2012年9月18日火曜日

■理性を失った行動で“釣魚島”を防衛できるか=中国報道


理性を失った行動で“釣魚島”を防衛できるか=中国報道
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0917&f=national_0917_037.shtml
2012/09/17(月) 13:21
       
 中国網日本語版(チャイナネット)は17日、中国はどのように釣魚島(中国側呼称、日本名:尖閣諸島)を防衛すべきかと論じる記事を掲載した。以下は同記事より。

 中国国内の多くの場所で反日デモが行われており、一部の非理性的な行動は残念に思う。日本メディアは中国の反日が「暴徒化した」とおもしろがり、中国社会を動揺させると見ている。

 祖国が侮辱されたときの愛国心を疑う中国人や、挑発を受けたときの同胞の怒りと抗争を理解しない中国人はいないだろう。しかし、そのような理性を失った行動で釣魚島を防衛することはできるだろうか。実は、誰もがその答えをわかっている。

 中国では「中国人が日本製を1日買わなければ、日本の半分以上の工場が倒産する。中国人が日本製を半月買わなければ、日本の工業全体を支える柱は完全に崩れる」と言われるが、これは妄想にすぎず、「グローバル経済」のもとでどれほどの「絶縁」効果があるだろうか。

 大勢が同胞の財産を取り囲む行為は「大義」を口実にした破壊行為のように思えるが、実は法治文明を辱め、害を与えるだけである。また、大勢が中国国内の日本人を取り囲む行為は「敵愾心」を持った攻撃のように見えるが、実は自らの価値を低下させる衝動的行動であり、あらゆる手で挑発する日本の右翼政治家の思うつぼである。

 理性を失った暴行は日本の政治家による道理をわきまえない行為とどこが違うというのだろうか。「発散型」の愛国表現は笑われ、外交で受け身になり、同胞を悲しませるだけだ。

 日本が9月10日に中国側の交渉を顧みずに「釣魚島購入」計画を発表してから、中国政府は釣魚島およびその付属島嶼(とうしょ)の領海基線の確定、巡視活動を行う海洋監視船の派遣や、日本側が不当な抗議を取り下げるまで各国駐在の大使に報告し、領海基点・基線の座標と海図の国連に提出することなどを発表した。これらは国際ルールと慣例を尊重し、外交手段で問題を解決するという誠意と態度である。

 「道理にかなえば賛同を得るが、道理にはずれれば賛同を失う」。祖国の核心的利益を守ることは道義にかなった、正義か否かの競争であり、日本の横暴なやり方に動かされてはいけない。

 グローバル化の現代において、平和に台頭する中国は、政府の統治が進歩し、国民の民度が高まっていることを世界に示すべきである。大変革の時代には国民の力が必要であり、日本の右翼は中国国民の強さをもっとも恐れている。理性的な愛国、強国への努力、心を1つにした国家統治こそが国家と民族の尊厳を守ることができるのだ。



0 件のコメント:

コメントを投稿