2012年9月24日月曜日

■尖閣を巡って後に引けない中国、軍事衝突の可能性が高まる=中国


尖閣を巡って後に引けない中国、軍事衝突の可能性が高まる=中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0924&f=politics_0924_002.shtml
2012/09/24(月) 08:27
       
 尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐり、中国国内で反日感情が高まり、中国全土で抗議活動が行われている。中国メディアの環球時報(電子版)はこのほど、「釣魚島(中国側呼称)をめぐり、中国政府は後には引けないところにまで来ている。このまま日本政府が中国を挑発し続けるならば、軍事衝突が起こる可能性は非常に高い」と論じた。

 日本が尖閣諸島を国有化したことが、中国人の民族主義に油を注ぐ結果となった。中国政府は民族主義の高まりのなかで、もはや民意を無視することはできなくなっている。民意が中国の外交を動かしているのだ。

 記事は、「日本では“右翼分子”が侵略戦争を美化し、中国人を挑発し、過去の歴史をさらに忘れがたいものにしており、中国人の内側にある民族主義の感情こそが尖閣諸島問題の根底を成している」と主張した。

 過去の日本による侵略戦争は中国人に大きな災難と恥辱を与えたが、これまで日本人はその行為に対する心からの反省を示していないと主張する記事は、「積もり積もった恨みこそが中国の態度をここまで硬化させている」と主張した。

 民意に動かされた中国政府は日本に対して強硬な外交政策を取らざるを得ない。記事は、「中国政府が釣魚島(中国側呼称)の主権を奪い返すのは時間の問題だ」とし、もはや退路を立たれた中国にとって、日本との開戦の可能性は非常に高いと論じた。一方で記事は、日本政府にとってもっとも賢明な選択は、尖閣問題を交渉のテーブルに戻したうえで、外交手段で解決することだと主張した。



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