2012年10月15日月曜日

■【米国ブログ】日米で異なる慣習「ジャスチャーから食文化まで」


【米国ブログ】日米で異なる慣習「ジャスチャーから食文化まで」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1015&f=national_1015_011.shtml
2012/10/15(月) 10:33
       
 旅行に関する情報を発信する米国のブログ「travelfantastic」では、日本のさまざまな慣習や常識について記している。

 旅行者が日本に魅力を感じるのは美しさと神秘だという。しかし、謎めいた日本に足を踏み入れるには、多少の予習が必要だと述べ、今も昔も変わらない日本の常識の数々を紹介している。

 まず、旅行にあたり基本的な日本語を学んでいないとすれば、日本人が手で示すジェスチャーを覚えていると役立つという。例えば、日本人が自分の鼻を指さすときには、自分自身のことを示しているが、他人や物を指さすのは失礼にあたることがあるので注意した方が良いと語っている。また、手のひらを返して胸の前で振る仕草はここから立ち去るようにというサイン。鼻先で手を振るのは、欧米では臭いときにする仕草だが、日本では飲食物やサービスがもう必要ないという意味で使われるなど事例を挙げている。

 また、食に関して否定できない事実として、欧米ではゴミとして捨てられる動物の臓物が日本食ではおいしいとされると伝えている。鳥のから揚げは間違いなくおいしいことを知っているが、鳥の軟骨のから揚げもある。焼鳥屋では鳥の皮、心臓、肝臓などがもっとも典型的なメニューだと伝えている。さらに、大阪では人気のホルモン焼きとは、臓物を焼いた食べ物だというから驚きだと感想を語っている。

 そのほかに、お店に入ると大声で叫ばれるが、日本語が分からないと怒られているのかと勘違いする場合もあるという。これは店員が歓迎を表現する意味の「いらっしゃいませ」という言葉を発しているだけなので安心してほしいと伝えている。この言葉は「席が空いているので中へどうぞ」というニュアンスで使われていると説明。いらっしゃいませと言われたから何かを応える必要もないが、日本人的な礼儀として微笑むかうなずくのが妥当なジェスチャーだと思うとアドバイスしている。

 日本では一般的な習慣や文化も、外国人にとっては予備知識がないと驚くこともあるようだ。日本に滞在したことのある筆者は、これらの情報が役立つことを願っていると締めくくっている。



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