2012年10月17日水曜日

■中国空母:艦載機タッチ・アンド・ゴー…「戦闘力にはほど遠く」


中国空母:艦載機タッチ・アンド・ゴー…「戦闘力にはほど遠く」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1017&f=politics_1017_004.shtml
2012/10/17(水) 10:40

 中国が初めて保有した航空母艦「遼寧」(写真)で、戦闘機の「タッチ・アンド・ゴー」の訓練が行われていることがわかった。「タッチ・アンド・ゴー」は着地(着艦)後ただちに再離陸する航空機行動で、基礎飛行訓練のひとつでもある。専門家によると、「遼寧」は空母としての「戦闘力を獲得するにはほど遠い段階」という。中国新聞社などが報じた。

 中国では15日ごろから、「航空母艦・遼寧におけるタッチ・アンド・ゴー」とする写真がインターネットで掲載されるようになった。機種は殲15(J-15)とみられる。

 航空母艦で実施する「タッチ・アンド・ゴー」の訓練には、正確で安定した着艦技術を取得することや、広大な海上で上空からは「点」のように見える船に着艦することの心理的な恐怖心を克服する目的があるとされる。

 中国の軍事専門家のひとりによると、航空母艦における艦載機運用では、「地上における模擬訓練」、「タッチ・アンド・ゴー」、「実際の着艦と離陸」という3段階を経る。着艦にしても、単独機の着艦と、複数の機が次々に着艦するのでは、大きな違いがある。

 「遼寧」が戦闘力を獲得するには、搭載機だけでなく艦上のさまざまなセクションの緊密な連携を実現させねばならず、現在はまだ「ほど遠い段階」という。



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