2012年10月8日月曜日

■【米国ブログ】日本の運動会「米国にはない行事、家族も参加」


【米国ブログ】日本の運動会「米国にはない行事、家族も参加」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1008&f=national_1008_015.shtml
2012/10/08(月) 10:06
       
 日本に関する情報を発信する米国のブログ「okinawahai」では、日本に滞在中の米国人女性が日本の運動会を経験し、感想を記している。

 筆者は、日本の祝日にはさまざまな文化を奨励する意味合いが含まれていることが多いと紹介し、なかでも「体育の日」にはスポーツに関心を抱かせるイベントが行われると伝えている。

 もともと体育の日は、東京オリンピックが開催された1966年に始まった。スポーツを推進することで、健康な心身を作るのに有効だという考えのもと制定されたと説明。一般的に米国の学校では運動会は行われないため、日本に滞在する外国人の一部の人たちは、地元の学校で群衆が大騒ぎしているイベントについて不思議に思うことがあるようだ。

 そこで筆者は、体育の日の前後に行われる学校関連のスポーツフェスティバルを「運動会」というと紹介している。小学校の運動会はその年のハイライトの一つで、もっとも盛り上がるイベントだと述べ、ほぼまる一日かけて行われる運動会には、家族だけではなく親戚や親しい友人までが参加することもあると説明している。

 筆者は、もし訪日する機会があれば、知り合いに頼んで参加してみることを勧めている。運動会ではお弁当がとても重要で、日本の主婦たちは早起きして、家族の大好きな食べ物を作り弁当に詰めるのが習慣だと伝えている。

 ほかに筆者が興味深いと思ったことは、個人に賞が与えられず、チームに与えられることだという。個々の報酬を除くことで、生徒が協力してチームのために奮闘することが楽しいという、チーム育成の空気を支持するのが狙いだと説明。その結果、誰もが勝者のような気持ちで家に帰ることができるから素晴らしいと好印象を伝えている。

 筆者は、日本文化には素晴らしいと思うことがたくさんあると感じたようだ。なかでも、体育の日はスポーツに関心を持つことで、日常生活にスポーツを取り入れ、健康な心身を保つよう心がけるきっかけになると語っている。日本人の平均寿命が長いのは、こうした基本的な取り組みがなされているからだと称賛している。



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