緒に行動する

(4)軽装を心掛ける

 ・特に日本人はスーツにネクタイ姿、夏でもジャケットを持ち歩きがち。キチンとした服装をしている事が、逆に日本人が現地の風景から浮く原因の一つになっています。因みに私の中国の会社はノージャケット、ノーネクタイでOKとさせて頂いています。企業としてこういう配慮も大切。実施されていないところは是非検討して下さい。また、中国ではジーンズの位置付けが日本よりずっとオールマイティです。結構立派なレストランでも問題有りませんし、会社も平気。ここら辺も覚えておかれると良いでしょう。

(5)高級な時計、過剰なアクセサリーを付けない

 ・中国の役人などの不正所得への不満にも通じますが、富や豊かさが反感や嫉妬の対象になりやすいと言う事ですね。

(6)トラブルになりそうな所に近づかない

(7)深酒をしない

 ・上の項目にも通じますが酒が絡むとトラブルになりがちです。

(8)パスポートは必ず携帯

 ・中国の法律で義務付けられています。罰金も馬鹿らしいですが、それ以上にホテルに取りに帰ったり、一定時間拘束されたりするリスクの方が嫌です。

(9)大金を持ち歩かない

 ・大金の概念が日本とは違います。私はお客様との会食などで使う予定がある時以外、日常では1000元(1万2,500円程度)以上持ち歩いた事がありません。

(10)無闇に写真を取らない

 ・銀行や公的建物の写真を撮ってトラブルになった実例も有りますし、ガードマンが注意に飛んでくることも有ります。そこで言葉が出来なければ結構なトラブルの種になってしまいます。或いは以前お伝えした通り、軍事施設が街とシームレスに有る場合もありますので、注意するに越したことはありません。

 次に書くことは、私の中国の複数の友人がアドバイスしてくれたことですが、私も使ったことがありません。冒頭にお伝えした、そこまでしてという感もありますし、相手によっては逆効果になる可能性ありますので、あくまで緊急避難時の知識としてお伝えします。よって、上の10の項目外、お嫌な方は読み飛ばして下さい。

 私の友人によれば、身の危険が差し迫った場合で日本人か問われたら、私は韓国人です(ウォシーハンゴレン)と言って、とっととその場を離れてしまうのが良いとの事。当該の中国人にとっても本当に日本人だから暴力を振るいたいと言う訳ではなく、大義名分を捜している様なところがあり、理由を無くしてしまう方が賢いし、結果、その中国人が捕まったりすることも無くなる。両者に得だというのが彼らの意見(一部の意見かも知れません)。

 実際に、中国のタクシーに乗って一番多く聞かれるのは、日本人か(リーペンレン)韓国人か(ハンゴレン)と言う質問。要するに彼らから見て、中国語の発音に問題が有っても、服装がキチンとしていても、この両者であれば正確には見分けが付かないと言う事です。

 もっとも、こんな事を気にしながら旅行をしても楽しくないでしょうから、レジャー目的の旅行なら、やはり当面、中国は避けられた方が良いと思います。ビジネスの場合は危険を避けてばかりもいられませんし、そんな事をしている内にライバルに市場を取られてしまうと言う可能性も有りますので、程度問題。

 幸い、現地でも大分落ち着きを取り戻して来ていますので、十分注意をしながら、準備をした上で、必要に応じて出張すると言う事でよろしいのではないでしょうか。尚、企業としてはこう言うレクチャーや中国についての理解を深めるための事前研修なども必須だと思います(先日もある企業から出張者、赴任者向け研修としてお受けしましたが、事業リスクを避けるためにきちんとやられている企業も多数お有りになりますし、社員の安全のためにも重要だと思います)。



■中国人と結婚したらどうなるか


中国人と結婚したらどうなるか
http://jp.xinhuanet.com/2012-10/29/c_131937513.htm
2012-10-29 14:21:09    (新華綱日本語)


   27日、羊城晩報は記事「中国人と結婚したらどうなるか、外国人のブログ」を掲載した。中国人にはプライバシーがない、なんでも食べるなどなど悩みと驚きをつづっている。写真は上海で結婚写真の撮影をするカップル。

   【新華社北京10月29日】2012年10月27日、羊城晩報は記事「中国人と結婚したらどうなるか、外国人のブログ」を掲載した。

   最近話題となっているのが「中国人と結婚したらどうなるか、外国人のツッコミ」というブログ。中国人女性と結婚した複数の外国人を取材したという触れ込みで、誇張しすぎという反発もあれば、そのとおりと同意する人も少なくない。

   いくつかの論点を紹介すると、

   ・中国人との結婚は相手の一族と結婚するということ。結婚して半年も経たないうちに彼女の両親、姉、姉の子どもが大挙、米国のボクの家にやってきて住み始めた。キッチンには中華鍋が2つ。引き出しにははしがぎっしり、フォークは3本しかない。ボクらもはしでピーナッツを食べられるようになっちゃった。

  ・中国人にプライバシーはない。ある日、トイレで用を足していたら突然義理の父が入ってきた。落ち着き払って手を洗いながら、「How are you?」と話しかけてきた……。

   ・中国人はなんでも食べる。肉が好きなのはわかる。でもニワトリの爪やブタの耳まで食べる必要があるのかな?それに漢方薬のにおい。ご近所さんは3回も警察に通報した。「化学兵器のにおいがする」って。

   ・中国人の教育は厳しすぎる。ピアノ、武術、バレー、中国語、数学と子どものころから勉強ばっかり。できれば18歳で博士号を取得させたいと考えているようだ。まるで子どもを発狂させるのが目的のようだ。



■中国、農村観光客数が年間7億人に


中国、農村観光客数が年間7億人に
http://jp.xinhuanet.com/2012-10/29/c_131937855.htm
2012-10-29 16:21:43(中国国際放送局)

 中国中部に位置する湖北省荊門市で開かれた第16回全国観光開発学術シンポジウムによりますと、中国では農業や農村の生活を体験する農村観光事業が勢いよく成長し、その年間観光客数は7億2000万人に達し、観光による収入は2160億元に上っているということです。

 中国国家観光局の責任者がシンポジウムで発言し、「ここ数年、レジャー農業や農村観光業の規模がますます大きくなり、農村観光に出かける観光客も増えつつあっている。その経営方式も分散経営から集約経営へと転換している。現在中国では8万5000に上る農村の170万世帯の2600万人余りがこの農村観光業に従事している」と述べました。



■日本の家電、中国での販売が不調


日本の家電、中国での販売が不調
http://jp.xinhuanet.com/2012-10/30/c_131940342.htm
2012-10-30 16:50:48 (人民網日本語版)

   一部百貨店の家電部門から28日に得た情報によると、日本メーカーの家電の売上が今月に入ってから激減しているという。一部の売場では日本家電の販売台数が30%以上減少しており、このうちテレビの減少率が最大となった。業界関係者は、「入荷を減らし販促を実施しないという、売り場の消極的な態度から、日本家電の販売が低迷を続ける可能性が高い」と指摘した。浙江在線が伝えた。

   その一方で、中国・韓国家電メーカーの販売台数は増加しており、増加率は最大で6割以上に達している。業界関係者は、「日本の家電の市場シェアが低下を続ける中、売り場は日本の家電の在庫を慎重に減らしている」と語った。

   情報によると、百貨店の日本家電の販売台数は、9月初旬より減少しており、減少率が20-30%に達した。杭州百貨大楼の家電担当者は、「商品価格、ランク、機能、ブランドの知名度がほぼ同じであれば、消費者は中国・韓国メーカーの商品を購入している。冷蔵庫や洗濯機等、日本の家電の売上は楽観視できない」と述べた。ソニーのテレビ販売台数は昨年10月比で4割以上減少し、シャープのテレビ販売台数は3割減、パナソニックの洗濯機と冷蔵庫の販売台数も3割減となった。同担当者は、「カメラ製品は選択可能なブランドが少ないため、ニコンやキヤノンの販売が安定している」と語った。

  市場の現状に対応するため、一部の売場は日本の家電の在庫に対して、大幅な調整を行った。ある売り場の家電担当者は、「ソニーのテレビを例とすると、当店は10月に30数万元分の製品しか追加しておらず(テレビ20台分に相当)、在庫量は全体で100万元分にも満たない。当店の日本家電の在庫量は、少なくとも半数に減った。現在は1万元以上の日本の高級家電を仕入れなくなった。テレビも小サイズの製品だけを仕入れている」と語った。

   業界関係者は、「今年年初より、日本の家電の生産台数が著しく減少しており、売り場に出回る数も減少を続けている。各売り場は日本の家電のマーケティングに対して慎重な態度を示しており、日本メーカーの販促を今後実施することはない。入荷を減らし販促を実施しないという、売り場の消極的な態度から、日本の家電の販売が低迷を続ける可能性が高い」と指摘した。



■巨大ハリケーン「サンディ」接近、気になる選挙への影響


巨大ハリケーン「サンディ」接近、気になる選挙への影響
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2012/10/post-493.php
2012年10月29日(月)10時30分

 それにしても、10月末に巨大ハリケーンが米国東北部に来るというのは滅多にあることではありません。色々な異常気象が世界中で報告されている昨今ですが、それにしても不思議な現象だと言えます。

 まずこの「サンディ」ですが、キューバの南、カリブ海で発生していますが、キューバの東部を南から北へ縦断し、「ハリケーン銀座」のバハマ諸島を通過したところで様子がおかしいことが分かりました。この時期のハリケーンは、通常は東に進路を変えて大西洋上に去っていくのが普通なのですが、ゆっくりと北上を続けているのです。

 そこで先週の木曜日(25日)頃から、2つの説が並行して報道されました。米国の気象解析ソフトを使ってシミュレーションすると恐らくは大西洋上に去っていくというのですが、最近は的中確率が高いと言われている「ヨーロッパモデル」の解析手法を使うと、急に「左旋回」をして、ニュージャージーからペンシルベニアを直撃するというのです。

 原因は、大陸を西から東に進んできている温帯低気圧の影響だというのです。つまり、寒冷前線を伴い、背後に寒気を抱えることでエネルギーを維持している大陸の温帯低気圧が、大西洋上のハリケーンを「引っ張りこむ」というシナリオです。最終的には温帯低気圧とハリケーンは、ペンシルベニア州からニューヨーク州にかけての地域で「合体」して強力な温帯低気圧になりながら「居座る」という可能性が指摘されています。

 もう1つ驚いたのは、キューバからバハマの洋上では、ハリケーンといっても中心気圧が970とか965ヘクトパスカルというレベルにとどまっていた「サンディ」が、北上とともに発達して、本稿の時点ではノースカロライナ沖にあって、952ヘクトパスカルまで来ているのです。この季節でありながら、海水温が高めであるのと、上空の寒気との温度差で成長しているのでしょうが何ともイヤな感じがします。

 そんなわけで、現在私たちは警戒態勢にあるわけですが、投票日まで1週間強に迫った大統領選にも影響が出そうな雲行きです。週末には、ミシェル・オバマ夫人がニューハンプシャーへ、バイデン副大統領が地元のデラウェアで、また共和党のミット・ロムニー候補はバージニアでの遊説を計画していましたが、全てキャンセルになっています。

 では、仮にこのハリケーンが米国東北部に深刻な被害をもたらした場合は、選挙への影響はどうなるでしょう? 2つの理由から、オバマ大統領に有利になるのでは、そう見ることができます。

 1つには、昨今の米国の選挙では(日本でもそうですが)投票日前の期日前投票が盛んですが、この期日前投票に関して言えば、民主党の方が圧倒的に熱心だと言われています。仮に被害が大きくなり、投票率が低下するようですと民主党が有利になるかもしれません。勿論、顕著な影響があるようですと、各州の共和党が善処を要求して泥仕合になる可能性もありますが、そこまでの影響でなければということです。

 もう1つは、こうした自然災害で大きな被害が出た場合には「小さな政府論」の共和党には不利に働くということがあります。顕著な例としては2005年のハリケーン「カトリーナ」が対策の不手際もあって、ブッシュ政権凋落のきっかけになった例があります。

 ちなみに、ハリケーンの進路に当たる、私の住むニュージャージーの知事は、共和党のクリス・クリスティ氏ですが、クリスティ知事は「ニュージャージーの州民には成熟した対応を望む」として、州政府や市町村の支持に従った避難や必要な対策には協力して欲しいとして「こういう非常事態にバカな行動は慎んでもらいたい」と言っています。

 ですが、その一方で、「このバカな行動には過剰反応や、行政への過剰な期待や依存も含まれる」として、市民の自制を求めていました。「小さな政府」という思想と、危機管理という行政実務の「折り合いの付け方」という意味で興味深い姿勢ではありますが、果たして被害を最小限に抑えることはできるのでしょうか。

 大統領選に話を戻しますと、今回は、特に両者の接戦となっている「スイング・ステーツ」の中で、バージニア州が大きな影響を受けそうです。ロムニー陣営は、勝利のためにはこのバージニアを抑えることが必須だとしていますから、大変に注目がされるところです。

 いずれにしても、ハリケーンはまだゆっくりと北上しており、陸地へ向けての「左旋回」はしていません。ですが、これから20時間後ぐらいに、徐々に大きな影響が出てくるものと思われます。私達の地域でも警戒を強めていかなくてはなりません。




■「你幸福嗎?(あなたは幸せですか?)」


「你幸福嗎?(あなたは幸せですか?)」
http://www.newsweekjapan.jp/column/furumai/2012/10/post-580.php
2012年10月30日(火)20時08分 ふるまいよしこ

 10月初め、中国の国営放送、中央電視台のニュース番組で、「你幸福嗎?」(あなたは幸せですか?)とマイクをつきつけられた人が、「我姓曽」(わたしは曽と言います)と答える様子が放送され、大きな話題になった。このまったく噛み合っていない問答が中国のいろいろな現実を、見る人たちに思い起こさせたからだ。

 一つは、マイクをつきつけられた相手が、農村から一時的に都会に働きに来た「民工」、つまり出稼ぎ者だったこと。日頃、都会の市民の目にはほぼ「透明人間」状態の彼らは、都市のいわゆる「3K」業をすべて担っている。都市では欠かすことのできない存在だが、この街での生活を文字通りエンジョイしている人たちの目にはほとんど彼らの存在は入っていない。そして彼ら自身も習慣的に「自分とは関係のない人たち」との付き合いに無頓着だ。ある意味、現代中国独特の年における階級社会では底辺にいる彼らに国営放送の記者が突然スポットライトを当てたのである。

 だから最初、尋ねられた相手は「俺は出稼ぎ者だから...」と言って逃げた。これも考えようによっては不思議な「逃げ」だった。そこにはやはり日頃中国の都会では存在を無視され続け、またそのことに慣れてしまった彼ら自身が、「この街では自分は取るに足りない者」という意識を持っており、記者が向けたカメラはそれを彼らが口にしてしまう役目を果たした。

 さらに見ている人たちが違和感を持ったのは、その記者がそれでもしつこく「民工」に「你幸福嗎?」と食い下がったことだった。理由はどうであれ、相手は逃げようとしている。なのに、記者には何が何でもこの人物に答えさせなければならない、という「任務」があったのか。つまり、テレビ局側は彼らの答を期待していた。見るからに貧しく、日頃はその存在すら重視されていない人に、執拗に「幸福」を語らせようとするのはなぜなのか?

 三番目に見ている側がなんとも言えない気分になったのは、この「幸福」という言葉の曖昧さである。テレビでは民工に「幸福」を語らせようとしている。ならば自分ならどう答えるだろうか? 「はい」? ...と答えるほど満足感に満たされているわけではない。「いいえ」? ...いやでも自分はこうやってここでテレビを見ていて、不幸せだろうか? じゃ、この「民工」ならもっと......

......つまり「幸福」という言葉自体が、日常においてそれほど身近な言葉でないうえに、それを見ている人にとってさらに遠い存在である「民工」に追いすがって無理やり語らせようとするというチグハグ感が、見ていた人の心に波を立てた。

 そして、苦し紛れの「民工」の口から出た言葉が「我姓曾」(わたしは曽です)だった――これは「你幸福嗎? Ni xing fu ma」という設問をまったく同音の「你姓福嗎?」(あなたのお名前は福さんですか?)にすり替えて、「(いいえ、)わたしは曽です」と答えたもの。そのやりとりを中央電視台はこれまた悪びれる様子もなくそのまま編集し放映したことによって、期待されていたであろう、単純な答よりもその一連の奇妙さを視聴者の心に焼き付ける結果となった。そして摩訶不思議な思いでテレビを見ていた人たちから議論が始まった。

 中央電視台がなぜ「幸福かどうか」という抽象的な質問への答を執拗に求めるのか。もちろん、かつて社会主義華やかなりし頃に繰り返し伝えられたような、「外国は帝国主義に苦しめられているが、我々中国人は幸せに暮らしている」的なキャンペーン下では人々は「幸せだ」と胸を張って答えただろう。だが、今やそんな言葉を文字通り信じている人など(少なくとも、のんびりテレビを見ている人たちの中には)いない。為政者は国民に「幸せです」と言ってもらえればこの上なく光栄な話だろうが、ここはまだ社会主義、中国。市民にはもともと自分の思いを発散させる発言権などない。テレビのマイクはそれを一時的にあるように見せる「偽物の工具」でしかない。

 人々は自然にこれは「幸せです」と言って欲しい政府への提灯報道だろう、と訝った。11月には党大会を控え、新たな党の指導者が選出される時期である。街はそのために10月1日の国慶節を過ぎてからまた新たに花壇が設えられ、色とりどりの花が咲いた植木鉢が気温が急降下したのに並べられ(そして枯れたものはすぐに取り替えられ)、党大会用の華やかな雰囲気作りが進められている。ここで市民が「我々は幸福です!」とカメラに向かって宣言し、にっこり微笑めば、今の政府指導者たちは有終の美を飾ることができるじゃないか。国内でもトップの「国の舌」(宣伝メディア)である中央電視台の任務としては十分想像できる。

 もう一つ、この秋の党大会で9人(あるいは7人)の政府トップに入るかもしれないと噂される、広東省の汪洋・党委員会書記が今年春に「幸福な広東」の施政方針を打ち出したことも関係していたのかもしれない。汪書記はそこで、「幸福が党や政府の『お恵み』という考え方は改めなければならない」と語り、「民生の改善、文化による指導、制度の保証」という3つの指針を打ち出して話題になった。

 それがなんらかの起爆剤になるか、という期待もあった。これまでもなんどか書いてきたが、今は物価の高騰、不動産の高騰、食品不信、社会保障の欠落、病院不信、大気や水の汚染などとにかく不安事には事欠かない。そんな状況を汪書記はどうやって変えていくというのか――漠然とした「幸福」は言葉を尽くせば描けるが、今の中国の現状はあまりにも不安材料が多すぎる。

 ならば、この国の人にとってまず何を改善できれば最大公約数的な「幸せ」といえるのか...と、ぼんやり考えていた時に、週刊紙「南方週末」の記事が目に止まった。

 それは、今年の夏のロンドンオリンピック53キロ級女子重量挙げで131キロの世界新記録を達成し、最年少の金メダリストとなった趙常玲選手が、ICチップ入りの中国のIDカードを受け取った、という記事だった。もちろん、これだけではなんの変哲もない、中国人であるならば16歳になればふつうのコト。普通なら記事にもならない日常の話である。だが、この19歳の選手がなぜ今になって16歳の時に取るべきだったIDカードを手にできたのか、そこから続く彼女がこれまでたどった道は、中国人読者たちですら「言葉をなくした」とつぶやくほどのものだった。

 同選手がロンドンで金メダルをとった瞬間、その名前は「趙常玲」でも「中国選手」でもなかった。彼女は「ズルフィア・チンシャンロ」という名のカザフスタンの選手だったのだ。この「ズルフィア」選手はカザフスタン初の金メダルで同国民を熱狂の渦に巻き込んだ。同国内で流れているプロフィールによると、「ズルフィア」選手は同国アルマトイの生まれ、父親は商売を営むカザフ人で、ロシア語とトンガン語(カザフ国内に住むアジア系ムスリムの言葉)を流暢に話すとされているそうだ。しかし、「南方週末」紙記者は「ズルフィア」さんが自分のロシア語の名前の綴りをうまく書けなかった、と伝えている。

 実はこの「ズルフィア」さんは、中国湖南省永州の農村に生まれの中国人「趙常玲」さんだった。10歳の時に通っていた小学校に選手の卵を探しにやってきた同省重量挙げ協会の人たちに、その体格を見込まれてそのまま体育学校へと転校させられた。自分が望んだわけでもない厳しい訓練から、なんどか逃げだした彼女はそのたびに連れ戻され、缶詰にされて「国のために」「永州のために」と訓練が続けられた。

 湖南省永州という土地は中国国内でも著名な重量挙げ選手を送り出したという歴史から重量挙げ選手の育成に力を入れている土地なのだそうだ。中国ではそういう「過去の栄光」が未来への遺産につながるケースがよくある。だがあまりにもそれに力を入れすぎる余り、過剰な競争を生む結果を作る場合も多い。永州でもコーチや学校が雲集し、選手の数は5万人という。その中からさまざまな選手権の代表となり、試合に出場して記録を残すにはそれこそものすごい競争を乗り超えなければならない。

 さらに中国の場合、こうして青田刈りで集めてきた蜘蛛の子のような人たちに十分な将来が約束されるわけではない。一流の選手としてそれなりの成績を残せなければ、引退後に学校で教えるような生活すら保証されない。小さな頃から無理やり体育学校に集められて訓練に明け暮れる子どもたちは学校教育も満足に受けておらず、途中で脱落すればかなり厳しい人生を歩むことになるのだが、この趙さんには想像もしなかった過酷な運命が待ち構えていた。

 そういうのも、2007年、彼女が13歳のときに省の重量挙げ協会トップがカザフスタンに「選手交流」を約束、5年間の契約で彼の地に選手を送り込むことが決定した。それは「交流」という名の下、中国選手ができるだけ広い活躍の場を得るための戦略で、中国の「選手枠」だけではなく、他国籍でその国の「選手枠」も利用して好成績を残す選手を誕生させれば、その選手を送り込んだ協会の「格も上がる」という判断だった。

 だが当然のことながら、永州側はトップ選手を送り込むことはしない。二番手、三番手の中から13歳だった趙さん、そしてもう一人、22歳(=すでに将来のない)の女子選手が選ばれ、そのままカザフスタンへと送り込まれた。実家の両親には「カザフスタンに行くことになった。もう逃げられない」と電話をかけ、貧しい農民だった父親はその国名すら知らず、「お上の言うとおりにしなさい」と言ったという。そしてカザフスタン側は湖南省の重量挙げ協会に一人あたり5万米ドルの「交流費用」を支払った。この他選手の給料、そして国際試合で賞金を獲得した場合は別途支払いという契約内容だった。

 友達もいないカザフスタンに送り込まれた趙選手らは現地名を名乗らされ、プロフィールが作られた。だが、言葉ができないためにカザフスタン選手とも交流できず、また食べ物にも、気候にも馴染めず毎日泣いて暮らしていたという。しかし、中国で鍛えられた彼女たちはカザフスタン選手たちとは別格の実力を持っていた。2009年には「ズルフィア」は世界大会の53キロ級で優勝、あっという間にカザフスタンで人気の選手となり、生活環境は大きく改善した。

 一方で、中国で趙選手より有望視されていた選手たちがケガや故障に見舞われたり、数年前の薬物疑惑が足かせとなり、オリンピック出場権を失った。ロンドン五輪では27歳のスター、王明娟選手の金メダル2枚が中国のテレビを賑わせたが、「ズルフィア」選手と同じ53キロ級で出場した中国選手は初めての海外試合で体調を壊し、あっさりと舞台から消えた。だが、中国では「ズルフィア」の活躍は伝えられなかった。

 カザフスタンのコーチは趙選手ら中国から送り込まれた「交流」選手に国際試合の場では中国人記者との接触を厳しく制限した。だが「ズルフィア」の金メダル獲得によって彼女と言葉を交わした中国人記者が、いつしか「養狼計画」と呼ばれていた「選手交流」プロジェクトの存在を暴露。この「養狼計画」はもとは中国の国技である卓球で「一国独占」の非難を交わすために始められたものだった。つまり、今でもこのプロジェクトによって、海外でその国の選手のふりをさせられている中国人選手がいる、ということになる。

 そして、10月22日、「ズルフィア」はとうとう5年間の契約を終えた。カザフは生活条件を引き上げて彼女を引きとめようとしたが、湖南省側も「金の卵」をそのまま手渡すわけがない。19歳の「趙常玲」選手はこの日、そのまま中国に暮らし続けていれば16歳の時に取得していたはずのICチップ入りのIDカードを取得し、「中国籍」に戻った。しかし、そんな彼女も今後、湖南省の重量挙げチームの一員として試合に参加できるかどうかは分からないという。実際に過去、やはりカザフから帰ってきた選手が「出場してはならない」という国の体育協会の指令によって引退せざるを得なかったらしい。

 ...なんとも酷い話だ。わずか10歳でむりやり転校させられ、13歳で有無を言わさず海外に送られて満足に教育も受けられなかった「趙常玲」選手のような人たちにとって、わずか19歳での引退はあまりにもむごい。長沙の重量挙げ協会は「金の発掘」に成功しただろうが、彼女はこれからの人生をどう生きていくのか。いや、金メダルを獲得した趙選手ならこうして帰国がニュースネタにもなる。だが彼女と一緒にカザフやその他の国へ渡った、そしてその後も送られ続けている「交流選手」たちは一体どうなるのか。彼らは国や「お上」のコマでしかないらしい。

 今でも湖南省の学校では元気に走り回る子どもたちに、「オリンピックの金メダルを目指さないか?」と青田刈り担当のコーチたちが声をかけ続けている、と記事は結んでいる。読んで震え上がる記事だった。

 ここで暮らす人々の「幸福感」は複雑だ。趙選手は凱旋することができて今は「幸せ」を感じているかもしれない。だが、これからの長い将来は保証されたのだろうか。わずか20歳で掴んだ栄光でいつまでも「幸せ」に生きられるほど、今の中国社会は簡単ではない。人々の「幸福感」を探るなら、中央電視台は都市の片隅で生きる「民工」を追い掛け回して笑い飛ばすのではなく、もっともっとこんな現実を直視すべきだろうに。



■日本のグルメ志向を政治家選びにも


日本のグルメ志向を政治家選びにも
http://www.newsweekjapan.jp/column/tokyoeye/2012/10/post-579.php
2012年10月30日(火)14時07分 クォン・ヨンソク 〔10月14日号掲載〕

 日本ほどグルメな国はない。和食だけでなく世界中の多様な料理が楽しめ、日々新しいメニューが生まれる。しかしそんな日本人も政治家の味については、まったくグルメとはいえない。同じものをずっと食わされることに慣れ切っているのはなぜか、理解に苦しむ。というわけで、今回はグルメという観点から今の日本の政治状況を味わってみようと思う。

 民主・自民両党の総裁選が、何の感動も興奮もなくあっけなく終わった。09年の政権交代の高揚感はどこ吹く風で、かつて食べ掛けのままテーブルから姿を消した安倍晋三総裁が、自ら掲げていた「再チャレンジ」に成功した。

 政党支持率でも自民党の復権が顕著だ。国民は長年親しんだ「自民亭」が提供するA定食の安定感のある味が忘れられないのだろうか。確かに自民亭は、多彩な食材を使ってバランスの取れた日替わり定食を長年提供し、戦後日本の平和と繁栄の歴史の糧となった。

 ところが近年、そのA定食も変わり始めた。総裁選の候補5人衆に見られたように、日替わりのはずがカツカレー、トンカツ、カツ丼と「カツ」ばかりにこだわっている。これでは精は付くかもしれないが、胃もたれとメタボが心配だ。かつて自民亭の料理長だった河野洋平が「自民党はずいぶん幅の狭い政党になったもんですねえ。保守の中の右翼ばかりだ」と苦言を呈するのも無理はない。

 一方、A定食に食傷気味だった国民に対し、「生活が第一」を掲げて新たに登場したはずの「民主庵」のB定食。しかし、物珍しかったその味も「3・11」を経て変わってしまい、ハンバーグやステーキなど自民亭と変わらぬヘビーさそのままに、消費税アップに熱心になってしまった。今や「政権維持が第一」だ。

 そこで大手の外食チェーンに対抗して大阪発の、行列のできる「橋下屋」が提供する「維新定食」が誕生した。こちらは「新鮮さ」が売りだったが、次第にその食材の危うさが分かってきた。いざふたを開けてみると、中身は「高カロリー」な自民亭と大差なかったのだ。

■閑古鳥が鳴く社民処と共産軒

 もっと安くて目新しいメニューはないものか。そういえば自民亭の横で長年、弁当屋を営んできた「社民処」や「共産軒」は何をしているのだろう。最近ではまったく目にしなくなってしまったので、元気ですかと手紙でも書きたい気持ちだ。

 社民処と共産軒に閑古鳥が鳴いているのは、その名前のせいなのか、料理がまずいのか、客のニーズに合っていないのか、真摯な自己点検が必要だろう。だが、自民亭がかつて繁盛できたのは、お隣のライバル店の存在があったからともいえる。「両翼」のバランスが取れてこそ、安定飛行できるものだ。

 社民処や共産軒が、客からそっぽを向かれた弁当しか出せないなら、新たな「第三の勢力」による新メニューの開発が待たれる。格差是正、成長率、内需、脱原発、エコ、平和、福祉、幸福度など、実は時代の流れは、北欧型の「社会民主主義」の方向に向かっているともいえる。イデオロギー論争に埋没せず、世界からも注目される斬新でヘルシーで明るい「Cランチ」はないものだろうか?

 山中伸弥教授のノーベル賞受賞が示すとおり、学問、経済、スポーツ、文化面で日本は世界に通用する先進性と多様性を持っている。なのに、政治の世界となるとなぜいつも「おなじみの味」ばかりなのだろうか。まずは、国民がその持ち前のグルメ志向を発揮して、政治に対しても舌を肥やすしかない。

 グルメの基本は「普遍的独自性」だ。国内限定の味や威勢のいい宣伝文句だけでは世界に通用しない。ならば勇気を持って別の店を開拓するか、いっそ自分で新しい店をオープンしよう。客足が遠のけば大手も経営努力をするものだ。

 さて今日の昼食は何にしようかな?




■日本車不買が中国メーカーに好悪両方の影響


日本車不買が中国メーカーに好悪両方の影響
http://jp.wsj.com/Business-Companies/Autos/node_538402?mod=Right_pickfree
2012年 10月 30日  9:37 JST

 日産自動車ならびにホンダと合弁事業を展開している国内第2位の東風は29日、生産調整を実施すると発表した。ただ、その規模や期間については明らかにしなかった。また日産との合弁工場については従業員の解雇を行う計画はないとし、今年の同社の新車販売台数は昨年を上回るとの見通しを示した。

 重慶長安は同日、今年第3四半期決算についてフォードとの合弁で生産しているセダンの「フォーカス」が9月の同国新車販売で第1位の座を占めたことを受けて、黒字に転換したと発表した。フォードは今後数年間に中国市場に10車種以上の新型車を投入し、生産能力を倍増させる計画を発表している。

 東風は「日中間の緊張が日本車の需要に影響を与えており、我々はディーラーや顧客からの信頼を取り戻すために最大限努力している」と述べるとともに、尖閣諸島問題で抗議行動が拡大した9月に比べると、10月には来客者数が増えていることを明らかにした。

 東風は一方で、東風ホンダや東風日産の販売減を補うために、日系以外のブジョー・シトロエンや起亜自動車との合弁会社に対し販売増強を要請している。同社は先週、今年第3四半期の日産ならびにホンダとの合弁事業の販売が9.4%減少したことから、今年1~9月期決算が昨年同期比15%減少し71億300万元(約910億円)となったと発表している。

 中国自動車工業協会の統計によれば、9月の中国の乗用車販売台数は昨年同月比0.3%減の132万台にとどまり、9カ月ぶりに減少に見舞われた。同協会幹部は28日、今年の同国の自動車販売増加率は国内総生産(GDP)伸び率を下回りそうだと述べた。エコノミストらは、今年の中国の実質GDP伸び率を7.5~8%と予測している。

 同幹部は、その理由として国内景気の鈍化や日中対立のほか、小型車に対する政府補助金の打ち切りを挙げた。ただ、自動車業界の先行きにについては楽観的な見方を変えず、国内自動車販売は今後何年間かは少なくとも年率7%で拡大するとの見通しを示した。

記者: Rose Yu




■2012年の中国男性、その実像は「過大なストレス」「良妻賢母がいちばん」「旅に出たい」―大手ポータルサイト


2012年の中国男性、その実像は「過大なストレス」「良妻賢母がいちばん」「旅に出たい」―大手ポータルサイト
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65735&type=
2012年10月22日 19時33分      

2012年10月、中国の大手ポータルサイト・網易(NETEASE)が例年実施している「中国男性の人物像」に関する調査結果が発表された。

インターネット上で男性109万人に対し、中国人男性の人物像、本心、消費傾向に関する回答を募ったものだが、この調査結果を見た多くの男性からは、「心のいちばん弱いところを突かれた」「これを見て多くの女性に、身近な男性をいたわってやってほしい」との声が続出している。この調査結果の概要は以下。

■深刻なストレス
回答者の76%が「過大なストレスを抱えている」と回答した。ストレスの根源は生活、職場、家庭、健康などにあるという。「ストレスは多少あるが、たいしたことはない」と回答したのはわずか24%だった。

■配偶者の条件は保守的
配偶者を選ぶ際に求める条件は旧来のものとさほど変化が見られない。すなわち、「心根がよく」「家庭的で」「温和でやさしい」女性が人気だ。「仕事のできる女性」を求める声は全体のわずか3.7%。しかし、「深い話のできる女性」を求める人も13.4%おり、女性との対等なコミュニケーションを求める傾向も表れていることがわかる。

■「父親になる」「結婚を決める」よりも「旅に行きたい」
幸福感を感じるできごととして、24.7%が「リラックスできる快適な旅行」と回答。これは「父親になる」「プロポーズに成功する」を上回った。しかし現実には、回答者の4割が「年1回も旅に行かれない」としている。

■最優先事項は「稼ぐ」こと
回答者の55%が、最近常に考えていることとして「どうやったら収入が増えるか」を挙げている。

■しかし、自分自身には満足している
「最もなりたい人物」に選択肢として挙げられたビジネス界のヒーローや政府要人、金融界の成功者やスターアスリートを選ばず、「自分自身がいちばんいい」と回答した人が54.2%にのぼった。

■夢は持ち続けている
回答者の66.7%が今も昔からの夢を持ち続けている。

■オシャレにはあまり関心なし
88.1%の回答者が、1日に身支度にかける時間は「15分以下」と回答している。最も好きな装いは「Tシャツ+デニム」といったカジュアルなものである。

■家庭・家族が大事
おこづかいの使い道に、家族思いの一面が現れた。その最大の用途は「両親のために使う」「妻に小さなプレゼント」となった。また、回答者の48.7%が最も身にこたえることとして「両親が大病をする」としている。

■「愛とは、共にいること」
配偶者への愛情の表現方法として、回答者の34.7%「老いても一生を添い遂げ、来世でも一緒になりたいと望むこと」とし、「懸命に稼いで物的に満たしてあげる」を上回った。



■<中華ボイス>だから韓流に後れを取るのだ!自由無き中国の表現―在米中国人


<中華ボイス>だから韓流に後れを取るのだ!自由無き中国の表現―在米中国人
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65934
2012年10月30日 12時58分      

周知の通り、中国ではまだ言論や表現などに関して自由な環境が整っていない。2010年にノーベル平和賞を受賞し、いまだ服役中の民主活動家、劉暁波(リウ・シャオボー)氏や、今年5月に米国に渡った盲目の人権活動家、陳光誠(チェン・グアンチョン)氏。そして現代芸術家で人権活動家の艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏ら、人権のために活動を行う多くの人が監禁や弾圧などを受けている。

2012年10月29日、在米中国人ネットユーザーは「韓国人歌手PSY(サイ)の『江南スタイル』が世界的にヒットし、動画サイトのYouTubeで5億回以上も再生されている。一方、現代芸術家で人権活動家の艾未未氏は、PSYの乗馬ダンスのパロディーダンスをネットで公開したが、すぐに当局により閲覧ができなくなった。ジャンルは違うが2人は同じアーティスト。そんな2人の処遇から中国が韓流に後れを取っている理由を垣間見ることができる」と、表現について閉鎖的な中国に対して意見を述べた。



■中国人の悪習に嫌気、移民受け入れ政策を転換=寛容だったカナダの方針転換―中国メディア


中国人の悪習に嫌気、移民受け入れ政策を転換=寛容だったカナダの方針転換―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65948&type=
2012年10月30日 22時17分      

2012年10月29日、網易は記事「カナダはなぜ中国人移民を拒絶するのか?少ない貢献、嫌われる悪習」を掲載した。

先日、カナダ市民権・移民省(CIC)は新たな技術移民規定を発表した。語学力や学歴に高いハードルを設けるもので、中国人にとってクリアするのは容易ではない。すでに投資移民の縮小も図られており、移民受け入れに寛容だったカナダが方針転換を図ったと嘆く中国人も少なくない。

なぜカナダは中国人移民受け入れの姿勢を転換したのか。網易は四つの理由を挙げている。第一に中国人移民がカナダ人の雇用を奪い、また社会福祉など政府負担を増やすため。第二にカナダ経済への貢献を期待された投資移民だが、事業を起こすなど実体経済への投資は少なく、不動産や株式への投資にばかり集中。貢献は少ないと判断されたため。

第三に初期にカナダに移民した中国人移民の間にこれ以上の中国人移民を望まない声が上がっていること。新たな中国人移民が殺到し、中国語だけで生活が成り立つチャイナタウンが増えている。これに多文化的な生活を求めて移民した初期の移民が反発している。

第四に中国人移民の悪習のため。先日、中国人留学生がカーチェイスの末、パトカーを振り切ったとの自慢をネットに書き込み注目を集めた。マナーや常識がなく、タン吐き、信号無視、公共空間でタバコを吸い大声で話す、何でも裏口とコネで解決しようとする…などなど中国人の悪習に眉をひそめる人は多い。



■中国のイズミダイ養殖で豚の糞使用、養殖場は「ひどい悪臭」―韓国紙


中国のイズミダイ養殖で豚の糞使用、養殖場は「ひどい悪臭」―韓国紙
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65961&type=
2012年10月31日 0時56分      

2012年10月29日、環球時報によると、近年韓国では中国製品のマイナス面に関する報道が続いているが、今度は「中国でイズミダイの養殖に糞便が使用されている」とのニュースが韓国で伝えられた。

韓国紙・京郷新聞が28日に伝えたところによれば、米食品医薬品局(FDA)が中国産のイズミダイに対して制裁措置をとることを明らかにした。中国人がイズミダイの養殖に豚の糞をエサとして与えており、大腸菌に感染する可能性が高いということが理由として挙げられているという。

この魚は本来「ティラピア」という名だが、味や食感が鯛と似ていることからイズミダイという名称で流通している。中国の養殖場はどこも「作業員でさえも近づきたがらないほど」のひどい悪臭が漂っていると記事は伝えている。

養殖場の多くは広東省周辺にあり、中国政府は糞便を養殖に使用することを禁じているものの、正規のエサは高価なため養殖場は政府の決定を無視して魚に糞便を与え続けているという。



■中国人のストレスは世界一、日本を抜き過労死大国へ―中国


中国人のストレスは世界一、日本を抜き過労死大国へ―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65954&type=
2012年10月31日 5時13分      

2012年10月29日、中国の会社員が過去1年間に受けたストレスは世界最大であることがこのほど、レンタルオフィス世界最大手、英リージャスの調査で分かった。生命時報が伝えた。

伝統的行事「中秋節」(旧暦8月15日、今年は9月30日)と重なり8日間の大型連休となった「国慶節」(建国記念日、10月1日)休暇が年に1度の「混雑ウィーク」へと変わり果ててしまった理由が、この調査結果からうかがえる。

調査結果によると、中国は現在、世界最大のストレス大国となっている。世界80カ国・地域の会社員1万6000人のうち、昨年よりストレスが増したと答えた人は、中国本土では75%、香港では55%に達し、ランキングの1位と4位となった。これは、平均の48%を大きく上回る。中国本土の中では、上海(80%)と北京(67%)が上位2都市だった。人口が膨らみ、社会が目まぐるしく変化し、欲望が渦巻く掛け値なしの「ストレス大国」に特効薬が求められている。

▽連休の過ごし方 ショッピング、ネットゲーム、怒りでストレス発散

13億人が同時に休みを取り、8600万人が高速道路に押し寄せる。国慶節連休は、外国人の目にこんな恐ろしい休暇として映っているはずだ。中国の関連部門の統計によると、この8日間で、飛行機を利用して旅行した人が760万人、列車を利用して旅行した人が6095万人、全国各地の観光スポットに出かけた人が4億2500万人、海外に出国した人が7700万人に上ったことが分かった。また、1800億元(約2兆3000億円)が国内旅行市場に費やされ、800億ドルが海外で消費された。一方、回答者の8割がストレス解消の方法に長距離旅行を選んだとする調査結果もある。旅行に出かけた中国人にとって、旅行は「逃避」だ。それは朝9時から夕方5時までという味気ない仕事や家庭、職場と家を往復するだけの単調な生活からの現実逃避にほかならない。

北京の外資系企業で働く王琳(ワン・リン)さん(28歳女性)は国慶節の休暇は買い物に没頭した。今でも両親と一緒に暮らしている王さんは家も車もなければ、彼氏もいない。毎日、両親から早く結婚して子供を生むよう朝から晩まで口うるさく急かされる。身近な友人はすでに結婚をして、立派な家を購入し、高級車を運転している。そんな様子をみると心は穏やかではない。そんな中、連休に国外旅行に出かけることが王さんの唯一の精神的支えとなった。しかし休暇が終わってみると、期待していた異国での出会いは生まれず、クレジットカードの領収書だけが山積みになっていた。ブランド物の洋服やアクセサリーなどに3万元(約38万4000円)以上も使い、3枚のクレジットカードすべてが使用限度を超えた。しかし王さんは衝動買いを後悔してはいない。「青い空と美しい風景の下で買い物をしているときは、自分が美しく、幸せで、裕福に感じられ、ストレスをすっかり忘れられた」と語っている。

「おれが悪かった。ネットゲームにはまるんじゃなかった。でも正直、ネットゲームにはまったわけじゃなくて、単に生活と仕事のストレスに耐えられなかっただけなんだ」。これは李さんが妻の張さんにあてた手紙だ。李さんはこの2年間胸の中にしまっていた思いを妻に打ち明けた。張さんは手紙を見つめながら「夫はなかなか自分に合った仕事が見つからず、自暴自棄になって、家でネットゲームばかりするようになり、口も利かなくなった」と涙を浮かべた。中国のインターネット利用者数は2011年12月の時点で、世界最多の5億1300万人に達し、うちモバイル端末によるネット利用者は3億5600万人に上った。インターネットはコミュニケーションツールだが、ストレスを発散する新しいツールでもある。ネットゲーム以外にも、ネット掲示板をのぞいたり、ネットショッピングをしたり、ブログやミニブログ上で感情や不満を吐き出したりなど、インターネットによって現実の不快なことを一時的に忘れることができるようだ。

ストレスを抱えた人々はまるで弾薬のように、一度摩擦が起こると、一気に火が着き燃え上がり、過激な衝突に発展してしまう。実際、今月6日、四川航空の機内で、男性が荷物を取る際に、前に並んでいた乗客と口論になり、乱闘に発展した。翌7日、広州の地下鉄内で60代の老人が28歳の男性と席の取り合いで殴り合いとなり、現場は血痕が残る惨劇となった。今月8日、北京の地下鉄内で、2人の若い女性がそれぞれ一人の老人と口論し押し合いとなった。

▽過労死、うつ病、自殺、不安神経症、すべてストレスが原因

1970~80年代、経済が急速に発展する日本では、多くの若者が過労死や突然死する現象が起きた。現在、中国はすでに日本を抜いて「過労死大国」となった。一年で過労死する人は60万人に達する。仕事上の過度なストレスが過労死を招く主要な原因だ。中国最大の人材開発ポータルサイト「中国人力資源開発網」によると、中国のオフィスワーカーの3割しか有給休暇を取得しておらず、日数も世界で最も少ない。中国紙「生命時報」のリサーチによると、ホワイトカラーのうち、12.28%の人しか自分のことを健康だと考えておらず、40%もの人が自分のことをあまり健康な状態ではないと考えている。

また、英医学雑誌「ランセット」のリサーチによると、中国人は現在10人に1人が精神障害を患っており、そのうち、心理的な要因に起因するうつ病と不安神経症の人数が急激に上昇している。現在、中国でうつ病を患っている人は2600万人いる。「ランセット」の予測では、中国のうつ病患者は6100万人に達するとみられるが、ほとんどが病院で治療を受けていない。うつ病の原因は複雑だが、持続的なストレスが重要な原因の1つであることは間違いない。

中国の自殺者数は世界で最も多い。世界保健機関(WHO)の統計数字によると、世界で毎日3000人が自殺しており、うち職場のストレスが原因で自殺した人が近年3倍に上昇している。中国の自殺者は毎年11万人前後に上ると試算されており、15歳から34歳が中心、その半数近くが精神的健常者だ。

「ストレスがあれば疲れるが、ストレスがないのも恐ろしい」という心理状態が多くの中国人に焦りをもたらしている。しかしストレスが膨張を続けると、こうした焦りは、一般的な情緒から精神障害へと変化する。中国では、精神障害を患った自殺未遂者のうち4割がうつ病だ。住居、仕事、結婚が都市居住者の焦りの主な要因となっている。

このような焦りから逃れることは明らかに不可能だ。西南大学の楊東(ヤン・ドン)准教授(心理学)は「心のよりどころを見つけることが、不満を減少させ、ストレスを解消させる方法の1つ」だと指摘した。どんな信仰であろうと、そこに貫かれている人生哲学は人の心を穏やかにし、強すぎる欲望が生み出すマイナスの感情を減少させると語った。

専門家は、物事を忘れやすい、悪夢を見る、下顎が痛む、歯の痛みや出血、重度の月経痛などの症状が出た場合は、強いストレスを感じていないか振り返ってみるよう注意を促している。ルールが簡単で誰でも気軽に遊べるカジュアルゲームを楽しんだり、牛乳、海草、魚などのカルシウムやビタミンB1を豊富に含んだ食物を多めに取ったりすることで、一時的にストレスから離れ、心身ともにリラックスできるという。



■尖閣問題はなぜ起きたのか?すべては米国の陰謀だった―中国


尖閣問題はなぜ起きたのか?すべては米国の陰謀だった―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65974&type=
2012年10月31日 6時46分      

2012年10月29日、国際在線は記事「海外メディア:日中の尖閣問題の影に米国の通貨戦争」を掲載した。

先日、ある海外メディアが尖閣問題の裏側を指摘する論を展開した。日中の対立を受け、大量の国際資本が両国を脱出、安全な避難先である米国に向かっている。これはまさに米国のシナリオどおり。尖閣問題は基軸通貨としてのドルの地位を守るための陰謀だったのだという。

米国経済の最も根源的な力はドルが世界の基軸通貨であることに由来している。しかし今、その地位が揺らぎ米国から資金が流出する危険性も高まっていた。今年6月1日には人民元と日本円の直接取引も始まり、日本が外貨資産として人民元を保持する計画も進められていたという。

いずれも人民元の基軸通貨化のためには重要なステップだが、尖閣問題ですべてはストップしている。すべてはドルを守るための米国の陰謀だったというのがその海外メディアの主張だ。



■「輸出で危機打破」の公式揺らぐ韓国


「輸出で危機打破」の公式揺らぐ韓国
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/10/29/2012102900827.html?ent_rank_news
2012/10/29 10:01 朝鮮日報

 世界3位の造船会社、現代重工業による今年の受注額は先月現在で131億ドル(約1兆400億円)で、前年同期に比べ40%以上落ち込んだ。今後2-3年の船舶建造量を示す受注残は先月時点で476万CGT(標準貨物船換算トン)となり、ピーク時の30%まで減少した。造船業界の関係者は「過去2-3年間、最大の発注元である欧州の景気低迷で商船の発注が激減し、今後の輸出見通しも暗い」と話した。

 高機能性登山服の生地を欧米に輸出する大邱市の繊維業者A社は今月に入り、ウォン高進行で10億ウォン(約7270万円)以上の収入が吹き飛んだ。繊維業界は代金決済が契約の約3カ月後となっており、最近のウォン高でウォン建てでの収入が目減りした。A社代表は「世界的な景気低迷で利ざやが昨年に比べ30%以上縮小している状況で、ウォン高まで重なり死にそうだ」と語った。

■世界的な景気低迷との二重苦

 対外依存度が高い韓国経済にとって、輸出は最後の下支えであり、危機脱出のけん引車だった。1997年のアジア通貨危機、2001年のITバブル崩壊、09年のリーマン・ショックなど韓国経済が危機に直面するたびに、韓国は活発な輸出で「V字型」の回復を遂げた。3回の危機では、輸出がいずれも急減(98年2.8%減、01年12.7%減、09年13.9%減)したが、翌年にはドラマチックな回復(99年8.6%増、02年8.0%増、10年28.3%増)に成功した。

 しかし、今回は状況が異なると指摘されている。前例のない世界同時不況が長期化し、世界的に韓国の輸出の受け皿が縮小しているためだ。07年の米国に端を発した金融危機が回復局面に入る前に欧州財政危機が起き、世界経済は深い不況の泥沼にはまった。欧州はマイナス成長に陥り、米国はやや景気回復の兆しを見せてはいるものの、わずかな成長にとどまり、中国経済まで成長が鈍化している。問題はこうした状況が今後5-10年続くとの観測が出ていることだ。

 サムスン経済研究所のクォン・スンウ・マクロ政策室長は「一国の財政危機を克服するだけでも10年かかるが、欧州財政危機はスペイン、イタリア、ポルトガル、ギリシャなど複数の国にまたがる。世界経済は長期の低成長局面を免れないだろう」と分析した。

 さらに追い打ちとなったのは、10月にウォン相場が1100ウォンを割り込んで上昇していることだ。「世界経済の低迷→輸出減少→ウォン安→輸出競争力回復→輸出増加→景気回復」という韓国特有の景気回復公式が揺らいでいる格好だ。金融委員会の金錫東(キム・ソクトン)委員長は「現在韓国経済は危機を輸出で打開できた過去の幸運とは異なる環境に直面している。長期的な低成長局面に突入した状況で、不幸にも非常に悪い外部環境にぶつかった」と述べた。

■世界的な貿易低迷

 外部環境の悪化は世界の貿易統計からも明らかだ。世界貿易機関(WTO)によると、世界の商品貿易(金額ベース)の増加率は2010年が21.7%、11年が19.7%だったが、今年上半期は1.7%にとどまった。全世界の貿易動向は輸出立国の韓国には最も重要な指標だ。1997年以降で世界の商品貿易の伸びが2%以下に落ち込んだのは、通貨危機直後の98年(1.4%減)とITバブル崩壊直後の2001年(4.1%減)、リーマン・ショック直後の09年(22.5%減)の3回しかない。

 世界貿易の鈍化は直ちに韓国の景気低迷につながる。輸出が減少すれば、韓国国内の設備投資、製造業の生産が同時に減少する。設備投資は今年第1四半期(1-3月)には前四半期比で10.3%増えたが、第2四半期(4-6月)、第3四半期(7-9月)はそれぞれ7.0%、4.3%減少した。製造業生産も2010年が前年比16.8%増、昨年は7.0%増だったのに対し、今年1-8月は前年同期比2.2%減少した。

 韓国の輸出品目で首位の造船だけでなく、自動車、鉄鋼も世界的な不況で苦戦している。造船業の9月の輸出は前年同月比で50.6%減少したほか、自動車は5.0%、鉄鋼は9.1%減となった。縮小した輸出市場を企業が争奪しているために採算性も低下する一方だ。鉄鋼業界の関係者は「中国、日本の内需が低迷し、安価で鉄鋼製品を輸出しているため、韓国は苦しい競争を強いられている」と述べた。



■世界景気低迷にウォン高、苦境に立つ韓国経済


世界景気低迷にウォン高、苦境に立つ韓国経済
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/10/29/2012102900822.html?ent_rank_news
2012/10/29 09:59 朝鮮日報

 世界的に景気が低迷する中、ウォン相場が上昇し、韓国経済の危機脱出がますます困難になっている。

 本紙は過去3回の世界的な景気低迷と現在の状況を比較した。その結果、景気低迷期にウォン相場が1ドル=1100ウォンを割り込んでウォン高に振れたのは今回が初めてだ。

 アジア通貨危機直後の1998年にはウォン相場(1ドル当たり)が1398ウォンまで下落。ITバブルが崩壊した2001年には1290ウォン、リーマンショック直後の09年には1276ウォンまで、それぞれウォン安が進んだ。

 韓国経済が危機から劇的な回復を遂げられたのは、為替相場による効果が大きかった。ウォン安で輸出競争力が高かったからだ。

 しかし、最近の世界的な景気低迷の中では、むしろ輸出環境が悪化している。漢陽大のハ・ジュンギョン教授(経済学)は「世界的な景気低迷の中でウォン高となる事態は、韓国経済がいまだかつて経験したことがない。経済危機のたびにウォン安による輸出競争力向上で景気が回復したパターンは今の状況では期待薄だ」と述べた。



■【社説】国際的なラーメン回収騒動を引き起こした食薬庁


【社説】国際的なラーメン回収騒動を引き起こした食薬庁
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/10/30/2012103000670.html
2012/10/30 09:35 朝鮮日報

 日本、中国、台湾の保健当局は26日から28日にかけ、韓国で発がん性物質「ベンゾピレン」騒動の原因となった農心の「ノグリ」など、同社の即席ラーメンの回収に乗り出した。韓国食品医薬品安全庁(以下、食薬庁)は今年6月に行った調査で、韓国の食品加工メーカーD社製のかつおぶしから基準値の最高5倍のベンゾピレンが検出されたことを受け、これをスープの原料として使用していたラーメンを25日から回収した。3カ国・地域で下された回収命令は、食薬庁によるこの対応を根拠に取られた措置だ。ベンゾピレンは世界保健機関(WHO)によって第1級発がん性物質に指定されている。

 問題の発端は、野党議員が所持していた資料を根拠に、あるメディアが23日付で「農心のラーメンからベンゾピレンが検出された」と報じたことにあった。このニュースが報じられた直後、食薬庁は「検出されたベンゾピレンの量は健康に問題のないレベル」と説明し、回収の必要はないとしていた。食薬庁は6月にD社のかつおぶしから基準値を上回るベンゾピレンが検出された際、問題のかつおぶしを使用していた農心のラーメンスープについても検査を行った。その結果、国民が一生に食べる即席ラーメンを全て問題のラーメンと考えても、ベンゾピレン摂取量はサムギョプサル(豚の三枚肉)を焼いて食べたときに摂取する量のわずか1万6000分の1だということが分かった。それにもかかわらず食薬庁は、国政監査で野党議員が安全性の問題について執拗(しつよう)に追及すると、農心に対し問題のラーメンを回収するよう指示した。

 農心は今年6月、食薬庁から問題のスープにベンゾピレンが含まれている事実について連絡を受けた直後、そのスープの使用を直ちに中断。しかし、消費者の健康に対して最大限に配慮すべき食品メーカーなら、その時点でベンゾピレンが検出された事実を公表し、科学的な資料を提示して健康に害がないことを説明した上で、それでも納得されない場合には問題の商品を自ら回収すべきだった。

 食薬庁は国民の健康に害を及ぼす食品の存在が確認された場合、直ちにその食品の流通を遮断しなければならない。しかし逆に、健康に何の問題もないことが確認されたときは、国民に正しい情報を伝えて安心させるべきだ。その際、たとえ国会議員が追及したとしても、自分たちの信念に基づいてしっかりと対応しなければならない。食薬庁に博士の学位を持つ研究者が600人もいるのはそのためではないか。

 国民は食品の安全性に対し非常にデリケートだ。たとえ人体に害がないとしても、発がん性物質が含まれているというニュースは一瞬にして広まり、国民はその商品の購入を手控え、メーカーは致命的な打撃を受けてしまう。このような問題は、これまでも幾度となく発生してきたが、食薬庁は何の教訓を得ることもなく、今回も国際的なラーメン回収騒動を引き起こした。食薬庁の対応は非常に情けないとしか言いようがない。



■大学教授ら、農心ラーメン回収騒動めぐり批判の声


大学教授ら、農心ラーメン回収騒動めぐり批判の声
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/10/30/2012103000665.html
2012/10/30 09:35 朝鮮日報

「科学的な根拠に基づいて対応すべきだった」

 食品分野の大学教授で構成された韓国食品安全研究院は29日「食品医薬品安全庁(以下、食薬庁)は科学的根拠がないまま、農心に即席ラーメンの一部商品を回収させたが、これは非常に性急な対応だった」と批判する意見書を発表した。同研究院の院長はソウル大学の李炯周(イ・ヒョンジュ)教授。

 研究院は「ラーメンのスープから検出された発がん性物質「ベンゾピレン」は、サムギョプサル(豚の三枚肉)を焼いて食べる場合に摂取する量の平均と比べても非常に少なく、人体にはほとんど害がない」と主張している。

 研究院はさらに「食薬庁が通常の対応(安全性の確認)を取らず、あえて回収の決定を下すには、通常の対応が誤っているという科学的根拠を提示しなければならないが、そのような手続きは今回省略されている。これは非常に残念なことだ」「食薬庁は科学的な評価に基づき、一貫性と専門性に基づいた食品行政に取り組まなければならない」と訴えた。

 問題が発覚した直後、食薬庁が問題の即席ラーメンを回収してベンゾピレンの含有量を調べたところ「一生涯食事のたびに摂取しても、人体に影響のないレベル」だということが分かり、この結果を発表していた。ところが24日に行われた国会保健福祉委員会の国政監査で、野党議員たちが安全性に対する疑問を指摘すると、突然態度を変えて商品の回収命令を下した。



■韓国の大企業が相次ぎ資産売却


韓国の大企業が相次ぎ資産売却
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/10/30/2012103000796.html
2012/10/30 10:17 朝鮮日報

「カネになるものは売れ」
5年間で系列企業倍増させたツケ

 SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長が最近開いた役員会は深刻なムードだった。崔会長は「投資をするなら利益を出さなければならない。あと2-3年だけ待つ」と語ったという。半導体不況でSKハイニックスの赤字が膨らんでいることを念頭に置いた発言だ。SK関係者は「決定事項ではないが、グループレベルでの構造調整を検討している点は間違いない」と認めた。

 景気低迷が長期化し、韓国の大企業の一部が本格的に構造調整に向けた検討を開始した。ポスコはこのほど、系列会社が保有する商業施設であるベトナム・ホーチミン市「ダイヤモンド・プラザ」、慶尚南道昌原市の大宇百貨店、釜山市の「セントラル・スクエア」を一括売却することを決めた。大企業が構造調整に乗り出した背景には、不況による直接的な影響もあるが、これまで無秩序に系列会社を増やす放漫経営を行ってきたツケが回ってきた側面もある。

 韓国の大企業は2008年に世界的な金融危機が起きた際にも構造調整をほとんど行わなかった。むしろ金融危機直後に中国が4兆元(約51兆円)規模の景気対策を実施し、中国特需で高成長を遂げた。10大企業グループの系列企業数は2007年の364社から今年には638社へとほぼ倍増した。

 新たに設立された系列企業には、新成長分野を探るために不可欠な投資もあったが、相当数は経営規模を拡大するための投資で、「たこ足拡張」との批判を浴びた。しかし、欧州財政危機が長期化し、中国もこれまでのような8%以上の高成長が望めなくなる中、放漫経営が業績の足かせとなった格好だ。財界関係者は「サムスン、現代自動車など一部企業を除けば、韓国企業が一斉に構造調整に乗り出している状況だ」と語った。

■社屋など売却し現金確保

 企業の構造調整はさまざまな形で進められている。今年上半期に入り、一部企業は財務状況を改善するため、カネになる資産を手当たり次第に現金化している。こうした企業は過去数年にわたり、攻撃的に経営規模を拡大してきた。

 現代グループは今年8月、ソウル市鍾路区蓮池洞の社屋をコラムコ資産運用に2262億ウォン(約164億円)で売却し、社屋のリースバックを受けた。売却代金は系列各社が同社屋を購入した際の出資分に応じて回収していった。

 社屋だけでなく、営業店舗や工場を売却し、現金を確保する企業も増えている。CJグループは先月、CJ第一製糖の小麦粉工場(慶尚南道梁山市)とCJ GLSの物流センター3カ所(忠清北道沃川郡・清原郡、慶尚北道慶山市)、CJシステムズのITセンター(仁川市松島)などを売却した上でリースバックを受ける形で、1500億ウォン(約109億円)の現金を確保した。

 CJグループは「大韓通運の買収で1兆ウォン(約727億円)の資金を使ったため、キャッシュフローを確保することが目的だ」と説明した。

 内需低迷にあえぐホームプラスもソウル永登浦店など4店舗を売却した。

 STXグループは系列企業の売却を選択。経営権を維持する条件で、日本のオリックスにSTXエナジーの株式49%を売却する方針だ。

■系列企業の吸収合併で組織スリム化

 系列会社間の吸収合併を選択する企業もある。ロッテはロッテショッピング、ロッテ美都波を合併させたのに続き、来年初めまでに系列会社の合併を3-4件進める予定だ。世界的な景気低迷で経営環境が悪化していることを受けた措置だ。系列企業の湖南石油化学は年内にKPケミカルを合併する。

 STXグループはSTXメタルとSTX重工業の合併を決め、CJグループも宅配事業のCJ GLSとCJ大韓通運の合併で経営の効率化を図る計画だ。

 しかし、大企業中心の構造調整は連鎖的に雇用情勢の悪化、内需の冷え込みにつながる懸念もある。系列企業の吸収合併はグループ内の組織の重複をなくすことが狙いで、人員削減が避けられないためだ。財界関係者は「年末に示される解雇者リストが怖い」と話した。

 延世大経営専門大学院の朴尚用(パク・サンヨン)院長は「大企業の構造調整は国家経済全体の景気低迷を加速させる悪循環をもたらすことがあり得る。大企業の緊縮経営は中小企業、中堅企業に大きな影響を与えるため、政府や民間団体が適切な調整役となる必要がある」と指摘した。




■波紋呼んだ中国人の「尖閣はやっぱり日本のもの」主張


波紋呼んだ中国人の「尖閣はやっぱり日本のもの」主張
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0828&f=politics_0828_018.shtml
2012/08/28(火) 13:06

 中国の女性企業家、広東捷盈電子科技・取締役副主席の林凡氏が24日、「尖閣諸島は日本のものだ」とツイートした。米国とオランダ、マレーシアとシンガポールの領土争いで国際法廷が示した判決や、中国共産党機関紙である人民日報のかつての「見解」」などを根拠として、現在の中国政府の言い分を否定する見解を示した。

 同ツイートに対しては「激烈な反対意見」とともに、尖閣諸島の領有についての中国共産党・中国政府の主張に改めて不信の念を表明する書き込みも相次いだ。

 林凡氏のツイートとフォローは25日夕方までに、すべて削除された。同ツイートの原文となったと思われるブログは転載が相次いだこともあり、一部ページでは閲覧することができる。同文章には、尖閣諸島の領有権について、他の事例との比較や日中のこれまでの対応の分析を積み重ねて論じている特徴がある。同問題に絡めて過激な行動をする中国人に対する嫌悪感の発露と見られる部分もある。

 以下、ブログ文の全文を日本語訳して掲載する。小見出しと訳注は編者による。

                 ◇

インターネットでは釣魚島(尖閣諸島の中国側通称)について、多くの意見が寄せられています。「たたく」、「殺す」などと叫ぶ罵声です。それでは、魚釣島の未来はどうなるのでしょう。詳細に分析すると、魚釣島は必然的に日本に属するということが予見できます。

■領土紛争の解決には3つの方法がある

 私たちは、国際的な領土紛争を解決するには、通常、3種の方式があると知っています。(1)交渉で解決、(2)国際法廷に訴える、(3)武力を用いる――です。

 まず、1番目の方法を見てみましょう。交渉による解決です。

 交渉には、双方が相手との間に領土紛争があると確認し、双方が交渉を望むという前提があります。中国側はもちろん、日本と交渉したいと考えるでしょう。

 では、日本側はどうでしょう。日本の外相は9月19日<訳注:何年の発言であるかは不明>、「尖閣諸島は日本の固有の領土だ。いわゆる領土問題は存在しない」と発言しました。相手が領土紛争があるとの基本を承認しないのでは、なにをもって交渉の土台とするのでしょう。さらに、日本側が交渉を望んだとしても、現在の国際政治では、交渉を通じて相手が実効的に占領している領土を取り戻すという考えは、「痴人の夢」とでも言うべきです。

 次に、2番目の方法を見てみましょう。国際法廷に訴えるという方式です。私は、この方法を重点的に論じます。

■「古くから中国に属していた」で領有権は決まらない

 中国政府・外交部の報道官は、釣魚島について語る時には「釣魚島は古くから中国に属していた」と言います。日本側の主張は実際のところ一貫しており、「無主地であり、日本が先にこの地に対して有効な統治を行った」です。

 これに対して中国側の“反撃”は、「われわれの、かくかくしかじかの古文書には、14××年に、釣魚島についての記録がすでにある。日本人よりも500年も早い」うんぬんです。

 しかし、すでに1925年の米国とオランダの間でパルマス島<訳注:フィリピン・ミンダナオ島とオランダ領東インド(当時)の間にある島>の事案で、国際法廷は「先に発見した者が、主権を有するとはかぎらない」との見解を示しました。「有効な統治があって、(領有権は)成立する」としたのです。たとえば、国旗1本を立てるだけでもよいのです。

■米国・オランダ間で「実効支配」が決め手になった実例

 パルマス島を発見したのはスペイン人で、16世紀のことでした。その後、オランダが統治していました。さらにその後、スペインはパリ条約でフィリピンとその周辺島嶼(とうしょ)を米国に割譲しました。米国は、その島嶼にパルマス島が含まれていると認識したのです。しかし、国際法廷はパルマス島の割譲を認めず、(それまで実効支配をしていた)オランダの領有が続くことになったのです。

 もうひとつ、参考の価値があるのがシンガポールとマレーシアが争ったペドラ・ブランカ島の件です。歴史的要因だけを考慮すれば、ペドラ・ブランカ島は明らかにマレーシア・ジョホール王国にとっての「古来からの神聖なる、分割することができない一部分」でした。

 しかしシンガポール側は1844年に同島に灯台を築き、実効支配を始めました。マレーシア側は長期にわたり、異議を唱えませんでした。マレーシアが1979年に自国地図にペドラ・ブランカ島を入れたことで、両国の争いが発生したのです。

■長期間放置・権利放棄で領有権は相手国のものになる

 国際法廷は最終的に、ペドラ・ブランカ島をシンガポール領と認めました。マレーシアが長期にわたり、(シンガポールの実効支配を)「黙認」していただけでなく、さらに重視されたのは、1953年にシンガポール当局がマレーシア当局に対して「同島の領有権はマレーシアに属していると考えるか」と質問した際に、ジョホール州の代理秘書が書簡で「ジョホール政府はペドラ・ブランカ島に対する領有権を主張したことはない」と回答したことでした。

 したがって、国際法廷は「1844年まで同島がジョホール王国に属していたことは確かだ。ただしその後、マレーシア側の放棄により主権は移った」と判断したのです。

■火星を地図に描いても、火星は自分のものにならない

 不幸なことに、清朝時期はおそらく「普天の下、王土に非ざる莫く、率土の浜、糞青にあらざる莫し」<訳注:原義は、「あまねく空の下はすべて王(=中国の支配者)の土地、そこにいる人はすべて王の臣」の意。「王臣」をわざと憤青(=怒る青年)と同音の「糞青」に置き換えたと思われる>の伝統思想の影響を受け、自分の目で見えるのだから、われわれの土地だと考え、時おり(中国の)漁民が立ち寄る以外には、基本的に釣魚島において主権を直接に示す行為をしなかったのしょう。

 明朝期の「籌海図編」や清朝の「大清一統輿図」を持ち出す人もいます。これらで少なくとも、われわれが地図の上で釣魚島を記載していたことは証明できます。

 しかし、地図などというしろものを持ち出しても、「アフリカが(自国で作成られた地図に)入っているから、アフリカはわれわれのものだ」とか、「火星を描いておいたから、火星はわれれものもだ」と言うことはできません。




 中国の女性企業家、広東捷盈電子科技・取締役副主席の林凡氏が24日、「尖閣諸島は日本のものだ」とツイートした。米国とオランダ、マレーシアとシンガポールの領土争いで国際法廷が示した判決や、中国共産党機関紙である人民日報のかつての「見解」などを根拠として、現在の中国政府の言い分を否定。「釣魚島はすでに日本のものであるし、将来も日本のものだ」と主張した。

 同ツイートに対しては「激烈な反対意見」とともに、尖閣諸島の領有についての中国共産党・中国政府の主張に改めて不信の念を表明する書き込みも相次いだ。

 林凡氏のツイートとフォローは25日夕方までに、すべて削除された。同ツイートの原文となったと思われるブログは転載が相次いだこともあり、一部ページでは閲覧することができる。同文章には、尖閣諸島の領有権について、他の事例との比較や日中のこれまでの対応の分析を積み重ねて論じている特徴がある。同問題に絡めて過激な行動をする中国人に対する嫌悪感の発露と見られる部分もある。

 以下、ブログ文の後半部分を日本語訳して掲載する。小見出しと訳注は編者による。尖閣諸島の領有権について、中国側がしばしば持ち出す「地図」の問題などから論じた。

                 ◇

■日本は尖閣編入時、「微妙な問題」と認識していた

 これまで(世界で発生した領土争い)の事例を見ると、地図の証拠能力は地図自身の性質と質に関係してきます。地図の証拠としての説得力は、しばしば極めて有限です。たとえば、パルマス島の事例では、国際法廷は地図を証拠として採用するにあたって、地図が正確であることを基本条件として求めました。

 米国側は世界各地から1000枚以上もの地図を探し出しました。それらの中で、(領有権争いの相手国である)オランダの主張を支持する地図は3枚しかありませんでした。しかし国際法廷はパルマス島を(実効支配を続けていた)オランダの領有と判断しました。

 振り返ってみれば、日本政府は19世紀の末から大きなエネルギーを使って釣魚島(尖閣諸島の中国側通称)を調査し、清国政府が所管した痕跡がないことをつきとめました。ただし、日本側は中国が同島をすでに命名していたことには注目しました。

■ところが、日本人が統治しても中国は抗議しなかった
  
 (尖閣諸島が)清朝の勢力範囲に近いため、清国の領土であるという証拠はなかったのですが「万一の不測の事態が発生すれば、事態収拾が難しい」と懸念したわけです。

 日清戦争中の1895年に起こった海戦で清国に勝利すると、日本人の姿勢は強硬になりました。釣魚島を沖縄県の所管として、標識を立てたのです。<訳注:正式な標識を立てたのは1970年で、下記の尖閣諸島への入植よりも相当に遅れた>

 翌1896年には同島を古賀辰四郎に貸し与えたので事業が始まりました。1909年には、同島に移住する者が250人近くになりました。

 しかし清国政府は(尖閣諸島に対する)主権の宣言を発表することはなく、実際の統治も行いませんでした。さらにスゴイことに、1970年代に石油資源が発見されるまで、中国は70年以上も日本や米国の釣魚島統治に対して、何の異議も申し立てなかったのです。

■「清朝は釣魚島を自国領と認識していた」証拠は偽造だった

 1970年代になり、釣魚島の紛争が改めて発生してから、米国在住の「盛家の子孫」と自称する盛毓真という人物がおどり出ました。盛毓真は慈禧(西太后)から盛宣懐<訳注:清朝末期の政治家・実業家。1844-1916年>が賜ったとする書状を発表し、清朝政府が釣魚島について“電柱に小便をかけていなかったわけでもない”ことを証明したのです。

 (釣魚島の奪還を目指す)保釣派は欣喜雀躍しました。盛毓真は愛国の星とされ、台湾に行って人を騙して大いに飲み食いをしたのです。

 ただし、ウマイことは長続きしません。中国大陸及び台湾の学者が前後して、盛毓真が発表した慈禧の書状には形式上の混乱があり、ありえない間違いがあることを発見したのです。例えば、盛宣懐の任官の年月日が事実よりも3年早かったり、慈禧の印が書状を書いた当時にはすでに使っていなかった、それより古い時期のものと判明したのです。結局、慈禧の書状は偽物と断定されました。

■下関条約と尖閣は関係なし、日清双方が確認済み

 この偽書以外にも、中国は釣魚島を「台湾と付属する島嶼(とうしょ)」の一部とみなして、馬関条約<訳注:日清戦争の講和条約。日本では下関条約と呼ぶ>にもとづき日本に割譲されたもので、清朝の領土であったのだから「カイロ宣言」及び「ポツダム宣言」の関連規定にもとづき、中国に返還されるべきと主張しています。

 問題は、日本は馬関条約の3カ月前に釣魚島を沖縄の所管に組み込んでいたことです。馬関条約締結時、清朝政府は日本が“魔手”を伸ばし、福建省沿岸の島嶼も「台湾に付属する島嶼」として自分のものとしようとすることを恐れました。そこで清朝側の要求により、双方は地図の形で(日清戦争の講和条件として)日本に割譲する島嶼を確認したのです。日本側が示した地図に釣魚島は入っていませんでした。

 そして、双方は「台湾接収文書」に署名しました。すべてが「双方いずれにとっても明確」なのです。<訳注:筆者は、日本は下関条約以前に尖閣諸島を領土に組み込んでおり、日清戦争の講和条約の結果として中国領である尖閣諸島が日本に引き渡されたのではないと指摘>

■論じていて気分が悪いが、事実は事実

 ここまで論じてきて、実に気分が悪いのです。しかし、話はまだ続きます。日本側には、もうひとつの主張があります。つまり、魚釣島は琉球諸島の一部分であり、理屈から行っても日本に属するということです。

 中国側は何としても、この日本側の主張は絶対に違うと証明せねばなりません。中日双方の古文書の記載からして、古琉球時代に釣魚島が琉球に属していなかったことは確実です。しかし日本が1895年に釣魚島を琉球に編入してから、日本と米国だけでなく、さらに致命的なことに、中国もが釣魚島は琉球に属すると言いはじめたのです。

■人民日報も「尖閣は琉球に属する」と明記

 1920年に、中華民国の駐長崎領事は日本政府にあてた感謝状で「日本帝国沖縄県八重山郡尖閣列島」と書いているのです。さらに“殺傷力”が大きいのは、1953年に「人民日報」が発表した文章です。

 最初の部分には「尖閣諸島を含む琉球群島」と書いてあり、最後の部分では「琉球は日本人民が独立、民主、平和を勝ち取る闘争と、切り分けることができない」と書いてているのです。

 実際には、現在も一部の「保釣派」の理論は「釣魚島は琉球に属する。琉球は中国に属する。したがって釣魚島は中国に属する」です。これに対しては彼らに、痴(し)れ者の妄想はおやめなさいというのみです。

■日本にMAOのような人物が出れば、戻ってくるかも

 琉球が現在、日本に属するということは変えようがない事実です。日本人に琉球を吐き出させようとすれば、彼らの国家に、たとえばMAOのような領土を糞まみれの土地のように扱う神のような偉人が出現することを期待するしかありません。<訳注:MAOは毛沢東を指すと考えてよい>

 これまでの記述を総合し、台湾の保釣運動の熱血青年に馬英九総統が比較的遠まわしな言い方で「釣魚台(尖閣諸島の台湾側通称)を争う場合、国際法は台湾にとって不利」と言っていることもあわせてみれば、私は国際法廷に訴えた場合、(釣魚島を取り戻せるという)中国側の勝算はほとんどゼロと考えます。これが残酷な現実です。

■武力による奪取は、どう考えても不可能

 最後に、武力による解決を考えてみましょう。

 現在、インターネット上には中日海空軍力比較が大量に存在します(陸軍は尖閣問題で使えないからです)。日本側がやや有利という説もあれば、中国側が勝つとの主張もあります。この種の比較は実際には、まったく無意味です。「日米安保条約」が存在するからです。

 法律上の義務、同盟国としての道義、あるいは自国のための戦略的利益からみても、米国は必ず日本を支持します。ヒラリー・クリントン米国務省長官も「私は明確に申し上げたい。尖閣諸島は安保条約第5条の範囲内であり、われわれは日本国民の義務を保護することを重視します」と表明しました。

 これまでの釣魚島を巡る紛争のとき、軍の側の原因があったわけではありません。しかし、頭がおかしいのでなければ、中国と米国の軍事力の差は、1段階や2段階の問題ではないと、だれでも分かるはずです。

 あるいは「戦争の勝敗を決定する鍵は、双方の武器装備の優劣ではない。精神と意志の力の違いだ」と言う人がいるかもしれません。

■尖閣海域に派遣される中国の監視船は哀れだ
 
確かに、「冷たい兵器の時代」でも「熱い兵器の近距離作戦の時代」でも<訳注:「冷たい兵器」とは、火薬類を使わない古代の兵器を指す。「熱い兵器の近距離作戦」とは、通信網やミサイルなどを使わない火砲による攻防を指す>、精神力や意志の力は戦争の勝敗を決める重要な要素です。

 ただし、現在の情報化・非接触式作戦の時代に、精神の力を強調するということは、すなわち精神力を淫するということです。もちろん、“愛国賊”らの圧力に対応するために、共産党も国も「強硬」な表現をします。

 そして党・政府は監視船数隻を派遣します。われわれの監視船が日本の軍艦と対峙することには、心がぞっとして同情の気持ちが出てきます。(日本側に阻止された時点で)釣魚島まではまだ数十海里もあり、そしてまた、傷ついた心で戻らねばならないのです。こんなつら汚しの小細工で、釣魚島を奪還できるとでも言うのでしょうか。

■尖閣はすでに日本のもの、将来も日本のもの

結論:

 釣魚島は日本人が出兵して占領したものではありません。われわれがぼろ布のように捨てたものです。日本人は宝物のようにそれを拾いました。われわれは異議を唱えませんでした。1968年に釣魚島海域で石油が発見されたから、釣魚島は一晩にして突然、「神聖にして不可分」な領土になったとでも言うのでしょうか。

 そして、泰山のように崇拝されている周恩来も、日本人に対してあいまいに「われわれはここで、あの(釣魚島)のために、論争をすべきでありません。いずれにせよ、地図の上で探しにくいほどの小さな点にすぎません。なんで問題になるかと言えば、石油が見つかったからにすぎません」と発言しています。これが、一国の指導者の領土問題に対する姿勢でしょうか。

 したがって、法律面、国際政治、実力を比較検討しても、釣魚島はすでに、そして将来にわたって日本のものでありつづけるのです。あなたは怒るかもしれない、あせるかもしれない、悲しむかもしれない。しかしこれが事実であり、真相なのです。




■【コラム】 温泉の真髄ここにあり!共同浴場の楽しみ方


【コラム】 温泉の真髄ここにあり!共同浴場の楽しみ方
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=column_1030_040.shtml
2012/10/30(火) 17:37

 どこの温泉街にも必ず1、2軒の共同浴場があります。地元の人々や湯治客に愛されている素朴な温泉施設です。豪華な温泉ホテルとは対極にあるような存在ですが、実はそのほとんどが源泉100%かけ流し。それぞれの温泉地が持つお湯の特徴をダイレクトに楽しむことができます。共同浴場はまさに温泉の真髄なのです。

■共同浴場へ行ってみよう

◎1.タオルやシャンプー、石鹸を持参する

 ほとんどの共同浴場ではフロントや売店などの施設はありません。入浴に必要な物はすべて自分で用意します。タオルや石鹸などの洗面用具を忘れずに!

◎2.小銭を用意し、貴重品は持ち込まない

 多くの共同浴場では管理人が常駐しておらず、入り口に使用料を入れるための箱が置いてあります。だいたい150円~200円ほどで、管理費や清掃費として使われるものです。もちろん両替はできませんので、あらかじめ小銭を用意しておきましょう。また、コインロッカーもない場合が多いので、貴重品は宿泊しているホテルのフロントに預けておきましょう。小銭を持参し、お財布は持ち込まないこと!

◎3.かけ湯は念入りに

 たいていの共同浴場ではお湯が非常に熱いので、いきなり湯船に入らずに、まずは念入りにかけ湯をしましょう。足から順番にかけていきます。体にお湯をなじませることで、湯あたりの防止にもなります。かけ湯は3分間。バシャバシャかけずにゆっくりと!

◎4.地元の人との会話を楽しもう

 共同浴場は地域の人々が日常のお風呂として利用しています。「こんばんは」「お先に」などの挨拶は欠かさないようにしましょう。地元の人は観光客にとても親切です。一緒に湯浴みしながら、のんびりと会話を楽しむのも共同浴場の醍醐味です。人との出会いは一期一会、忘れられない旅の思い出ができることでしょう。

■おわりに

 温泉の真髄を味わえる共同浴場。地元の人との交流を楽しみながら、共同浴場の素朴な魅力を楽しんでくださいね。



■日本の若い女性のあこがれの職業は…芸者!?=台湾メディア


日本の若い女性のあこがれの職業は…芸者!?=台湾メディア
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1029&f=national_1029_017.shtml
2012/10/29(月) 11:52

 台湾メディアが、「日本では芸者にあこがれる現代女性が目立ち、歌や舞踊を学ぶ人口が増えてきた」と報道。状況を伝えた。

 台湾のテレビ局・TVBSは放送やウェブニュースで、「日本の伝統文化の1つだと言える芸者は、宴会で接客し踊りや歌で場を盛り上げる女性の職業。現代女性にとって芸者は、気品と優雅さを兼ね備えた代表として人気があり、芸者になりたいとばかりに、芸を学び始める気持ちにつながっているらしい」と報じ、芸者や客のコメントを掲載。

 「実生活とは違ったゴージャス感が味わえ、美しい夢を見せてくれる」と客は口をそろえたそうで、「最近は女性が宴会に芸者を呼んで、魅力を学ぼうとする現象があるらしい」と伝えた。「女性を武器にしお高く止まっている雰囲気もあるが、優しい。理想の女性の姿だと思っています」など、女性のコメントも紹介している。

 またインタビューに応じた現役の芸者は、「初めて芸者を見た時、とても美しくてすてきな女性と感激したんです。乗っていた自転車を止め、振り返りながらすれ違った芸者さんたちを見つめていました。その気持ちが忘れられず、高校卒業後に芸者の道へ。歌や踊りのほか、立ち居振る舞いやマナーを勉強しています。この職業を選んだことで、女性の強さと柔軟さを理解できたような気分です」と語ったとのこと。「接客される側の立場を常に意識し、宴会が終わってお客さまに楽しかったと言われた時に達成感を覚えます」とその現役芸者は答えており、「今後は若い女性に、芸者の魅力を教えていきたい」と意気込んでいたそうだ。

 TVBSは「今の日本は高校生が芸者になりたい、と志望する時代。美しい着物姿で扇子を持ちながら優雅に踊る芸者は、職業としてますます人気が上昇していきそうだ」と報道を締めくくっている。



■旅行フェア、一番人気はやっぱり日本!=台湾メディア


旅行フェア、一番人気はやっぱり日本!=台湾メディア
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=national_1030_035.shtml
2012/10/30(火) 22:04

 台湾の人々にとって、毎年秋の恒例イベントとなっている旅行フェア「台北國際旅展(Taipei International Travel Fair)」(主催:台湾観光協会)。今年は10月26日から29日までの4日間開催され、過去最高の262,590人が来場。台湾メディアが、「一番人気の旅行先はやはり日本」と伝えた。

 台湾のラジオ局「中國廣播公司(BCC)」は放送やウェブニュースで、「台湾の100万人以上の人々が、毎年日本に旅行する。なので、台北国際旅行展で断トツ人気を誇るのも日本」と報道。日本関連の出展ブースは混みあっていたようだ。

 また花の中で鳥と遊べるテーマパーク「神戸花鳥園」が、特にメディアや来場者の目を引いたようで「日本最大級の温室を所有し、オールシーズン通して園内で遊ぶことができる。2006年にオープンしたばかりだが、家族旅行には最適な場所。26種70羽以上のフクロウや、美しい花・植物が出迎えてくれる」と、中廣は紹介している。

 続けて「鳥が放し飼いにされているゾーンやバードショー、一緒に記念写真が撮れる場所があり鳥と触れあえる。神戸花鳥園はより自然に近づけた環境で設計されており、鳥も植物も大切に健康に育てられている」と報道。「訪ねた時には、まるで別世界に入り込んだ感覚になるだろう。素晴らしい観光スポットの1つだ」と締めくくった。

 台湾にも鳳凰谷鳥園を始めとした鳥のテーマパークはあるが、日本と比較すると施設や楽しみ方が充実していない様子。神戸花鳥園は、台湾の人々を魅了するスポットになりそうだ。



■八代亜紀のジャズ・アルバムがマレーシアで1位獲得、アジアを席巻


八代亜紀のジャズ・アルバムがマレーシアで1位獲得、アジアを席巻
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=entertainment_1030_030.shtml
2012/10/30(火) 20:38

  10月10日の国内発売と同時に世界75ヵ国で配信がスタートした八代亜紀による初の本格ジャズ・アルバム『夜のアルバム』が、マレーシアのiTunesStoreJazzTopAlbumsチャートで1位(10/26付)を獲得したことが明らかとなった。

 その他アジア各国のiTunes?Store(R)のジャズ・チャートでもシンガポール2位、台湾4位、香港7位と上位チャートインを果たしている。(iTunesStoreでは台湾、香港は「国」とみなされる) この結果について八代亜紀は「私の歌声が、日本だけでなく、マレーシアはじめ他のアジアの国の人々にも聴いていただけて本当に嬉しいです。音楽に国境はないということを改めて感じています。いつかコンサート等でお目にかかりたいと思います」とコメントしている。

 八代亜紀は11月9日にはブルーノート東京にて『夜のアルバム』の発売記念ライブを行う(チケットは完売)。

◎ユニバーサルジャズ公式サイトwww.universal-music.co.jp/jazz
◎リリース情報八代亜紀『夜のアルバム』Producedby小西康陽UCCJ-2105 3,150円(taxin)2012/10/10RELEASE
◎ライブ情報【AnEveningwithAKIYASHIRO】2012年11月9日(金)atブルーノート東京 <SOLDOUT>【JAZZWEEKTOKYO2013】2013年3月22日(金)at東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)



■Perfume、台湾公演で初の世界ツアー開幕「本当に幸せ!」


Perfume、台湾公演で初の世界ツアー開幕「本当に幸せ!」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=entertainment_1030_039.shtml
2012/10/30(火) 22:52

 不動の人気を誇る女性グループ、Perfumeが26日に、初の海外ツアー「WORLD TOUR 1st」の初日となる台湾公演(会場=台湾NEO STUDIO)を迎え、大盛況のうちにライブを終えた。

 前日、メンバーが到着した台北空港では大勢のファンによる温かい出迎えに包まれ、メンバーも喜びと感謝を口にした。遂に世界進出へと活動の場を拡げていく彼女たち、即完した超満員の初日ライブでその1歩を踏み出した。

 会場内では、待ちきれないファンの大歓声が鳴り響く中、メンバーが登場したのと同時に、一気に会場内のボルテージは沸点状態となった。

 日本では5万人規模の会場でのライブも完売させる実力を持つグループだが、このツアーは彼女達の初心ともいえる、スタンディングでのライブハウス公演。

 デビュー当時からライブ活動を大切にしてきた彼女達が生み出す、ライブならではの一体感は、海外に踏み出すために選んだのがライブハウスである理由を感じさせ、この海外ツアーのために特別に用意されたプログラム、一糸乱れぬダンスパフォーマンス、Perfumeならではの独特の演出などで、観客の心をわしづかみにした。

 MCではずっと練習をしてきたという中国語で、自己紹介をしたほか「みなさんようこそ!今日は足を運んで頂いてありがとうございます!最後まで楽しんで行きましょう!」と挨拶した。

 10月15日にアジア各国でCDリリースもされたPerfume Global Compilation“LOVE THE WORLD”に収録された楽曲を意識した選曲で、“レーザービーム” “チョコレイト・ディスコ”や“ポリリズム”などをはじめとする代表曲はもちろん、デビューから最新の楽曲までを織り交ぜたラインナップでのパフォーマンスにより、圧巻のステージを披露した。

 また、彼女達のライブのもう一つの魅力は、メンバーと観客とのコミュニケーション。この日を楽しみにしていたメンバーは「初めての海外ワンマンライブなのに、こんなにもみんなが歌ってくれて、こんなにもみんなが踊ってくれて、盛り上がってくれて、本当に幸せです!」と語り、観客からは応援メッセージが次々に届けられ、メッセージボードで埋め尽くされた会場は、まさに一体となり、そこにいる全員で喜びを共有した。

 メンバーは海外ツアー初日のステージに立てている喜びと感謝を何度も口にし、笑顔で無事に初日を終えた。このあと、ツアーは香港、韓国公演と続き、11月24日のシンガポールでツアーのファイナルを締めくくる予定だが、チケットは各国即完が続き、今回のパフォーマンスが話題となりそうだ。

 また、このシンガポール公演の模様は、日本国内の映画館へ同時生中継する事が決定しており、日本国内においても、初めての土地で新たな挑戦に挑むPerfumeを映画館のビッグスクリーンでリアルタイムに応援しようと、ファンの期待感が高まっている中、あまりの反響の大きさに、急遽「お台場シネマメディーアジュ」「T・ジョイ大泉」「T・ジョイ蘇我」「T・ジョイ リバーウォーク北九州」の4劇場があらたに追加され、計66館での上映が決まった。

 さらには、ライブを終えたばかりの台湾からも最終日の生中継を望む声が多数寄せられ、台北市の「Vie Show Hsin Yi」での生中継も決定した。



■夏木マリ「自由に旅に出よう!」HIS新CM起用、会見で生唱も


夏木マリ「自由に旅に出よう!」HIS新CM起用、会見で生唱も
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=entertainment_1030_034.shtml
2012/10/30(火) 22:32

 夏木マリが、31日発売のシングル「ALLIANCE」(ワーナーミュージック・ジャパン)のカップリング曲「キャデラック」が、大手旅行会社のエイチ・アイ・エス「オトナの海外自由旅行」のテレビCMに起用され、そのCM発表会が、東京港区の東京アメリカンクラブで行われた。

 「キャデラック」は、親交がある仲井戸麗市が今年「60(ロクマル)」を迎えた夏木マリに贈ったもので、仲井戸自身が作詞・作曲を手掛けたオトナのロックチューン。CDリリースにあたり、ベース後藤次利、パーカッション斉藤ノヴ、ギター高中正義、ボーカル&ギター仲井戸麗市、キーボードミッキー吉野、ドラム村上"PONTA"秀一と、日本の音楽シーンを代表する超一流ミュージシャンが奇跡のコラボレーションを果たしており、音楽ファンの間で早くも話題になっている。

 イベントにはこのトップアーティスト達が全員参加し、タイアップ曲「キャデラック」の生演奏を行うということもあり、一般公募で抽選によって選ばれた約100名の音楽ファンと音楽関係者約50名で会場は期待に包まれていた。

 イベントがスタートすると、会場にキャデラックのエンジン音が鳴り響き、楽曲に参加したトップアーティスト全員がステージに登場。そして最後に夏木マリがステージに颯爽と登場すると、タイアップソング「キャデラック」のライブがスタートした。踊りながら歌う夏木マリにあわせてメンバーも次第に演奏がヒートアップ、シャウトもロックにきめ、豪華メンバーによる貴重なライブとなった。

 ライブの興奮が冷めやらぬ中、夏木をはじめ参加ミュージシャン全員が出演した「キャデラック」のミュージックビデオとコラボレーションするかたちで制作された、エイチ・アイ・エス「オトナの海外自由旅行」のテレビCMが初披露された。

 新作テレビCMは、“裕福な「バックパッカー」”を指す新語「フラッシュパッカー」をキーワードに、エイジレスなアーティスト達のひたすらカッコいい演奏シーンを通じて、「歳を重ねた分、宿泊先や持っている道具などこだわる部分はお金をかけたとしても、若い頃バックパッカーとして旅をしていたころの気持ちは忘れずに、より一層好奇心を持ち、もう一度アクティブに自由に旅に出よう!」というメッセージを60(ロクマル)世代に向けて発信している。

 このCMとミュージックビデオは10月中旬に撮影されたばかりだが、全員が第一線で活躍している超多忙なトップアーティストであることから、スケジュールの調整が困難を極める中で敢行されたという。撮影当日は全国からこの撮影のために集結、あるメンバーは地方でのライブの本番と本番の間をぬって撮影に参加した。通常、半日~1日がかりで撮影されることも珍しくない映像撮影だが、今回は全員そろっての収録時間はわずか2時間と非常にタイトなスケジュールだったという。

 続いて行われた記者会見では、楽曲が作られた経緯を「ノブと60(ロクマル)を迎えるにあたって作品を出したいねって話していて、CHABOに曲をかいてくれないかと相談しました。それでこのような夢のようなメンバーが集まって下さって。前々から皆のファンでしたので、40年来の夢が叶いました!」とうれしそうに語った。

 楽曲制作を依頼された仲井戸も「ノブの明確なイメージがあって、マリが追及していたジャニス・ジョップリンをイメージしてつくりました。“あいまいなものは捨てたい”という歌詞はマリが持つ潔さをあらわしています」と曲のイメージを語った。

 エイチ・アイ・エスとのコラボということで「自身にとっての旅とは?」という質問に対しては、「大人の旅はゆとりがあっていい!!」(ミッキー吉野)、「旅にいくと計画的になれるのでそんな時間が大事」(後藤次利)、「自宅のある軽井沢の森の中を曲を聴きながら自転車で走ることが最近の旅」(高中正義)、「人生のとても大きなこと=旅」(仲井戸麗市)、「旅は人生の出会いがあって、それが財産になっていく」(村上ポンタ秀一)、「このメンバーで会えたことがこれから新しい旅が始まる感じ」(斉藤ノヴ)、「旅は自分のわがままを直してくれるもの」(夏木マリ)とそれぞれの旅への思いを語った。

 なおこのエイチ・アイ・エス「オトナの海外自由旅行」のテレビCMのオンエアは順次スタート。タイアップソング「キャデラック」が収録された、夏木マリのニューシングル「ALLIANCE」は10月31日にワーナーミュージック・ジャパンよりリリースされる。



■【台湾ブログ】愛する日本よ、中国と冷静に話し合ってください!


【台湾ブログ】愛する日本よ、中国と冷静に話し合ってください!
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=national_1030_036.shtml
2012/10/30(火) 23:09

 尖閣諸島問題に心を痛めている台湾人女性が、「中国でデモが起こったニュースを見ると、めまいを感じてしまう程悲しい」と、ブログに思いをつづっている。

 日本が大好きだという皇后陛下(ハンドルネーム)さんは、30代の台湾人女性。「私が日本びいきなのを知っている人が、尖閣諸島問題についてあれこれ聞いてくる。何も意見はないので、質問はしないでほしい」とブログの冒頭で訴えた。

 「尖閣諸島のことは長年抱えてきた問題で、日本・台湾・中国が喧嘩をするのはわかりきっている」と、今に始まったことではないと述べており、「日本と中国がそれぞれ主張している境界線を図で見ると、台湾は全く眼中にないことがわかり、思わず笑いがこみあげてきました」という皇后陛下さん。「たくさんの島を持つ日本は、台湾に近い沖縄の石垣島の所有国でもある。ついでに、台湾ももらってほしい」と、ジョークを交えた文を載せており、いかに日本が好きかが伝わってくる。

 また「台湾の馬総統は、台湾の一番北の島【彭佳嶼】の話題をよく出すが、台湾の領土がその島までならば尖閣諸島の所有を主張できる訳がない。でも台湾への母国愛を示すため、尖閣諸島を日本もしくは中国のものとも言えないのが台湾人の立場だ」など、複雑な心境をのぞかせた。

 続けて皇后陛下さんは、「私は日本が大好きで、日本で遊ぶことが人生の楽しみ。だから時間とお金さえあれば、必ず日本に行っている。そんな私の行動は間違っていますか? 日中間がもめている微妙な時期に、行ってはいけないのでしょうか?」と投げかけた。「渡航が禁止されていなかったから、東日本大震災の2か月後、私は北海道に遊びに行った。尖閣諸島問題が起こっても、日本行きを止める権利は国にもない。私は確かに一生台湾人。生まれてから死ぬまでその事実は変えられない。でも私が日本を愛する気持ちと、尖閣諸島のことは全くもって別次元の問題!」と、強い思いをブログに書き表している。

 「日本人の精神、仕事に対する態度、真面目でルールを守る姿……それらは私たちが学ばなければいけないこと。私は日本のすべてを愛しています」と、宣言した皇后陛下さん。「日本人と比べて、中国人のデモは一体何!? 問題解決につながる行為でしょうか? 尖閣諸島の存在の意味を唱えたり、どうすれば問題解決できるのかという判断は私にはできないけれど、日本と中国が冷静になって話し合いをしてほしい」と、心から願っている。そして「私は台湾を愛しています。でもそれ以上に、日本を愛しているのです!」というのが、ブログの締めくくりの文章。日中間のトラブルを真摯に受け止めて悲しみ、早い解決を願っている台湾人の声が伝わってくる。



2012年10月30日火曜日

■何がメード・イン・チャイナか知っていますか?中国企業の静かな進出―米誌


何がメード・イン・チャイナか知っていますか?中国企業の静かな進出―米誌
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65681
2012年10月21日 6時6分      

2012年10月18日、米誌フォーブスは記事「米国の消費者は何がメード・イン・チャイナか知っていますか?」を掲載した。

今や生活の隅々にまで入り込んでいるメード・イン・チャイナ製品。何も青島ビールなどわかりやすい中国ブランドではない。例えば世界的な高級車メーカー、ボルボ・カーズ。今では中国・吉利集団の旗下にある。北米2位の映画館チェーン・AMCシアターズは中国・万達集団に買収された。

NBAのスター選手、ドウェイン・ウェイドのシューズ。消費者はナイキ製だと思っているかもしれない。確かにロゴはナイキそっくりだが、実は中国企業のリーニンだ。

中国企業といえばアフリカやラテンアメリカにばかり進出しているというイメージがあるが、それは間違い。今や中国企業は先進国を含めいたるところに進出しているのだ。この傾向は今後しばらく続くことになるだろう。



■中国が「江南スタイル」のヒットで韓国に嫉妬?ソフトパワーが弱い原因はパクリ―英紙


中国が「江南スタイル」のヒットで韓国に嫉妬?ソフトパワーが弱い原因はパクリ―英紙
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65687
2012年10月20日 23時1分      

2012年10月17日、英紙フィナンシャル・タイムズは「中国の『江南スタイル』はどこに?」と題した記事を掲載し、中国政府が世界でソフトパワーの影響力を高めようと努力しているにもかかわらず、なかなか成果が現れない原因は偽物とコピーが中国文化のイノベーション意識と能力を阻害しているためであると分析した。19日付で環球時報(電子版)が伝えた。

過去数年間、中国政府は海外で巨費を投じて自国イメージの普及を試みてきた。ニューヨークのタイムズスクエアに国営通信社のオフィスを設置し、英語による報道の予算を増額したほか、中国文化と中国語の普及を目的とする孔子学院をこの10年で世界に約400カ所設立した。

これらは中国政府がソフトパワーを非常に重視していることを意味しているが、最近の韓国人歌手PSY(サイ)の「江南(カンナム)スタイル」の世界的なヒットによって、中国国内には羨望と嫉妬が入り交じった複雑な雰囲気が漂っているという。

中国人作家・莫言(モーイエン)氏が今月ノーベル文学賞を受賞したように、中国に優秀な文化がないわけではない。しかし、中国国営メディアは「中国には『江南スタイル』のような爆発的な人気を誇るものが欠けている」と批判している。新華社通信は「文化普及の創造力に関して、中国は韓国に学ぶべき」との記事を掲載した。

新華社通信は別の記事でも「文化・芸能関係者の数は韓国よりもはるかに多く、利用できる資源も決して不足しているわけではない。しかし、真に中国のソフトパワーを体現する文化コンテンツは不足している」と指摘した。

この原因について、フィナンシャル・タイムズは「偽物とコピーが中国文化を駄目にしており、文化作品のイノベーション意識と能力を徐々に失わさせている」と分析している。



■奪わなければ何も手に入らない……不公正な中国社会―SP華字紙


奪わなければ何も手に入らない……不公正な中国社会―SP華字紙
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65679
2012年10月21日 8時1分      

2012年10月18日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「漢字『搶』からみた中国の不公平」を掲載した。

中国語には「搶」という漢字がある。奪うという意味だが、この言葉が今の中国の問題を示している。先日も広東省広州市の地下鉄で「搶位」、すなわち座席争いが原因の乱闘騒ぎが起きた。以来、各地の中国メディアは地下鉄内のけんかを報道。北京市ではけんかが原因で地下鉄が止まる事件が7件も起きていることが明らかになった。

単なるけんかと思うなかれ。地下鉄の座席以外のさまざまなモノについても、中国人は人を傷つけても奪うしかないと考えている。奪う以外に方法がないという発想。それは中国社会が公平さや正義を欠いていることの証明である。



■農村で子どもの白血病患者が急増、環境悪化や食品汚染が原因か―中国


農村で子どもの白血病患者が急増、環境悪化や食品汚染が原因か―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65947&type=
2012年10月30日 15時53分      

2012年10月29日、中国の白血病患者は約500万人に上るといわれている。毎年約8万人が新たに白血病と診断されているが、うち半数は子どもが占めるという。河南省のニュースサイト・大河網が伝えた。

子どもの白血病患者の多くは農村出身。近年、患者数の急増により、病院のベッド数が足りず、入院待ちを余儀なくされ、手遅れになってしまう子どもも多い。莫大な治療費が家計に重くのしかかり、両親は借金地獄に。白血病で子どもを亡くした女性が、次に出産した子どもも生まれて数カ月で白血病と診断されるという悪夢のようなことも起きている。

農村に子どもの白血病患者が多い理由は、水や土壌の汚染、農薬の過度の使用、住宅の内装に使われる有害な化学物質、医療廃棄物の不適切な処理、地溝油(下水油)や有害添加物などによる食品汚染など多岐にわたると考えられる。

中国医学科学院血液病医院が2004年4月~2010年4月に診察した急性白血病の子ども1236人のうち、がんの家族歴がある子どもは6.8%だったが、3年以内に家や学校で内装工事があった子どもは11%、殺虫剤など化学物質に触れる環境にいた子どもは12%に上っている。



■<尖閣問題>日本と中国の経済対決、いつまで続けられるのか?―華字紙


<尖閣問題>日本と中国の経済対決、いつまで続けられるのか?―華字紙
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65925&type=
2012年10月29日 17時33分      

2012年10月28日、華字紙・中文導報によると、拓殖大学政経学部の朱炎(ジュウ・イエン)教授は21日、東京大学で開催された「日中経済フォーラム」に招かれ、日本と中国の経済対決に関する講演を行った。以下はその概要。

日本政府による尖閣諸島の国有化によって始まった中国のさまざまな対抗措置は、日本政府が中国側の抗議を無視したことが原因だ。中国は大規模な外交宣伝や各方面での交流中止、領海範囲の公表、尖閣諸島海域での定期巡航、各種経済措置などを実施することで、日本に尖閣問題が領土紛争であることを認めさせ、「論争を棚上げし、現状を維持する」とした以前の状況に戻そうとしている。

尖閣諸島国有化で中国側が見せた強烈な反発について、日本政府は理解できず、中国側の過剰反応だとみなした。その理由についても、日本政府は中国政府内の権力闘争や、社会や政府に対する国民の不満の表れだということに固執。このため中国側が理性を回復し、冷静になるのを待てばよく、領土問題で譲歩する必要はないと考えている。

中国は「敵を1000人殺すためには、味方が800人死んでもかまわない」という精神で経済措置を行っている。中国経済が受ける損失よりも日本経済が受ける損失の方が大きいと考え、日本が我慢できなくなるのを、そして打撃を被った日本の経済界が政府に圧力をかけるのを待っている。

しかし、日本側の考えは違っている。在中日本企業に損失は出ても、日本国内の経済に大きな影響は出ない。日本政府に対する経済界の発言力も弱くなっている。また、2010年に発生した尖閣漁船衝突事件で、中国が実施したレアアースの輸出制限が不成功に終わったことから、再度中国が輸出制限を行うことはないとみている。

高度にグローバル化が進んだ今、日中両国は相互に深く依存しており、経済制裁がどちらか一方の国だけに損失をもたらすことなど不可能。ゆえに極力避けるべきだ。しかし、尖閣問題が短期間で解決しないのであれば、中国は経済措置の長期化を余儀なくされる。そうなれば中国の日系企業は経営困難に陥り、連鎖的に中国国内の関連企業にも影響が出る。日本から輸入される原材料や部品、設備の減少は中国企業の運営にも影響を及ぼし、中国の輸出は減少。対中投資が減り、注文が減ることで生産規模も縮小する。さらには「中国は国際ルールを守らない」「リスクの高い国」というマイナスイメージが世界に広まる。このことから、日本に対する経済措置はただやみくもに行うのではなく、その対象となる項目を定めて行わなければならない。

日中間の経済対決はいつまで続けられるのだろうか?それは長期戦でもあり持久戦だ。あるいは日本の政権が交代するまでか?日本が中国の期待する反応をいつ見せるかにかかってくるだろう。いずれにせよ、現実的観点からみれば、それは短ければ短いほど良いのだ。



■中国で売れないベンツ、危機的状況に=アウディ、BMWは人気だが―仏メディア


中国で売れないベンツ、危機的状況に=アウディ、BMWは人気だが―仏メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65931&type=
2012年10月30日 14時38分      

2012年10月26日、仏ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)の中国語版ウェブサイトは、「ベンツが中国で危機的状況にある」と伝えた。

中国では高級外車のアウディやBMWが人気を博しているが、ベンツの人気は下降するばかり。今年第3四半期(7-9月)におけるベンツ車の売り上げは全世界で4%のマイナスだったが、中国では20%も減少した。メルセデス・ベンツ・カーズ社を保有するダイムラーAGの中国での税引き前利益は80億ユーロ(約8000億円)に達し、世界市場の7.5%を占めているが、アウディ社の11.2%や、さらに多いBMW社と比較すると、その縮小感は否めない。

中国では、BMWが若者にとっての「あこがれの車」で、アウディは「官僚が乗る車」、ベンツは「社長が乗る車」というイメージが定着。古くから高級車として有名なベンツを購入する中国人消費者は減少する一方だ。全世界で最も重要な中国市場へのテコ入れをするため、ダイムラーAGはまもなく中国での営業強化と販売網の拡大を狙った事業案を打ち出す。同時に全世界のグループ企業に対し大幅な削減プログラムも発表。2014年までに、同社の乗用車部門において研究開発費を含む経費20億ユーロ(約2000億円)の削減を目指している。



■日米中韓のトップが間もなく総入れ替え、米国とアジアの関係に変化も―米メディア


日米中韓のトップが間もなく総入れ替え、米国とアジアの関係に変化も―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65932&type=
2012年10月30日 5時13分      

2012年10月29日、米AP通信は、日本、米国、中国、韓国のトップが間もなく総入れ替えとなり、米国とアジアの関係にも変化が生じることになると報じた。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

記事は、中国は11月8日に第18回中国共産党全国代表大会(18大)、日本は数カ月以内に総選挙、韓国も12月に大統領選が行われるとした上で、米国とアジアの関係がどう発展していくかは、中国、日本、韓国の新しいリーダーとホワイトハウスの次の主にかかっていると指摘した。

中でも重要なのが米中関係で、それはアジア全域に影響する。アジアの多くの国にとって、中国は大事な貿易パートナーであり、米国はアジアの軍事バランスを保つための重要な存在。米国が軍備増強を続ける中国に対する抑止力になっているとみなされている。

米戦略国際問題研究所で中国問題を専門とするボニー・グレイザー上級研究員は、「来年3月に中国の国家主席を引き継ぐ習近平(シー・ジンピン)氏は米国と引き続き建設的な関係を築いていく。米国の新政府も同様に中国の新たな指導部ともめ事を起こす気はない」との見方を示す。

また、記事は日本の新首相が安倍晋三・自民党総裁に決定した場合、日中関係の緊張緩和は簡単ではなくなると指摘する。安倍氏は中国側に「タカ派の人物」とみなされており、2006年に首相に選出された際、中国側は態度を硬化させている。

韓国のトップ交代は米国の対北朝鮮政策を直接左右する。現職の李明博(イ・ミョンバク)大統領は北朝鮮に強硬な姿勢を取っているが、次の大統領は北朝鮮との和解を目指し、北朝鮮への制裁を強化する方針の米国との協調は期待できなくなるとみられている。



■「販売台数は悲惨の一言」、中国市場プランの調整を迫られる日系車―中国メディア


「販売台数は悲惨の一言」、中国市場プランの調整を迫られる日系車―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65956&type=
2012年10月30日 17時55分      

2012年10月29日、消息筋によると、日産自動車はこのほど、中国への自動車輸出を一時的に停止にすることを決定した。同じく日系自動車メーカーのトヨタが高級車「レクサス」の中国市場向け輸出を停止したと伝えられており、日産は中国への自動車輸出を停止した2社目の日系メーカーとなる。今回の動きは、販売台数が大幅に落ち込み、ディーラーの抱える在庫が増え続けており、調整を行って中国への自動車輸出を停止しなければ、日系車側はより大きな圧力に直面し、より大きな損失を出すことになるからだと分析されている。北京商報が伝えた。

だが日産中国法人の関連部門の責任者はこの情報を否定し、「少なくともわれわれは輸出停止に関するいかなる通知も受け取っていない」と述べた。とはいえ、自動車アナリストの賈新光(ジア・シングアン)氏によると、最近、日系自動車メーカーには深刻な影響が出ており、輸入車の販売台数の落ち込みが一層目立ち、中国への自動車輸出を停止すれば、ディーラーの在庫圧力を緩和することが可能だという。そのためには日系輸入車を取り扱う企業が中国市場プランを調整することが必要になる。

今年9月以来、日系自動車メーカーのほとんどが中国市場での業績を大幅に低下させている。日本の財務省が発表したデータによると、9月の対中自動車輸出額は前年同月比44.5%減少し、部品の輸出額も17.5%減少した。

日産は中国への自動車輸出を停止した2社目の日系メーカーだ。さきに伝えられたところによると、トヨタはレクサスの対中輸出をしばらく停止するという。中国のレクサス取り扱い部門の楊琳(ヤン・リン)スポークスマンはこのうわさを否定しつつ、市場の情況を踏まえて一部車種の輸出台数を着実に調整する方針であることを明らかにした。

日産「インフィニティ」の4S店(販売、部品提供、アフターサービス、情報フィードバックを手がける総合的サービス店舗)の責任者によると、「自動車の輸入停止はディーラーにとっては朗報」だという。9月以来、販売が止まったような状態になっており、これまで1カ月あたり120台から130台売れていたのが30台にも届かなくなっている。「店には大量の在庫があふれており、輸入を停止すれば、なんとか在庫を消化できる」という。

レクサスの販売台数もインフィニティと同じく大幅に落ち込んでいる。レクサスの4S店の責任者は、「現在のひと月あたりの販売台数はインフィニティと大差なく、20台ほどだ」と話す。日系3大高級車のうち、状況が最も深刻なのはホンダの「アキュラ」だ。アキュラの4S店の責任者によると、もともと販売台数はそれほど多くなかったが、9月から10月にかけては数台しか売れなかった。「メーカーが対策をうち出すかうち出さないかにかかわらず、多くの販売店が輸入を一時停止にしている」という。

レクサスのトヨタ、インフィニティの日産、アキュラのホンダのほか、マツダ、スバル、三菱自動車の各日系車メーカーも中国で輸入業務を手がけている。これらの企業のディーラーは、「現在の販売台数は『悲惨』の一言に尽きる」と口をそろえる。

全国乗用車市場情報連席会の崔東樹(ツイ・ドンシュウ)副秘書長(副事務局長)は今後の見通しについて、「日系車の動きはしばらく相対的に不調が続く。日系車メーカーの中国での販売台数が全面的に落ち込んでおり、日産だけでなく、ほかのメーカーも中国市場プランを調整しつつあり、対中輸出で何らかの措置を取る可能性が常にある」と語った。



■設置したばかりのごみ箱が大量に盗まれる、白菜漬け込む市民まで―遼寧省大連市


設置したばかりのごみ箱が大量に盗まれる、白菜漬け込む市民まで―遼寧省大連市
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65969&type=
2012年10月30日 18時30分      

2012年10月30日、中国遼寧省大連市で今年新たに設置されたばかりのごみ箱が盗まれたり壊されたりする事件が多発、関係者が頭を抱えている。陝西省のニュースサイト・華商網が伝えた。

大連市では今年、巨額の予算を投じて街中に真新しいごみ箱を大量に設置したばかり。同市衛生処施設管理科の金耀生(ジン・ヤオション)副科長によると、予算は800万元(約1億円)以上、設置したごみ箱は8000個を超えた。ところが、今年5月から今までに約250個のごみ箱が盗まれたり、壊されたりしており、直接的な経済損失は30万元(約390万円)に上るという。

盗まれたごみ箱は回収業者に転売されたり、マンションの敷地内で第2の人生を送っていたり。中には自宅に持ち帰り、白菜を大量に漬け込んでいた市民もいた。同市はこうした事態を防ぐため、200元(約2600円)の報奨金を設け、ごみ箱の盗難を見かけたら市に通報するよう呼び掛けている。



■<尖閣問題>日本経済にどんな影響を及ぼすのか、思い知らせるには長い時間が必要―中国メディア


<尖閣問題>日本経済にどんな影響を及ぼすのか、思い知らせるには長い時間が必要―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65930
2012年10月29日 22時5分      

2012年10月28日、日本の9月の貿易総額が過去30年で最低の水準となったことを受け、中国国防大学戦略研究所の金一南(ジン・イーナン)所長は「中国と対立するとどういうことになるのか、日本に思い知らせるには長い時間が必要だ」と論じた。中国広播網が伝えた。

金氏は、尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題が日本経済に重傷を負わせたとの見方が広まっていることに対し、「日本の『国有化』が中日関係の基礎を崩した。しかも、日本はいまだにそれを認めようとしない」と非難した上で、「中国との対立が自らにどれほど大きな損害を与えるのか、日本に心の底から思い知らせるには長い時間が必要だ」と指摘した。

また、金氏は日中関係悪化の影響は政治、外交、経済、人の往来など多方面に及ぶとした上で、「痛手を受けた日本がどこまで悔い改めるのか。われわれは客観的かつ冷静に見ていく必要がある。それには、わずか1~2カ月では短すぎる。隣国とのいざこざが自国の経済や発展にどれほど大きな影響を与えるのか、じっくり時間をかけて日本の政治家の目を覚まさせるべきだ」との見方を示した。



■【コラム】 中国オタクの考える「理想のメインキャラ男女比率」


【コラム】 中国オタクの考える「理想のメインキャラ男女比率」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=column_1030_034.shtml
2012/10/30(火) 14:01

 アニメや漫画に出て来るメインキャラの男女比については作品の内容やターゲットとする層などによって違いが出るかと思いますが、好まれやすい或いは人気の出易い比率について、大まかな傾向のようなものは存在するのではないでしょうか。中国のオタク系のサイト(男性のオタクが比較的多い所)ではそういった男女比についてのやり取りが行われていました。

*********

 アニメや漫画では男女共にいろんなキャラが出て来るが、メインキャラの男女の比率ってどれくらいがいいと思う?みんなの意見を聞いてみたい。

 何人とかいうのではなく、割合といったものでいいかい?なら当然ながら女性キャラが多い方がいいです、はい。

 基本は5人とかで考えればいいのかな?とりあえず自分としては男性が少し多いくらいがいいと思っている。ヒロイン一人だけって言うのもなんか寂しいし!

 自分はとりあえず男4、女1というのが安定しているかなーと思ってしまうが、最近だとその感覚は古いのだろうとも思ってしまう。

 同数がいい。そしてできればちゃんとカップリングが出来て欲しい。余ったやつはカワイソウだ……

 恋愛要素アリということなら理想は三角関係くらい。あんまりキャラ多いとめんどくさいし、描写も薄くなる。それかSOS団のメンバーくらいの人数と比率がいいかな。男女を入れ替えても可。

 全員女の子がいいです!あと熱血系の作品とかなら男性キャラが多くてきちんと活躍してくれると嬉しい。

 うーむ、今まで気に入ったキャラの多い作品を思い返してみたが、自分も男二人女三人が理想なのかも。

 どうせだったら全員女の子が良い。「ゆるゆり」とか最高だし、「咲」とかもスバラシイ!あ、そういえば日本がこの間とったノーベル賞は百合作品のカップルとその子供を実現できるものらしいな。さすがは日本だ!

 男だろう女だろうが、ハーレム系の作品は苦手。やはり平均的な割合が良いと感じる。

 男のロマンのある、熱い友情モノとかが好みなのでサブはともかくメインはあんまり女性混じって欲しくなかったり。ただ男が多いと、最近はホモネタだなんだとちゃかすヤツが多いのが困る。

 えーと、たぶん男女で1:3くらいが好みかな。軽いコメディ作品だと女性キャラが多い方が華やかで良いね。あと熱血王道系の作品だとやっぱ男性或いは少年キャラが多い方が面白いと思う。

 ハーレム系要素のある作品はちょっとね。強烈なファンがいるのは理解できるけど、それが多数派になるというのは……

 でも一時期に比べて極端な比率のハーレム系って減っているんじゃないかな?私の印象でしかないけど、最近は男女比がそこそこの作品が多くなってきていると思う。

 正直、こういうキャラの性別と言う点に関しては男性より女性の方が得というか楽しめる範囲が広いような気がするんだよね。全員女キャラで百合を楽しめる男性と、全員男キャラでBLを楽しめる女性を比較した場合、明らかに女性の方が割合的には多くなっていると思う。

*********

 男性のオタクが多い所でのやり取りなので、女性がちょっと多いくらい、男女比2:3くらいが良いという声がわりと多かったように思えます。また、ハーレム或いは逆ハーレム的な、極端にどちらかが多過ぎる作品に関して受けいれられないという人も一定数いるようですね。



■【仏国ブログ】東京で日本らしい生地探し、そして伝統的な京都へ


【仏国ブログ】東京で日本らしい生地探し、そして伝統的な京都へ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=national_1030_018.shtml
2012/10/30(火) 11:48

 日本を旅行したフランス人女性のブログ「Wanderlust」では、東京での雑貨探しと、京都を訪れて筆者が体験した様子をつづっている。

 筆者はまず、東京・日暮里にインテリアや手芸に使う布の生地を探しに出かけた。筆者はフランスにはない日本らしい柄の生地を求めていたようだ。沖縄でも生地を購入したことのある筆者は、日暮里は沖縄よりも全体的に価格が安かったと記している。また、日本でしか見られない「ハローキティー」や「One Piece」「ディズニー」などのキャラクターがプリントされた生地があり、とても魅力的だったという。しかし、フランスと比較して日本で販売されている布は、幅が狭いものしかなかったので、残念だったが購入しなかったと述べている。

 その後、京都に移動した筆者は、伝統的な日本の旅館に宿泊した。筆者はすでに1カ月以上日本に滞在していたが、このときやっと本当に日本に来たことを実感したと語る。木造で、伝統的な日本を感じさせる宿の雰囲気に、気持ちが落ち着き、とても気持ちがよかったと語っている。
  
 また旅館で出された食事については、伝統的な日本の料理らしく小皿に盛られた料理が数多くあったという。味は少し甘みを感じさせるものがあったり、フランスでは見られないきのこ類や食材が使われているものもあった。いずれも味がおいしく、満腹になって満足したと、好印象をつづっている。

 東京でのショッピングや、京都で日本の伝統的な旅館や食事を堪能したりと、日本旅行を楽しんでいる様子がうかがえる。



■【中国BBS】韓国の製造業を議論「サムスンは基本的にコピー」


【中国BBS】韓国の製造業を議論「サムスンは基本的にコピー」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=national_1030_024.shtml
2012/10/30(火) 13:58

 中国の掲示板サイト虎撲の掲示板に、韓国の製造業について議論するスレッドが立てられ、中国人ネットユーザーがさまざまな意見を交している。

 スレ主によれば、尖閣諸島(中国名:釣魚島)の問題をきっかけに、中国では日本製品の販売が落ち込んでいるが、一方の韓国製品は販売が好調なのだという。スレ主は、「製造業だけを考えた場合、韓国はいつか日本を超えるのだろうか」と質問したところ、次のようなコメントが寄せられた。

・「毎年韓国に行くが、韓国で高級品を見かけることはない。輸入品が多いし、食品ですら純国産の物は限られている」
・「家電だけを見ても仕方がないだろ。韓国の自動車産業の水準はフランスよりは高そうだが、フランスが先進国で韓国が先進国でないのはなぜか。韓国の製造業レベルは低く、基本的に中国にも及ばないからだ」
・「実際のところ、韓国にはサムスンしかないし、サムスンは基本的にコピーで成り立っている。ちょっとだけ変えて自分のものとしているのだ」

 など、韓国の製造業のレベルは決して高くないという意見が比較的多かった。しかし反論もあり、「民族的感情や偏見を除き、客観的に見れば韓国の製造業は世界でトップクラスといえる」、「韓国の造船業と携帯電話の台頭はわれわれが学ぶに値する」などの、韓国製造業を評価する意見もあった。

 また、韓国を揶揄したコメントもあり、「孔子、端午、甲骨文、印刷術、東洋医学、李時珍はみんな韓国が製造したものだ」、「韓国はイケメンや美女の製造レベルは非常に高く、歴史製造能力も高い」、「韓国人は人の改造では世界一だ」などの意見があった。



■【中国BBS】人間が載れる巨大ロボットを日本が開発したぞ!


【中国BBS】人間が載れる巨大ロボットを日本が開発したぞ!
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=national_1030_027.shtml
2012/10/30(火) 14:51

 中国大手検索サイト百度の掲示板に「人が載れる巨大ロボット・クラタスを日本が開発したぞ!」というスレッドが立てられた。スレ主は動画を貼り付けて同ニュースを伝えているが、これを見た中国のネットユーザーからさまざまな感想が寄せられた。

 7月29日に開催された「ワンダーフェスティバル」で、制作チーム「水道橋重工」が、人が載って操縦できる四本足の大型ロボット「クラタス」を発表した。約30の関節が油圧駆動し、タイヤ付きの4本脚で走行可能なロボットで、値段は135.35万ドル(約1億円)だという。このニュースについて次のようなコメントが寄せられた。

・「ガンダムの時代がもうすぐやってくるな」
・「日本が本当にガンダムを作ったら、世界は日本の手に落ちてしまう」
・「このクリエイティブ能力がスゴイ。これで初期段階ならば、数十年後にはどんな風になっているだろう。ガンダムの時代も遠くはなさそうだ!」
・「初期段階でこれだけ凄ければ、進化すればもっと凄いことになるな」

 このように、中国からも驚きの声が多く寄せられた。価格が1億円することについては「対戦車ミサイルだって8万ドルするのだから、安すぎると思う」という意見があった。

 しかし、このロボットの実用性を疑問視する意見もあり、「装甲と燃料に問題がある」、「こんなので戦争できるのか?ロケット砲を受けるだけで、爆発しなくても起き上がれなくなりそうだぞ」、「今のところはただのオモチャだな」などのコメントが寄せられた。

 ほかには「科学技術の進歩の方向を間違えている」などの否定的な意見や、「民用でこんなものを開発できるのだから、軍用だったらもっとスゴイだろう」などの感想があった。



■世界の健康度ランキング 日本は5位、中国は55位


世界の健康度ランキング 日本は5位、中国は55位
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=national_1030_028.shtml
2012/10/30(火) 15:46

 中国網日本語版(チャイナネット)によると、米ブルームバーグがこのほど、国連、世界銀行、世界保健機関のデータをもとに、世界の健康な国ランキングを選出した。ランキングでは、シンガポールがトップ、日本は第5位、最低の第145位はアフリカ南部のスワジランドだったことがわかった。

 ブルームバーグは年齢別(14歳以下、15―64歳、65歳以上)の死亡率、喫煙率、飲酒率、肥満率、大気汚染などの項目で、人口100万以上の国および地域に対して健康度を採点した。十分なデータを取得できない国はランキングから除外されている。

 トップ10は、シンガポール、イタリア、オーストラリア、スイス、日本、イスラエル、スペイン、オランダ、スウェーデン、ドイツ。また、米国は第33位、韓国は第29位、中国は第55位、ロシアは第97位だった。



■【中国ブログ】過保護すぎる中国式「子どもの送り迎え」を見直そうの声


【中国ブログ】過保護すぎる中国式「子どもの送り迎え」を見直そうの声
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=national_1030_034.shtml
2012/10/30(火) 18:22

 中国人ブロガー「熊丙奇」さんは、「中国式子育ての問題点」というテーマでブログを書き、教育面での日中の違いについて比較している。

 中国の小学生は、学校まで親に送り迎いしてもらうのが一般的で、その際に親が荷物を持ってやり、子どもは手ぶらで親のあとをついていくということがよくある。親の送り迎えは、中学生や高校生になっても続く場合もあるようだ。ブロガーはこうした「中国式の送り迎え」が子どもの自主性をそいでいるのではないかと疑問を投げかけている。

 「中国の教育は受験教育中心。勉強にばかり力を入れ過ぎて、道徳教育が欠けてしまっているのではないか。両親は子どもを自分の所有物のように考えており、勉強の成績しか気にしない」と嘆く。

 一方、「日本での受験勉強は中国と同じぐらい厳しいが、子どもの荷物を親が持つようなことはしない。困難な場面では『がんばれ』と励ますだけ。責任感や精神的強さ、生きる力を身につけることを重視している」と称賛。中国の目指すべき参考事例として取り上げている。

 中国では大学生になっても親が子どもを学校まで送り迎えするケースもあるそうで、「独立心や自主性といった基本的な生存能力のない学生が大学になど行ったところで、何にもならないだろう」と強い調子で批判していた。



■韓国の人工衛星が打ち上げ延期「問題の部品はロシア産」=韓国


韓国の人工衛星が打ち上げ延期「問題の部品はロシア産」=韓国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1027&f=national_1027_007.shtml
2012/10/27(土) 12:29

 韓国教育科学技術省のノ・ギョンウォン戦略技術開発官は26日、ブリーフィングで、韓国初の人工衛星ロケット「羅老(ナロ)号」(KSLV-1)の3度目の打ち上げについて、「羅老号を早く打ち上げることよりも成功させることが重要」と述べた。複数の韓国メディアが報じた。

 ブリーフィングで、チョ・クァンレ羅老号発射推進団長とノ開発官は、羅老号の打ち上げを延期したことについて、報道陣に説明した。チョ団長によると、羅老号は午前10時1分にヘリウムガスを注入した際に不具合が生じた。現場での修理が不可能なため、組み立て棟に移動して部品の取り替え作業を行う。

 問題となった部品は、ロケット1段目と発射台地下設備をつなぐゴム材質の円形シリング。チョ団長は、部品がロシアで製造されたことを明かし、圧力に耐えられず破損したとの見方を示した。

 羅老号は、ロケットの1段目をロシア、2段目を韓国が製造している。報道陣が、修理作業に韓国の研究陣も加わるのか問われると、チョ団長は、「技術保護協定により1段目エンジンには近づけないが、問題になった部分は韓国とロシアの研究陣が接触する部分。修理・点検作業は両国で進める」と説明した。



■中国経済の発展は文化の復興意味しない=世銀チーフエコノミスト


中国経済の発展は文化の復興意味しない=世銀チーフエコノミスト
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=national_1030_029.shtml
2012/10/30(火) 16:34

 世界銀行のチーフエコノミスト、林毅夫氏は29日、「中華民族の復興を追い求めるなら、経済発展を実現するだけでなく文化の復興が必要」と述べた。林氏は「経済発展と文化の復興は別」との見方を示し、「中華文化が簡単に消えることはない。ただし、消滅する可能性がないとは言えない」と述べた。中国新聞社が報じた。

 北京大学世界倫理センターの発足式典における発言。中国は1979年時点で、世界最貧国のひとつだったと述べた上で、「2011年には平均所得が5400ドルに達し、世界上位に入るようになった」、「2012年には6000ドルになる見込みで、2030年には世界的にも高収入国家になる可能性がある」と、中国は経済の高度成長を実現し、実現しつつあると論じた。

 林氏は一方で、「経済面での発展は、文化の復興を示すものではない」と指摘。中国文化について「先進的な文化がいったんは、遅れた文化になってしまった」と述べた上で、「文化の源は影響力を持ち続け、数千年にわたって綿々と続いてきた」、「中華文化の中核である『仁』の価値観に変化ない」など、中華文化について「簡単に消えることはない」との考えを示した、ただし、林氏によると、中華文系が「消滅する可能性がないとは言えない。歴史的には古代エジプト、ローマ、そしてバビロニア文明も消え去った」という。

 林氏は、中華文化に生命力を保たせるためには「文化学者、知識人が周囲や次の世代に対して常に影響を与え続けること」が必要と主張。「仁」を中核的な価値としながら、常に新しい表現形式を獲得させねばならない」と論じた。

 林氏によると「中国は自らの文化を復興させる過程において、その他の発展途上国の鑑(かがみ)となる」ことが望ましい。その上で、21世紀が世界のさまざまな文化が調和する偉大な時代になってほしいと願っているという。

◆解説◆

**********

 「仁」は中国思想における「人として最も重要な徳目」のひとつであり、「他人に対する親愛の情、やさしさ」、「もっとも普遍的で包括的、根源的な愛」を意味する。儒教が強調する「孝」、「悌」、「忠」なども、「仁」のあらわれの一形態と考えてよい。社会秩序である「礼」も、「仁」の心により支えられるとされる。

**********

 林毅夫氏は1953年、台湾に生まれた。台湾大学を中退して、軍に入隊。中隊長を務めたが、1979年5月に金門島から約2キロメートルの廈門(アモイ)まで泳いで渡り、大陸側に亡命した。その後、北京大学で学び経済修士号を修得。米シカゴ大学、イェール大学などでも学んだ。2008年からは、世界銀行のチーフエコノミスト。同職位は世界銀行の副総裁に相当し、国際経済において最も影響力が大きい職位のひとつ。



■中国人女性と結婚したら、親族まで住み着いた…米国人のブログ


中国人女性と結婚したら、親族まで住み着いた…米国人のブログ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=national_1030_030.shtml
2012/10/30(火) 16:44

 「中国人女性と結婚した米国人男性の結末」と題するブログが中国で人気を集めている。中国メディアの羊城晩報が報じた。以下は同ブログの内容より。

 中国人女性と結婚したら、彼女の親族が一緒について来た。結婚から半年も経たないうちに彼女の両親、姉、甥などが次々とうちに住み着いた。その結果、今まで見たこともない中華鍋がキッチンに2つも存在するようになり、引き出しは箸だらけとなってしまった。

 中国人に家を占領されてしまったら、もはやプライバシーという概念はなくなってしまう。ある日、トイレで用を足していると突然、義理の父がトイレに入ってきて、「How are you?」と話しかけられた。

 また、絨毯やリモコン、ピアノの鍵盤などはすべてビニール袋で覆われている。米国人にとって家具は活用するためのものだが、中国人にとっては観賞用なのだ。そのため、堅くて冷たい、もたれることもできない木の中国イスに座るはめになってしまった。

 中国人が肉を好きなのは分かるが、鳥の爪先、カモの口ばし、ブタの耳まで食べることには驚かされた。妻は漢方を煎じる習慣があり、これまで警察官が3回家を訪ねてきた。近所の人から「化学兵器の臭いがした」と通報があったからだ。



■低品質すぎて中国製品がベトナムで売れなくなった=中国報道


低品質すぎて中国製品がベトナムで売れなくなった=中国報道
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=national_1030_008.shtml
2012/10/30(火) 10:26

 中国メディア・中国網は29日、「品質の悪さ」によってベトナム市場で中国製品が売れなくなり、タイ製品に取って代わられつつあるとする現地メディアの報道を伝えた。

 ベトナムの現地メディアは「中国製品の不買の動きが始まった」とし、その理由に「中国製品は『低品質、危険』の代名詞」というイメージがベトナム市民に定着したことを挙げた。その一方で、同国市場においてタイ製品が急速に増えており、「美しいデザインと、理にかなった品質、価格で消費者から好評を博している」と紹介した。

 また、一般的な消費品以外にも著名国外メーカーのタイ工場で生産された工業製品が大量にベトナムに輸出されるようになり、この点でも「タイ製」が「中国製」のポジションを奪ったと伝えた。

 現地メディアはさらにベトナムの国産品について言及。国産品を専門に販売する店がなく、多くの雑貨店などで「低品質な中国製品」と一緒に販売されていることで消費者が「ベトナム製品も中国製同様低品質」と思い込んでしまっていると指摘した。



■【韓国BBS】グーグルが竹島の住所を削除し、日本海と表記した!


【韓国BBS】グーグルが竹島の住所を削除し、日本海と表記した!
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=national_1030_010.shtml
2012/10/30(火) 10:42

 韓国のコミュニティサイト「ガセンイドットコム」の掲示板に「グーグルマップ、独島を削除に続いて“日本海”表記」とのスレッドが立てられたところ、さまざまな意見が寄せられた。

 スレ主は、グーグルマップの竹島表記と日本海表記に関するニュース記事を紹介した。

 9月までは、グーグルの地図サービス「グーグルマップ」上で、英語で「Dokdo」と入力して検索すると、竹島(韓国名:独島)の地図とともに、韓国の住所が同時にハングルで表示されていた。しかし、10月19日からは竹島の地図が表示されるだけで、韓国の住所が消え名称も英語で「リアンクール暗礁(Liancourt Rocks)」と表示されるようになった。

 また、「日本海」についても韓国側が求める「東海」との併記をせず、「日本海」と単独表記していることから、韓国政府はグーグル側に表記の是正を求める方針だという。

 このニュースに対して、スレッドにはグーグル社に対する批判の声が多数寄せられた。

・「独島は明らかに私たちの領土なので、領土紛争はない。韓国の立場を政府レベルでグーグルに抗議しなければならない」
・「グーグルは本当にゴミ」
・「結局グーグルは、日本の味方」
・「グーグルコリアは、グーグルマップで独島の住所を削除したことについて、米国の本社が紛争地域の場合は住所を表記しないことにしたためで、日本側からの圧力はないと説明した。同じ論理なら、日本海も韓国との間で紛争中なので、併記をするのが論理的に正しいはずなのに。結局、グーグルの説明はどっちつかず。韓国市場では韓国内のIT企業に押されて存在感がないが、日本ではシェアが高い。そのため韓国の消費者たちの声は眼中になく、日本の機嫌をうかがっている。もう韓国から撤退すればいい」

 一方、グーグルの立場に一定の理解を示す意見も見られた。

・「グーグルが韓国ではシェアが低いから。グーグルの立場では仕方がない」
・「当然、世界の99%の国が日本海と書くのに、グーグルに何の意見があるのか。東海?朝鮮時代には、朝鮮海と呼ばれていたし、いつ出てきたかもしれない名称を誰が書くのかと。そもそも韓国人からして長い間使ってきたわけでもないのに」
・「グーグルの立場からすれば、独島は紛争地域と認定していると思うが、東海表記の件は紛争化されておらず、日本海が正式名称という考えだね」

 また、韓国内のネットユーザーの動きについて揶揄する声も見られた。

・「アップルが竹島と表記した時、盛り上がって不買運動しようとした自称愛国者たちはどこに行ったのだろう。国内企業はこのような会社のOSを使っており、サムスンやLGを含むアンドロイド系の製品の不買運動はしないの?」



■【中国BBS】海外赴任するならどの国? 圧倒的に「日本」の声


【中国BBS】海外赴任するならどの国? 圧倒的に「日本」の声
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=national_1030_009.shtml
2012/10/30(火) 10:34

 中国の掲示板サイト虎撲の掲示板に「もしも会社からの海外赴任の辞令が出たら、日本、韓国、インドのどこに行きたい?」というアンケート付きのスレッドが立てられた。結果は、日本が93.7%、韓国が3.4%、インドが1.9%、どこの国にもいかないが1%だった。

 スレ主は、半年間の出張で日本、韓国、インドの地方都市に行くとしたら、どこに行きたいかと質問した。結果は日本が圧倒的に多かった。主な理由は以下のとおりだ。

・「日本だろ。治安も良いし食べ物もおいしい。半年では短すぎるくらいだ」
・「当然日本だ。韓国とインドどちらかといわれたら韓国を選ぶな。インドしか選べなかったら行くのを諦める。北朝鮮とインドのどちらかといわれたらインドを選ぶ」
・「こんなの悩む必要があるか? 日本かシンガポールと言われても日本を選ぶよ。韓国に何か良いものがあるだろうか?」

 ほかにも、「日本はどこの田舎もきれいだ。高層マンションのクオリティは最高だ。この点では中韓印は比較にもならない」、「悩むまでもなく日本だろ」などの意見があった。

 「日本女性はキレイじゃないらしいから韓国を選ぶ」とのコメントがあったが、韓国を選ぶという意見は伸びなかった。

 インドを選ぶという意見には、出張手当が多いから、美食が多いからなどの理由が添えられたが、やはり多くはなかった。



■【中国ブログ】痴漢大国ニッポンの「痴漢多発警報」に中国人も驚き


【中国ブログ】痴漢大国ニッポンの「痴漢多発警報」に中国人も驚き
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1029&f=national_1029_033.shtml
2012/10/29(月) 21:30

 中国人ブロガー「日本新華僑報総編蒋豊」さんは、「滋賀県に痴漢が多いのは県民性のせい?」というテーマでブログを書いた。滋賀県では先ごろ、「痴漢多発警報」を発令し、話題となっていた。

 ブロガーは「日本は世界に名だたる性大国。日本人にとってセックスは伝統文化の一種。日本は痴漢大国と言われており、痴漢の種類も”電車痴漢”、”トイレ痴漢”、”エレベーター痴漢”などに分かれている。まさに痴漢の楽園である」と説明。日本にいかに痴漢が多いかを繰り返し強調した。

 続いて日本のなかでも特に滋賀県に痴漢が多いことを紹介し、「痴漢多発警報を発明した」と紹介。だが警報発令後も痴漢の発生件数は収まる気配がなく、何度も警報期間を延長したいう。

 なぜ滋賀県に痴漢が多いのか。日本の研究所では「県民性が原因」と分析しているとブロガーは説明。滋賀県民は「保守的で内向的で、自分から女性を誘ったりできない。風俗店にも行くのも恥ずかしくてできない」という。そのため「哀れな滋賀の痴漢たちは、路上で自分たちの欲求を満たしているのである」と記述した。

 筆者は掲載文を「とはいえ県民性を痴漢の言い訳をしたら、滋賀の強い女性たちから袋だたきにされてしまいそうだが」と結んだ。



■【中国BBS】使えるテレビを捨てる人がいる日本に驚きの声


【中国BBS】使えるテレビを捨てる人がいる日本に驚きの声
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=national_1030_005.shtml
2012/10/30(火) 09:21

 中国大手検索サイト百度の掲示板に「日本は本当に不景気なのか?」というスレッドが立てられた。スレ主の質問に対して、中国人ネットユーザーが議論を交わした。

 スレ主は、日本のゴミ置き場に捨てられている壊れていない液晶テレビの写真を紹介し、「まだ使えるテレビを捨てる人がいる日本は本当に景気が悪いのだろうか」と質問したところ、次のようなコメントが寄せられた。

・「これが中国だったら大勢の人が群がって奪っていくだろうな」
・「一部の成功した国以外では、世界のほとんどの国で奪われるさ」
・「中国なら外に出る必要すらないよ。回収業者が家に取りに来てくれる」

 しかし、中国も同じであるという意見もあり、「中国でもパソコンを捨ててあるのを見たことがある」というコメントや、「俺もマンションのゴミ捨て場で、新品の扇風機を拾ったことがある」というユーザーもいた。

 日本の景気については、「日本は全体的に不景気で収入も少しずつ減っている」「日本の1人当たり平均では中国より高いが、日本はゆっくり下り坂でここ数十年続いており回復の兆しがない。でも中国はいまも上昇中」という意見があった。

 そのほか、「新しいテレビを買ったら古いテレビを捨てることが、当たり前のことになっている」と指摘して、「こんなもったいないことをしていて大丈夫なのか?」などといった意見が見られた。



■【中国BBS】日本のラーメンはおいしい! 中国人が議論


【中国BBS】日本のラーメンはおいしい! 中国人が議論
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1028&f=national_1028_008.shtml
2012/10/28(日) 14:38

 中国大手検索サイト百度の掲示板に「日本のラーメンはおいしい!」というスレッドが立てられた。スレ主の主張に対して、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

 周知のとおり、ラーメンは中国生まれの食べ物だ。中国語では「拉面」と記述する。中国起源のラーメンだが、日本と中国のラーメンはもはや似ても似つかない食べ物であり、日本への伝来後に日本で独自の進化を遂げた食べ物こそ「ラーメン」だと言えよう。

 スレ主はラーメンの写真を貼り付け、日本のラーメンは中国の蘭州拉麺よりもおいしいと主張しているが、これに対して次のようなコメントが寄せられた。

・「大中華の美食のほうがラーメンより上だろう!」
・「わが大中華には及ばないな」
・「正式な日本のラーメンは、スープが超塩辛い」
・「台湾ラーメンしか食べたことがない。うちの近くに正統な日本ラーメン店があるが、実際のところものすごく塩辛いらしい」

 など、スレ主の意見に反発するコメントが寄せられた。しかしスレ主に同意するユーザーもいて「やっぱり日本のラーメン最高」、「まずまずなんじゃないか」というコメントもあったが少数だった。

 ほかにはスレ主が紹介した写真に対し、「量がずいぶん少ないようだ。箸を何回か入れるだけで食べ終わってしまいそうだ」などの感想や、南方の人間なのでビーフンしか食べないというユーザー、日本のラーメンと中国のラーメンは深い関係があると指摘するコメントなどがあった。



■【中国BBS】日本ははたして超大国か? 中国人たちが議論


【中国BBS】日本ははたして超大国か? 中国人たちが議論
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1029&f=national_1029_004.shtml
2012/10/29(月) 10:00

 中国大手検索サイト百度の掲示板に「なぜ日本は超大国になれたのか?」というスレッドが立てられ、中国のネットユーザーが議論を交わした。

 著しい経済成長を背景に、中国では「すでに日本に学ぶことはない」、「日本をすでに追い越した」という論調が目立つ。一方で、国内総生産(GDP)では日本を抜かしたが、人と経済の質、先端技術の競争力などを冷静に考えれば中国経済は日本の足元にも及ばないという見方もある。

 しかし、スレ主が日本を「超大国」と表現したことについて、反論が多く寄せられた。

・「日本は超大国ではない。国際政治の面では強国とすらいえない。ただ経済と軍事面では強国だ」
・「超大国? 笑っちゃうな。超大国の経済がこんなにも弱いか?」
・「アメリカだけが世界で唯一の超大国」
・「日本は強いが超大国まではいっていない。スレ主は日本の実力を神話化している。日本の陸軍と空軍は中国の下のレベルだ」

 など、軍事面で「超大国」とは言えないという意見が多かった。一方、強国であるという点では多くのユーザーが認めており、強くなれた理由としては「日本人はストレスが大きいから」、「日本は恥知らずだから」という意見のほか、「中国という市場がなければ強くはなれなかった」、「中国が戦争の賠償金を求めなかったからだ」など、情報不足ゆえ、あるいは知識不足ゆえであるかのような意見もあった。

 ほかには、「第2次世界大戦の敗戦国として、日本はドイツやイタリアのような正常な国家にはなれなかったので、心の中で焦ったのだろう」という主張や、「1970年代の日本は繁栄を経験していた、わが国はそのころ文化大革命をやっていた」と指摘するユーザー、さらに 「AV超大国であることは皆の知るところだ」というコメントもあった。



■【米国ブログ】日本の軽食「種類が豊富で食文化の豊かさを感じた」


【米国ブログ】日本の軽食「種類が豊富で食文化の豊かさを感じた」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=national_1030_016.shtml
2012/10/30(火) 11:03

 旅行に関する情報を発信する米国のブログ「sharingtravelexperiences」では、訪日した米国人男性が日本の軽食について記している。

 筆者は、日本食は有名な料理として世界中に知られているが、東京を歩いていると、軽食が多いことに気づくとつづっている。

 特に東京の下町、浅草ではたくさんの軽食が見つけられると紹介している。浅草寺の参道には数多くの露店が並び、食い道楽にとって最高にうれしい光景だという。なかでも焼き鳥は間食にちょうど良いと述べている。

 焼き鳥とは、日本の伝統的な軽食で串に刺された鶏肉をグリルで焼いていると説明。箸を使う必要がなく、串を手に取って直接食べるので、外国人でも食べやすいという。しかし、ほとんどの焼き鳥店は日本語だけで表示されているので、人が食べている焼き鳥を指さして注文する方法を勧めている。

 そのほかに、筆者が注目した軽食は中身に「あん」が入った饅頭を揚げた「揚げ饅頭(あげまんじゅう)」だという。あんは米国人にはなじみが薄いが、日本のお菓子にはよく使われる材料だと説明。あんの代わりにサツマイモやカボチャのペーストが入っていることもあり、とにかくおいしいのでぜひ試してみてほしいと伝えている。

 筆者は煎餅(せんべい)についても記している。米で作られた日本独特のおやつで、間食としても食べられると紹介。グリルの上で焼かれている煎餅を町で見かけるという。醤油(しょうゆ)で風味をつけて、のりを巻いたもの、砂糖をまぶしたものなど、さまざまな種類をみつけることができると解説している。筆者は、目の前で焼かれた煎餅は新鮮なので、買ってみることを勧めており、友人や家族へのお土産にも最適だと記している。

 最後にかき氷を紹介。ハワイでは有名だが、日本が発祥だったようだと語っており、東京でかき氷がこんなにおいしいとは知らなかったと驚いたという。コンデンスミルクがオーソドックスなタイプで、イチゴや抹茶などあらゆる味があるとシロップについて紹介。氷はふわふわで中心にアイスクリームが入っていることもあり、それを味わえるのは日本だけだと伝えている。

 日本人は間食好きで、軽食の種類が豊富だと筆者は語る。考えたことがなかったが、いったん軽食に注意が向くと、食べ歩きする楽しみも増えたという。筆者は、つくづく食文化が豊かな国だと感じたと締めくくっている。



■【中国BBS】中国の過労死は年間60万人、日本に勝ったぞー!


【中国BBS】中国の過労死は年間60万人、日本に勝ったぞー!
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=national_1030_020.shtml
2012/10/30(火) 12:00

 中国のネット掲示板で、「中国の過労死は年間60万人」というタイトルのスレッドが立ち上がり、さまざまなコメントが寄せられている。中国ではこのたび、「我が国は日本を超えた”過労死大国”となった」との調査結果が報道された。

 スレ主は「日本に勝ったぞー!」と書き込み。冗談とはいえ、常に日本をライバル視したがる中国人らしい書き込みだ。続いて以下のような書き込みがあった。

・「やっと日本に勝てるモンが1つ見つかった。バンサーイ!バンザーイ!」
・「人口もGDP埋蔵資源も、全部あいつらより上だろ」
・「人口比率で考えないと意味ないじゃん」
・「もっと良いコトで日本と比べようよー」

 深刻な問題だと捉える書き込みも見られた。

・「データ上の数字は60万人でも、実際には貧困や過労が原因の病死はもっとあるだろうね」
・「過労死より、高齢者がお金を払えなくて治療が受けられないっていうことの方が多そう。経済的ゆとりって大事だね」

 「失踪人口」という何やら恐ろしげな言葉を使った書き込みもあった。

・「ウチの国の『失踪人口』も計算して欲しい」
・「失踪人口は、じぶんの心がきめるもの」

 過労死を身近に感じるというコメントも少なくなかった。

・「オレも今に60万人のうちの一人になっちまいそうだよ」
・「国家全体のことは分からないけど、あたしの周りでは確かに過労死よくあるかも」
・「会社帰りのバスに乗っていると、疲れ切った顔のヤツとかいるもんな」

 日本人に比べると気楽に働いてるように見える中国人たちの間でも、過労死の問題は広まりつつあるのかもしれない。



2012年10月29日月曜日

■韓国ラーメンの“回収騒動”世界に広がる、発がん物質検出で


韓国ラーメンの“回収騒動”世界に広がる、発がん物質検出で
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1029&f=national_1029_024.shtml
2012/10/29(月) 16:10

 韓国の食品メーカー「農心」の即席ラーメンの粉末スープから微量の発がん性物質「ベンゾピレン」が検出された問題で、日本や台湾に続き中国も同製品の回収に乗り出した。複数の韓国メディアが報じた。

 報道によると、日本の厚生労働省は26日、「農心」のラーメンを輸入した計30業者に自主回収を指導するよう、8都道府県に要請した。中国の国家品質監督検疫局も同日、輸入業者に同社のラーメン6製品を自主回収するよう指示。台湾の行政院は25日に回収命令を出した。

 このほかの国でも、回収する動きが出ている。マレーシアの大型ディスカウントスーパーと、米国の一部ディスカウントストアが農心の関連製品を回収。また、米国、香港、シンガポール、ニュージーランドなどの流通業者も、関連製品の回収について検討しているという。

 韓国メディアは、農心ラーメンの回収騒動が海外にまで広がっていると報道。2008年に農心が販売するスナック菓子からネズミの頭が混入した事件以来の大型の問題で、海外にも波紋が及んだのは今回が初めてだとした。また、回収騒動が日本や中国などの周辺国だけでなく、米国やヨーロッパにも飛び火した場合、農心は大ダメージを受けるとの見方を示した。



■巨大ハリケーン「サンディ」接近、気になる選挙への影響


巨大ハリケーン「サンディ」接近、気になる選挙への影響
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2012/10/post-493.php
2012年10月29日(月)10時30分

 それにしても、10月末に巨大ハリケーンが米国東北部に来るというのは滅多にあることではありません。色々な異常気象が世界中で報告されている昨今ですが、それにしても不思議な現象だと言えます。

 まずこの「サンディ」ですが、キューバの南、カリブ海で発生していますが、キューバの東部を南から北へ縦断し、「ハリケーン銀座」のバハマ諸島を通過したところで様子がおかしいことが分かりました。この時期のハリケーンは、通常は東に進路を変えて大西洋上に去っていくのが普通なのですが、ゆっくりと北上を続けているのです。

 そこで先週の木曜日(25日)頃から、2つの説が並行して報道されました。米国の気象解析ソフトを使ってシミュレーションすると恐らくは大西洋上に去っていくというのですが、最近は的中確率が高いと言われている「ヨーロッパモデル」の解析手法を使うと、急に「左旋回」をして、ニュージャージーからペンシルベニアを直撃するというのです。

 原因は、大陸を西から東に進んできている温帯低気圧の影響だというのです。つまり、寒冷前線を伴い、背後に寒気を抱えることでエネルギーを維持している大陸の温帯低気圧が、大西洋上のハリケーンを「引っ張りこむ」というシナリオです。最終的には温帯低気圧とハリケーンは、ペンシルベニア州からニューヨーク州にかけての地域で「合体」して強力な温帯低気圧になりながら「居座る」という可能性が指摘されています。

 もう1つ驚いたのは、キューバからバハマの洋上では、ハリケーンといっても中心気圧が970とか965ヘクトパスカルというレベルにとどまっていた「サンディ」が、北上とともに発達して、本稿の時点ではノースカロライナ沖にあって、952ヘクトパスカルまで来ているのです。この季節でありながら、海水温が高めであるのと、上空の寒気との温度差で成長しているのでしょうが何ともイヤな感じがします。

 そんなわけで、現在私たちは警戒態勢にあるわけですが、投票日まで1週間強に迫った大統領選にも影響が出そうな雲行きです。週末には、ミシェル・オバマ夫人がニューハンプシャーへ、バイデン副大統領が地元のデラウェアで、また共和党のミット・ロムニー候補はバージニアでの遊説を計画していましたが、全てキャンセルになっています。

 では、仮にこのハリケーンが米国東北部に深刻な被害をもたらした場合は、選挙への影響はどうなるでしょう? 2つの理由から、オバマ大統領に有利になるのでは、そう見ることができます。

 1つには、昨今の米国の選挙では(日本でもそうですが)投票日前の期日前投票が盛んですが、この期日前投票に関して言えば、民主党の方が圧倒的に熱心だと言われています。仮に被害が大きくなり、投票率が低下するようですと民主党が有利になるかもしれません。勿論、顕著な影響があるようですと、各州の共和党が善処を要求して泥仕合になる可能性もありますが、そこまでの影響でなければということです。

 もう1つは、こうした自然災害で大きな被害が出た場合には「小さな政府論」の共和党には不利に働くということがあります。顕著な例としては2005年のハリケーン「カトリーナ」が対策の不手際もあって、ブッシュ政権凋落のきっかけになった例があります。

 ちなみに、ハリケーンの進路に当たる、私の住むニュージャージーの知事は、共和党のクリス・クリスティ氏ですが、クリスティ知事は「ニュージャージーの州民には成熟した対応を望む」として、州政府や市町村の支持に従った避難や必要な対策には協力して欲しいとして「こういう非常事態にバカな行動は慎んでもらいたい」と言っています。

 ですが、その一方で、「このバカな行動には過剰反応や、行政への過剰な期待や依存も含まれる」として、市民の自制を求めていました。「小さな政府」という思想と、危機管理という行政実務の「折り合いの付け方」という意味で興味深い姿勢ではありますが、果たして被害を最小限に抑えることはできるのでしょうか。

 大統領選に話を戻しますと、今回は、特に両者の接戦となっている「スイング・ステーツ」の中で、バージニア州が大きな影響を受けそうです。ロムニー陣営は、勝利のためにはこのバージニアを抑えることが必須だとしていますから、大変に注目がされるところです。

 いずれにしても、ハリケーンはまだゆっくりと北上しており、陸地へ向けての「左旋回」はしていません。ですが、これから20時間後ぐらいに、徐々に大きな影響が出てくるものと思われます。私達の地域でも警戒を強めていかなくてはなりません。