【仏国ブログ】日本では、社会の秩序や他人への敬意を尊重する
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1127&f=national_1127_023.shtml
2012/11/27(火) 14:04
3週間日本に滞在したフランス人が、自身のブログ「TDC」で、日本社会における秩序などについてつづっている。
旅の終わりに日本で印象に残ったことをまとめた筆者は、実際に日本へ行ってみるとフランスとは全く社会の仕組みが異なることに驚き、全てを伝えるのが難しいほどだと述べた。
中でも筆者は、日本では本当の「敬意」というものが存在するとし、他人や社会のルール、順番待ちなど、至るところでものごとに対する敬意が尊重されていることを伝えた。公園のすべり台で遊んでいる十数人の子供を見かけたが、大人がついていなくても、皆おとなしくすべり台の後ろに列をなして待っていたという。これに対し、人がすべっているそばから逆にすべり台をよじのぼろうとする子供が必ずいるフランスでは、想像しがたい光景だとつづった。
また、フランスでは青信号に変わる前に、待ちきれずに横断歩道を渡り始める光景にいつも出くわすが、大部分の日本人は、青信号に変わるまで辛抱強く待っていると紹介。
さらにお店を出る時には、信じがたいことに物を買おうが買うまいが、店員さんが必ず「ありがとうございました」と言葉をかけてくる。立ち寄ったソニービルの入り口では、男性が1日中立って、出入りする人びとにお辞儀をしていおり、歓迎の言葉と共に本当に長い時間体をかがめていた、と驚きを示した。
フランス人から見たら役に立たないように映る仕事も、この国では良い場の雰囲気を作ることに本当に役立っていると述べ、小さな道路でも丁寧に整備する警察官、駅での構内放送、十分きれいな壁をさらに掃除する光景などを例に挙げ、そこらじゅうで見かける気持ちの良いものだとつづった。
日本にいると普通に思える光景でも、フランス人の筆者から見ると社会の秩序や他人に対する敬意と感じられることもあるようだ。
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