2012年10月8日月曜日

■中国人観光客のモラルの低さは治らないのか=中国メディア


中国人観光客のモラルの低さは治らないのか=中国メディア
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1008&f=national_1008_014.shtml
2012/10/08(月) 09:52
       
 国慶節(建国記念日)の長期休暇が7日で終了した中国。連休中には観光地で大量のゴミが発生するなど、市民モラルの低さが改めて浮き彫りとなった。中国新聞社は7日、中国の国際イメージを高めるためにも、中国人観光客のモラルを向上させる必要があるとする評論記事を掲載した。

 記事は、今回の連休中に北京の天安門広場で昨年より25%増となる約8トンのゴミが出たこと、海南省の海岸では中秋節の月見客が残したゴミが50トンにのぼったことを伝えた。また、国内外を問わず、中国人観光客のマナーの悪さによってトラブルがしばしば発生したことを紹介した。

 そのうえで、中国社会科学院観光研究センターの張広瑞主任が「膨大な購買力を持った中国人観光客に対する世界の目が完全に変わった一方で、観光客のマナーの無さが外国人に強い印象を与えてしまっている」と語ったこと、同院新聞所の尹韻公所長が「観光客のモラルは国のレベルを示す。政府、学校、社会がマナーの普及や観光教育の強化に努めるとともに、各個人も努力をしなければならない」と指摘したことを伝えた。

 記事は最後に、関係当局が観光モラルにかんするガイドラインを出したり、多くの旅行者が「事前説明会」をを開いたりするようになったことから、これらの努力によって「経済発展に伴って、世界にとって大きな消費市場を提供するだけでなく、礼儀をわきまえた世界市民としてのイメージを示すことができるようになるだろう」と結んだ。



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