2012年10月4日木曜日

■いまだ機影見当たらず…「いったい何機搭載するのか」=中国軍空母


■いまだ機影見当たらず…「いったい何機搭載するのか」=中国軍空母
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1003&f=politics_1003_016.shtml
2012/10/03(水) 18:54
       
 中国海軍は9月23日、初の航空母艦「遼寧」を就役させた。過去1年にわたり試験航海10回を繰り返し、「航空機をともなう活動もすべて準備できた」とされているが、いまだに戦闘機などが発艦・着艦する様子は確認されていない。そのため、「どの種の航空機を何機搭載するつもりか」という疑問の声も高まってきた。中国新聞社などが報じた。

 中国海軍は5年前から、航空機搭乗員を空軍の戦闘機搭乗員訓練学校に送り込んで、航空母艦における発艦・着艦を含む、関連作戦を遂行するための訓練を受けさせている。

 「遼寧」側も1年にわたり繰り返した試験航海などで、航空機を伴う活動についてもすべての準備を終えたとされる。当局は「遼寧の主要任務は(実戦配備ではなく)飛行訓練の実施だ。ジェット戦闘機24機とヘリコプター26機を配置する」ことを明らかにした。

 しかし、同艦をジェット戦闘機などが発着するようすは確認されていない。これまでのところ、「ヘリコプターが発着した可能性はある」とされている。また、艦上に固定翼航空機らしい姿も見られたが、艦上の移動やエレベーター利用の試験のためとされている。

 設計上、同艦の母体となったロシア海軍空母のアドミラル・クズネツォフがSu-33艦上戦闘機を十数機、kaー27PL対潜ヘリを16機程度搭載していることから、「遼寧」についても、最終的には同様の搭載機構成となり、副次的な航空機を合わせれば、搭載機数は」50機程度になる可能性が高いとされる。


◆解説◆

 同艦はソ連の改アドミラル・クズネツォフ級航空母艦として1985年12月に起工。88年には進水。しかしソ連崩壊にともない92年には建造中止。係留されたままロシアとウクライナが共同管理していたが、95年にはウクライナの所管となった。

 ウクライナは同艦をスクラップとして売却することに決定。マカオ(澳門)の「中国系民間会社」が1998年に「レジャー施設にする」などと説明して購入した。2001年には中国本土に回航され、05年までには大連で空母にするための工事が始まった。

 ソ連の当初設計では、排水量9万トンクラスの原子力空母になるはずだったが、6.7万トンの通常動力空母に変更された。また、飛行甲板上で離陸期を加速する蒸気カタパルトの装備も、甲板の端を上にそらす「スキージャンプ式」を採用したため、見送られた。(編集担当:如月隼人)




■中国「困った」…ロシアが空母着艦装置を不売、パクリに立腹か
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1125&f=politics_1125_012.shtml
2011/11/25(金) 11:47
       
 マカオ(澳門)の「民間系会社」を通じて1998年にウクライナから購入した航空母艦で、中国が「難題」に直面している。同艦は航空母艦として不可欠な着艦装置など多くの装備をとりはずした形で売られたが、ロシア側が中国に対する着艦装置の売却を拒否する意向を明らかにした。中国側がロシアの一部航空機を「コピー」したことが原因とする見方が出ている。環球網などが報じた。

 航空母艦は滑走路が短いため、航空機に速度をつけて離陸するための火薬や油圧を用いたカタパルト(射出機)や、着陸した機を速やかに停止させるためのフックなどが備え付けられるのが一般的だ。離着艦のための装置が不十分であれば、航空母艦としては機能しないことになる。

 ロシア(含、旧ソ連)で製造された航空母艦の着艦関連装置はすべてロシアの企業が製造している。中国側は着艦装置を少なくとも4セット購入したいと申し入れたが、メーカー側は「かなり大きな困難が出た」と説明。ロシアの軍需工業責任者が、中国には売らない方針を固めたとの情報もある。

 これまでロシア政府は「戦略的武器は中国に輸出しない。航空母艦、原子力潜水艦、核兵器の生産技術などはすべて戦略的武器に含まれる」と説明してきた。しかし、航空母艦に付随する装備を中国に売らない真の理由は、中国が、ロシア製の戦闘機「スホイ33」をコピーして艦載機「殲15(J-15)」を製造していることへの不満があるの見方が強まっている。

 ロシアは2005年、インドに重航空巡洋艦アドミラル・ゴルシコフをインドに売却した。インドは同艦を空母「ヴィクラマーディティヤ」として改装を進めているが、ロシアは着艦装置2セットをインドに売却したとされている。

 空母搭載機はまず陸上の基地で訓練を行う。そのため、陸上でもカタパルトや着艦装置を使った訓練を行うことが普通で、着艦装置なしでは陸上でも十分な訓練ができないことになる。

 中国側は着艦装置をすでに開発したとの情報もあるが、ロシアでは「着艦装置は非常に複雑であり、現在のところ製造能力があるのは米国とロシアの2カ国だけだ」との見方を示す専門家もいる。

 中国が自主開発した着艦装置の実験に成功していたとしても、「実用に耐えるレベル」までに信頼性を高めるには相当な時間がかかるとの見方がある。(編集担当:如月隼人)




■日本はいかに空母を開発・推進していったのか(1)=中国メディア
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0925&f=politics_0925_003.shtml
2011/09/25(日) 15:06
       
 中国網日本語版(チャイナネット)は25日、「日本はいかに空母を開発・推進をしていったのか」とする記事を掲載した。以下は同記事より。

 「ヘリコプター搭載護衛艦」の名称が付いた、実際にはヘリ空母である「22DDH」が2012年から日本で建造される。この「22DDH」と呼ばれる、2.4万トンもの排水量を誇る「護衛艦」は、規模的には世界が保有する空母と同列に並べることができる。現在あるいは将来、日本が保有する艦艇の戦闘能力は、東アジア諸国の中でも抜きん出たものであると言えるだろう。

 ここ数年、中国海軍の軍事力は凄まじい勢いで伸びている。日本は盛んに「中国海軍脅威論」を掲げると同時に、海上自衛隊の兵器装備の更新を急いでいる。

 かつて日本は強大な戦闘力を持つ空母を保有していた。第二次世界大戦中の旧日本海軍の戦闘力は強大で、空母だけでも20隻以上あった。20世紀末、「空母保有の夢」を抑えきれなくなった日本は、空母配備のため、あの手この手を使うようになってきている。

 1998年、日本初の全通甲板を持つ戦車揚陸艦「おおすみ型輸送艦」が就役したのをきっかけに、日本の空母配備に向けた一歩がひそやかに踏み出された。憲法9条違反にならないよう慎重に言葉を選びながら、日本の空母は飛躍的な進歩を遂げてきた。

 その後登場した、排水量1.9万トンの「ひゅうが型護衛艦」は、タイが保有する空母を上回る規模であった。また、この度建造される「22DDH」は、英海軍が保有する軽空母「インヴィンシブル」を上回る規模である。



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