■【中国ブログ】調和のとれた交通に「日本人の礼儀正しさ」を見た

【中国ブログ】調和のとれた交通に「日本人の礼儀正しさ」を見た
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0906&f=national_0906_010.shtml
2012/09/06(木) 10:13
       
　中国のブログ「武漢日本留学」はこのほど、日本に留学している中国人学生による感想と思われる文章を掲載し、日本では車を運転する人は文化的で礼儀正しく、すべての人が交通法規を守っていると称賛した。

　東京の道路は北京と比べて道幅が狭いが、北京に比べると渋滞は少なく、事故の発生率も低い。ブログでは1つの理由として「日本人の運転はとても落ち着いている」と指摘、「日本人は中国人のように追い越しのために速度を上げて何度も車線を変えることはない」と紹介した。

　さらにブログでは、日本人は規則を守ることを挙げ、交通法規以外にも習慣となっている約束事があり、運転手は暗黙の了解で互いに譲り合い、争いが起きることはないと紹介。警察や救急車なども、非常時以外は一般車と変わらずに信号待ちをするが、緊急時には「道を空けてください」や「左に寄ってください」といった丁寧な言葉で呼びかけることも、中国人からすれば見慣れない光景のようだ。

　ブログでは、日本では誰もが安心して運転ができるとし、その理由として「誰も特権意識を持っておらず、信号を守るから」と、日本人であれば誰もが思いつかない理由を挙げた。事実、中国では共産党幹部などの一部の階級には、さまざまな「特権」があることが指摘されており、彼らは特権意識を持っていることも少なくない。

　ブログは最後に「日本の調和のとれた交通は、日本国民の礼儀正しさ、規則正しさを表わし、さらに平和で穏やかな社会の雰囲気を表わしている」と称賛した。