2012年10月1日月曜日

■【台湾ブログ】どうすれば、日本という国を理解できるのだろう!?


【台湾ブログ】どうすれば、日本という国を理解できるのだろう!?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1001&f=national_1001_052.shtml
2012/10/01(月) 14:34
       
 「日本は理解しにくい国、大和民族は理解しにくい民族」という思いを抱いている台湾人女性が、「如何理解日本?(どうやって日本を理解したらいいのだろう?)」というタイトルでブログ文を執筆。素直な思いをつづった。

 理解しにくいのは「日本が嫌いとか、知識が薄いからという理由ではない」と述べるのは、台湾人女性の練峨眉(ハンドルネーム)さんで、「実はその逆。日本のことを知れば知るほど、複雑な面や矛盾を理解できなくなっていく」と感じているという。

 日本の文学と芸術が好きだと公言できるという練峨眉さんは、「好きな分野でさえ矛盾さを感じる。というのも、日本文学は美しくて優雅で優しくて上品な魅力にあふれている。だが日本の歴史を振り返ると、極端な軍国主義や上手に運べない外交……といった問題があった。そういった過去や今までに出会った多くの日本人のことを思い出すと、私が抱える疑問や矛盾は解消できない」と述べている。そのような環境や状況で、どうして優れた文学が生まれていったのか理解できないようである。

 続いて、日本についていろいろ考えた練峨眉さん。島国・日本の歴史を勉強し、秩序を守り優しく礼儀正しい日本人の姿を思い浮かべると、「どうして第二次世界大戦では、中国人に対して残酷な仕打ちができたのか」と混乱するばかりだったそうだ。そして「現代日本は民主主義の経済大国となった、と私は理解している。でも天皇が存在していること、歴史上解決に至っていない事件があること、隣国との関係が良いとは言えないと整理すると、ますますわからなくなる」と述べている。

 そして「中国は今でも清朝末期や民国初期、侵華戦争期の歴史を許していない。つまり教育では、日本人イコール悪人だと指導しているのだ。そんなことでは日中関係には良い影響が生じる訳なく、公正性も欠けるのは当然」とつづった練峨眉さんは、「グローバル社会の今、日中戦争勃発の可能性はゼロに近い。でもせめて隣国には悪意を持たず、お互いに正しい歴史を理解して受け入れた後に付き合うよう心がけてほしい」とブログを結んだ。冷静な気持ちで、日中間の騒動を観察している人物のようだ。



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