2012年9月15日土曜日

■【仏国ブログ】日本から帰国して1カ月「寂しいが、複雑な気分」


【仏国ブログ】日本から帰国して1カ月「寂しいが、複雑な気分」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0915&f=national_0915_019.shtml
2012/09/15(土) 12:17
       
 日本に1年間滞在したフランス人のブログ「Lovers in Japan」では、筆者が帰国後1カ月経った現在の心境をつづっている。

 筆者は、フランスに帰ってきて良かった点として、家族や友人に会えることや、日本に輸入されていない無殺菌乳を使用したチーズが食べられること、1年間不在だったためパリを観光客気分で楽しめること、日本と比較してフランスのアパートの広さを実感できることなどを挙げている。

 そしてフランス人の友人や家族に日本での生活について「それで、日本はどうだった?」と質問されると、返答ができなくなると語る。

 日本が大好きで滞在を決めたほどなので、強い思い入れがあり、悲しい気持ちはある。しかし、家族など自分のルーツを大切に思う筆者は、日本に移住してしまうと、これが断絶されてしまうと感じるため、移住することは無理だと記している。

 フランスに帰国して、嬉しいこともたくさんある一方で、フランスの良くないと思う部分は、日本から帰国した現在でもそのまま残っているとつづっている。

 筆者は、大好きな日本で過ごした1年間を通じて、さまざまなことを体験し、見聞を広めたという。その結果、フランス人である筆者にとって暮らしやすい部分とそうでない部分があり、それを良いかどうか、また日本に滞在したいか、と尋ねられると答えようがないと、複雑な心境を述べている。

 日本とフランスにおける生活の長所と短所を感じながら、それをありのままに受け止めているようだ。帰国して1ヵ月ほどの筆者が、日本での良い思い出や少し暮らしにくかったと感じられる部分も含めて、大切にしようとしている様子がうかがえる。



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