2012年10月31日水曜日

■【台湾ブログ】愛する日本よ、中国と冷静に話し合ってください!


【台湾ブログ】愛する日本よ、中国と冷静に話し合ってください!
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1030&f=national_1030_036.shtml
2012/10/30(火) 23:09

 尖閣諸島問題に心を痛めている台湾人女性が、「中国でデモが起こったニュースを見ると、めまいを感じてしまう程悲しい」と、ブログに思いをつづっている。

 日本が大好きだという皇后陛下(ハンドルネーム)さんは、30代の台湾人女性。「私が日本びいきなのを知っている人が、尖閣諸島問題についてあれこれ聞いてくる。何も意見はないので、質問はしないでほしい」とブログの冒頭で訴えた。

 「尖閣諸島のことは長年抱えてきた問題で、日本・台湾・中国が喧嘩をするのはわかりきっている」と、今に始まったことではないと述べており、「日本と中国がそれぞれ主張している境界線を図で見ると、台湾は全く眼中にないことがわかり、思わず笑いがこみあげてきました」という皇后陛下さん。「たくさんの島を持つ日本は、台湾に近い沖縄の石垣島の所有国でもある。ついでに、台湾ももらってほしい」と、ジョークを交えた文を載せており、いかに日本が好きかが伝わってくる。

 また「台湾の馬総統は、台湾の一番北の島【彭佳嶼】の話題をよく出すが、台湾の領土がその島までならば尖閣諸島の所有を主張できる訳がない。でも台湾への母国愛を示すため、尖閣諸島を日本もしくは中国のものとも言えないのが台湾人の立場だ」など、複雑な心境をのぞかせた。

 続けて皇后陛下さんは、「私は日本が大好きで、日本で遊ぶことが人生の楽しみ。だから時間とお金さえあれば、必ず日本に行っている。そんな私の行動は間違っていますか? 日中間がもめている微妙な時期に、行ってはいけないのでしょうか?」と投げかけた。「渡航が禁止されていなかったから、東日本大震災の2か月後、私は北海道に遊びに行った。尖閣諸島問題が起こっても、日本行きを止める権利は国にもない。私は確かに一生台湾人。生まれてから死ぬまでその事実は変えられない。でも私が日本を愛する気持ちと、尖閣諸島のことは全くもって別次元の問題!」と、強い思いをブログに書き表している。

 「日本人の精神、仕事に対する態度、真面目でルールを守る姿……それらは私たちが学ばなければいけないこと。私は日本のすべてを愛しています」と、宣言した皇后陛下さん。「日本人と比べて、中国人のデモは一体何!? 問題解決につながる行為でしょうか? 尖閣諸島の存在の意味を唱えたり、どうすれば問題解決できるのかという判断は私にはできないけれど、日本と中国が冷静になって話し合いをしてほしい」と、心から願っている。そして「私は台湾を愛しています。でもそれ以上に、日本を愛しているのです!」というのが、ブログの締めくくりの文章。日中間のトラブルを真摯に受け止めて悲しみ、早い解決を願っている台湾人の声が伝わってくる。



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