2012年9月23日日曜日

■【韓国ブログ】在中韓国人が見た反日デモ「デパートが突然閉店」


【韓国ブログ】在中韓国人が見た反日デモ「デパートが突然閉店」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0923&f=national_0923_053.shtml
2012/09/23(日) 18:44
     
 韓国人ブロガーのハハハ(ハンドルネーム)さんは、現在中国の広州で暮らす女性。日本政府の尖閣諸島の国有化に抗議する中国での反日デモは広州でも盛んに行われているそうで、ある反日デモに巻き込まれた日についてブログで語った。

 ある日、必要な雑貨を購入するため、広州の繁華街でもっとも大きなショッピングモールを訪れた。ショッピングモールの1階には化粧品店やブランド店が、2階から5階まではさまざまな店が入っている。ハハハさんは、ショッピングをする前にまずは韓国料理店で腹ごしらえをし、いざショッピングをしようとすると、突然全店舗がクローズした。時間は午後3時。通常の閉店時間ではなかった。

 外に出ると警察がすべての車両を制限しており、物々しい雰囲気に包まれていた。ハハハさんは、「怖くも感じた」と言い、警察車両が道路を封鎖し、多数の警官が配置されている写真をブログに掲載した。

 韓国人ブロガーのLumions(ハンドルネーム)さんは、中国の江蘇省徐州市で暮らす30代の男性。反日デモの影響で、市内を歩くとあちこちで日本製品の不買を促すポスターを見かけるという。

 「日本でも反中デモが発生した。このような激化する反日、反中感情は、多くの人に“戦争”という不安をもたらすが、戦争は絶対に起こりえない」と述べ、その理由は2つあるのだと主張した。

 1つ目は、尖閣問題は日本と中国のパワーゲームだから。Lumionsさんは、「尖閣諸島は明らかに日本のもの」と述べた上で、「以前はアジアといえば日本だったが、現在は中国だ。しかし、世界はそれを認めておらず、中国としては国際的に中国が1番だということをアピールしたいと考えている。中国は世界に日本よりも力があることを示し、日中韓3カ国の自由貿易協定(FTA)でも主導権を握りたいと思っているのだろう」と考察する。

 2つ目は、自国政治から国民の視線をそらせるために利用しているから。「中国はすでに次期トップに習近平国家副主席が内定している。あとは共産党大会を待つだけだ。党内を混乱させた薄熙來の問題があったが、今では誰も薄熙來については語らず、誰もが日本の悪口を言っている。日本も選挙に向け、右派政党が支持率を伸ばしている。橋下徹大阪市長は地域政党を全国政党にし、竹島と尖閣諸島を政治利用している」と指摘。両国の衝突は、両政府の思惑によって起きているのだと考察した。



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