2012年9月7日金曜日

■【米国ブログ】京都祇園祭「千年以上の歴史や深い意味がある祭り」


【米国ブログ】京都祇園祭「千年以上の歴史や深い意味がある祭り」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0907&f=national_0907_017.shtml
2012/09/07(金) 10:22
       
 日本に関する情報を発信する米国のブログ「ipekyoto2012」では、日本に留学中の米国人男性が京都の祇園祭についての感想を記している。

 米国で多くの人が参加する大きなパレードとして、ニューヨークの老舗デパートが主催するメイシーズ・パレードなどがある。テレビの人気キャラクターやマーチングバンドが町中を練り歩き、テレビなどでも放映されるほどだ。筆者は、メイシーズ・パレードもかなり印象的だが、京都の祇園祭は、これまで見たことがないほど衝撃的だったと印象深かった様子をつづっている。

 祇園祭は、昔、疫病の流行が続いたため、869年に無病息災を祈年するために行われたのが始まりとされている。筆者はこの歴史を知らずに祇園祭を語ることはできないという。祇園祭には、長い歴史とともに、深い意味が秘められた文化があると称賛している。このような背景が千年以上の間、引き継がれている理由だと述べている。

 そして、祇園祭の最大の見せ場は、山鉾(やまぼこ)巡礼だ。豪華な装飾が施された山車(だし)が町中を練り歩く。筆者は、山鉾の美しさにも心が奪われたが、何よりも印象的だったのは大きな鉾を何人もの男性が力強く引っ張り回す様子だという。

 辻回し(つじまわし)と呼ばれる鉾が交差点で方向転換するが、鉾の構造上方向転換できないため、道路に青竹を敷き敷き水をかけて行う。筆者はこの辻回しは、祭りの見どころの1つとして待ち構えていたようだ。実際に見てとても感動したと述べ、この仕事を果たすために選ばれた男性たちは、とても名誉なことだと評価している。

 筆者は、祇園祭は華麗で壮大な祭りで、このブログを読んだ人に少しでもこの感動が伝わることを願っていると語っている。祇園祭を見学できたことで日本をより深く知る機会になったようだ。



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