中国で売れないベンツ、危機的状況に=アウディ、BMWは人気だが―仏メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=65931&type=
2012年10月30日 14時38分
2012年10月26日、仏ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)の中国語版ウェブサイトは、「ベンツが中国で危機的状況にある」と伝えた。
中国では高級外車のアウディやBMWが人気を博しているが、ベンツの人気は下降するばかり。今年第3四半期(7-9月)におけるベンツ車の売り上げは全世界で4%のマイナスだったが、中国では20%も減少した。メルセデス・ベンツ・カーズ社を保有するダイムラーAGの中国での税引き前利益は80億ユーロ(約8000億円)に達し、世界市場の7.5%を占めているが、アウディ社の11.2%や、さらに多いBMW社と比較すると、その縮小感は否めない。
中国では、BMWが若者にとっての「あこがれの車」で、アウディは「官僚が乗る車」、ベンツは「社長が乗る車」というイメージが定着。古くから高級車として有名なベンツを購入する中国人消費者は減少する一方だ。全世界で最も重要な中国市場へのテコ入れをするため、ダイムラーAGはまもなく中国での営業強化と販売網の拡大を狙った事業案を打ち出す。同時に全世界のグループ企業に対し大幅な削減プログラムも発表。2014年までに、同社の乗用車部門において研究開発費を含む経費20億ユーロ(約2000億円)の削減を目指している。
0 件のコメント:
コメントを投稿