2012年9月18日火曜日

■【中国ブログ】「反日デモでの犯罪も愛国行為」に危機感


【中国ブログ】「反日デモでの犯罪も愛国行為」に危機感
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0918&f=national_0918_032.shtml
2012/09/18(火) 17:30
       
 中国での反日デモは「中国人の純粋な愛国心を表わす行動」とされるが、多くの都市では一部が暴徒化した。中国人ブロガーの丁冬氏は自身のブログで「当面の反日デモは危険である」と指摘した。

 中国では週末にかけて100以上の都市で反日デモが行われた。日本政府による尖閣諸島(中国名:釣魚島)国有化への抗議として行われた反日デモだが、一部が暴徒化し、日系企業が放火や略奪などの被害にあった。

 日本を含めた民主国家で見られるデモは「不満を表現する行為」であり、放火や略奪が行われることはない。一方、中国のデモは「当局を支持して外国の侵犯に反対する行動」であり、デモの意味そのものに違いが見られる。

 筆者によれば、中国で政府当局への反対を目的に実施されるデモは、敵対勢力に扇動された行動であり、「下心のある者が真相を知らない群集を組織して行われるもの」とされる。一方、中国各地で行われている今回の反日デモは「正しい動機を持つ者が真相を知る群集を組織して行われたものだ」と主張した。

 非暴力的かつ平和的に行われるべきデモにおいて、破壊や放火などの暴動が発生したことについて、筆者は「反日デモの一部が暴徒化した事実がありながらも、暴力事件に敏感であったはずの中国政府の対応はなぜか遅い」と指摘、憲法の範囲を超越しない限りは、犯罪すら愛国的行為と見なされている現実に危機感を示した。



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