2012年9月18日火曜日

■日朝平壌宣言で114億ドルの補償を密約か、日本に履行促す=韓国


日朝平壌宣言で114億ドルの補償を密約か、日本に履行促す=韓国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0918&f=politics_0918_022.shtml
2012/09/18(火) 12:57
       
 北朝鮮の朝鮮中央通信は17日、日朝平壌宣言から10年を迎え論評を発表し、同宣言の内容について、日本に履行を求めた。また、同宣言の際に日本が北朝鮮に対し114億ドル(約8976億円)を支援するとの密約も交わされていたと日本で報じられたことにも注目が集まった。複数の韓国メディアが報じた。

 日朝平壌宣言は2002年9月17日当時、北朝鮮の金正日国防委員長と日本の小泉純一郎首相が平壌で会談し、国交正常化交渉の再開、日本人の生命と安全に関連する懸案事項(拉致被害者問題)に対する北朝鮮の再発防止措置、核問題の包括的解決のための国際合意順守と北朝鮮のミサイル凍結延長などに合意した宣言。しかし、日朝首脳の平和宣言と合意内容は、宣言以降は協議が中断されているため、現在まで実行されていない。

 朝鮮中央通信は同日の論評で「日本の当局者が真に両国の関係発展と地域の平和と安定に貢献する意志があるならば、対北朝鮮敵視政策を放棄し、日朝平壌宣言の履行に乗り出さなければならない」と履行を促した。

 一方、産経新聞は18日、朝鮮労働党元幹部の証言を引用し、この平壌宣言の背景には、北朝鮮側が日本人拉致を認めた場合、114億ドルを経済協力資金として支給すると密約をした可能性があると報道した。

 韓国メディアはこれらの報道を受けて、「北朝鮮と日本、2002年に114億ドルの補償密約」「北朝鮮、日本に日朝平壌宣言の履行促す」などと題し、北朝鮮が日本に対して日朝平壌宣言の履行を促したと伝えた。



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