【米国ブログ】尖閣問題「中国人の日本への抗議は愚かな行為」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0918&f=national_0918_005.shtml
2012/09/18(火) 09:56
さまざまな社会問題に関する情報を発信する米国のブログ「wanderingamericantravelblog」では、中国在住の米国人男性が沖縄県・尖閣諸島に関する問題について語っている。
日本政府による尖閣諸島の国有化をめぐって抗議する反日デモが中国各都市で広がっている。
筆者は、何千人もの抗議者が日本に対してデモ行進するのを、9階のビルから眺めていたという。尖閣諸島問題の緊張が高まり、中国全土に抗議運動が広がり、怒りが爆発していると状況を説明している。しかし、これは相反する目的を持つ「両刃の剣」だと指摘する。
現在、中国人は日本に抗議しているが、政府の無策や汚職、あるいは住宅価格の高騰などにすぐさま視点を変えることができるという。中国当局は、抗議の矛先が変われば、暴力で封じ込めようとするだろうと見ている。
筆者は、中国人の本当の敵は誰だろうと疑問を投げかけ、教養ある人たちは本当の脅威がどこにあるか気づいているようだと記している。しかし大部分の抗議者は、当局のやみくもに続くプロパガンダに踊らされているのが実情だと述べ、とても愚かだと思うと感想を語っている。
多くの中国人は、教養のある人も含めて、尖閣諸島が自国の領土だという間違った信念を持っているという。しかし、尖閣諸島に上陸しようとした香港の活動家が日本の警察に逮捕され、その後日本人が上陸したが逮捕されなかったと経緯を紹介。この事実を見ても、尖閣諸島が日本の領土だと理解するには十分だとの考えを記している。
筆者は、中国の主張が途方もなくばかげているのはいうまでもないことだと述べている。その上、一般の中国人は日本の商品にかなり依存しており、中国社会は全体的に日本が大好きだと思えるので、矛盾を感じるという。多くの抗議者がソニーの製品を使い、日本車を運転する。また、漫画を読むか、アニメをテレビで見る人も多いだろうし、ほぼ全員が寿司を好むだろう。おそらく日本に移住する機会があれば、喜んで乗じるだろうと語っている。
中国人が日本に抗議する理由は、ただ当局に被害者意識をあおられているにすぎないと筆者は語る。そのうち中国人は彼ら自身で事実を学ぶ日がくるだろうと締めくくっている。
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