2012年10月31日水曜日

■日本車不買が中国メーカーに好悪両方の影響


日本車不買が中国メーカーに好悪両方の影響
http://jp.wsj.com/Business-Companies/Autos/node_538402?mod=Right_pickfree
2012年 10月 30日  9:37 JST

 日産自動車ならびにホンダと合弁事業を展開している国内第2位の東風は29日、生産調整を実施すると発表した。ただ、その規模や期間については明らかにしなかった。また日産との合弁工場については従業員の解雇を行う計画はないとし、今年の同社の新車販売台数は昨年を上回るとの見通しを示した。

 重慶長安は同日、今年第3四半期決算についてフォードとの合弁で生産しているセダンの「フォーカス」が9月の同国新車販売で第1位の座を占めたことを受けて、黒字に転換したと発表した。フォードは今後数年間に中国市場に10車種以上の新型車を投入し、生産能力を倍増させる計画を発表している。

 東風は「日中間の緊張が日本車の需要に影響を与えており、我々はディーラーや顧客からの信頼を取り戻すために最大限努力している」と述べるとともに、尖閣諸島問題で抗議行動が拡大した9月に比べると、10月には来客者数が増えていることを明らかにした。

 東風は一方で、東風ホンダや東風日産の販売減を補うために、日系以外のブジョー・シトロエンや起亜自動車との合弁会社に対し販売増強を要請している。同社は先週、今年第3四半期の日産ならびにホンダとの合弁事業の販売が9.4%減少したことから、今年1~9月期決算が昨年同期比15%減少し71億300万元(約910億円)となったと発表している。

 中国自動車工業協会の統計によれば、9月の中国の乗用車販売台数は昨年同月比0.3%減の132万台にとどまり、9カ月ぶりに減少に見舞われた。同協会幹部は28日、今年の同国の自動車販売増加率は国内総生産(GDP)伸び率を下回りそうだと述べた。エコノミストらは、今年の中国の実質GDP伸び率を7.5~8%と予測している。

 同幹部は、その理由として国内景気の鈍化や日中対立のほか、小型車に対する政府補助金の打ち切りを挙げた。ただ、自動車業界の先行きにについては楽観的な見方を変えず、国内自動車販売は今後何年間かは少なくとも年率7%で拡大するとの見通しを示した。

記者: Rose Yu




0 件のコメント:

コメントを投稿