2012年9月9日日曜日

■中国人の論文は85%がゴミ、著名研究者が過激批判―中国メディア

■中国人の論文は85%がゴミ、著名研究者が過激批判―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64471&type=
2012年9月9日 7時15分    

2012年9月7日、網易は記事「中国の有名論文検索システム掲載の論文、85%はゴミと中国院士」を掲載した。

8月30日、中山大学の許躍生(シュー・ユエション)教授は中国のサイエンス・サイテーション・インデックス(SCI)信仰を批判した。SCIとは学術論文の被引用情報をデータベース化し、論文の影響力を数値化できるサービス。英語圏の雑誌中心の評価となるため、中国国内の研究者が正当に評価されない。中国は自国研究者の評価を海外に頼っているのが現状と批判した。

9月6日、中国工程院院士、南方医科大学臨床解剖学研究所の鐘世鎮(ジョン・シージェン)所長もこの問題について発言した。中国はSCI採用論文の発表数では米国に次ぐ世界第2位となっているが、単に掲載しているだけで、発表論文の85%以上はゴミだと手厳しく批判。SCIに縛られず、革新的で有用な論文を生み出すように体制を変えていくべきと提言した。





■世界一の博士輩出国に、だが「ホンモノ」は一体どれくらい…?―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=33853
2009年7月29日 14時34分      

2009年7月28日、中国紙・中国青年報は、中国で博士号取得者の大量輩出が問題視されていると報じた。

中国では先日、西南交通大学の黄慶(ホアン・チン)副学長の博士論文盗用が発覚し、同副学長の学位が取り消されたばかりだが、ここ数年、博士号の乱発が問題視されている。同紙によれば、中国は昨年、博士号を授与出来る大学が310校に達し、米国の253校を抜いて「世界一の博士輩出国」となった。

だが、同紙がネット上で実施したアンケートによると、44.1%が博士号取得者の印象を「論文盗用は当たり前。ニセモノが多そう」と回答した。黄副学長の論文盗用事件は氷山の一角にすぎないと見られているようだ。





■金さえ払えば…「論文博士」が役人に急増、大学側は「半分商売」―中国
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=61083
2012年5月8日 15時36分    

2012年5月6日、中国国営の新華社通信(電子版)は「学歴大躍進」と題した記事で、博士課程に通学せず、論文を大学に提出する「論文博士」が役人に乱発されている実態を取り上げた。

記事によると、国家統一試験を受けず、授業にも出ず、ノルマもなく、論文も書かず、授業料は職場持ち―という丸投げ状態でも「博士」になれてしまう役人が急増している。論文だけはどうにか書くものの、とても「博士」が取れるレベルではないケースも多いという。

それでも、政府機関のお偉いさんから「よろしく」と金を積まれれば、大学側は断れない。将来、どんなことでお世話になるかも分からないからだ。政府機関では学歴によって出世が決まるため、とにかく皆、「博士」になりたい。大学側も半分は商売だと割り切っているようだが、「学生募集の時期は憂鬱。まるで取引だ。役人の『よろしく』を断ると後が面倒なので、携帯電話の電源を切っている」と話す教授もいる。

だが、これほど“安売り”していては「博士」の名が廃る。北京の首都師範大学教育政策・法律研究院の労凱声(ラオ・カイション)院長は「大学は節操を守るべき。利益ばかり追求する『企業』になってはならない」と嘆いている。



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