2012年9月7日金曜日

■格付け逆転:経済規模や生産性は日本優位


格付け逆転:経済規模や生産性は日本優位
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/09/07/2012090700564.html
2012/09/07 09:05 朝鮮日報

 韓国と日本の信用格付けが逆転したものの、日本は依然として韓国が容易には超えられない経済大国だ。格付け逆転は韓国の債務償還能力が日本より高いという意味にすぎず、総合的な経済力で上回ったことを示すものでは決してない。

 日本は経済規模と生産性の面で韓国を大きく上回っている。日本の昨年の国内総生産(GDP)は5兆8690億ドルで、韓国(1兆1160億ドル)の5倍を超える。1人当たりGDPは、韓国の2万1500ドルに対し、日本は4万4600ドルで依然韓国の2倍以上の水準にある。GDPは一国の経済的な生産能力を総合評価する指標であり、韓国はまだ日本と比較にならない。

 韓国の主力産業も技術や重要部分で日本に大きく依存している。このため、韓国は今も対日貿易で赤字から脱却できていない。昨年韓国は対日貿易で286億ドルの赤字を計上した。赤字基調は韓国が日本との経済交流を再開して以来ずっと続いている。

 高麗大のオ・ジョングン教授は「日本の没落はソニーが米国企業を上回り、世界ナンバーワンになった1992年に始まった。当時始まった短期不況と長期にわたる低成長という変化に日本が対応できなかった。現在の韓国の状況は日本と似ているとの指摘が多い」と話した。LG経済研究院のキム・ヒョンジュ研究委員は「韓日の産業競争力、生産性の違いは短期間での逆転は難しい」と指摘した。



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