■韓国の食品メーカー、相次ぎ値上げ
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/04/28/2012042800308.html
2012/04/28 09:47
韓国の食品メーカーが最近、商品価格を相次いで値上げしている。流通業界によると、CJ第一製糖は今月初め、ソーセージなど加工食品約40種類を最大で20%値上げした。
スパゲティーの値上げ幅が20%と最も大きく、うどん・チャジャン麺(韓国風ジャージャー麺)など麺類のチルド食品も10.1%値上げされた。同社関係者は「原材料価格が高騰したため、価格を見直した」と説明した。
オットゥギも最近、ツナ8種類、即席食品4種類の価格を平均で9%引き上げた。東遠F&Bも今月に入り、即席がゆ9種類を平均7%値上げした。
食品メーカーは、昨年から政府の物価重点管理施策を受け、値上げができない状態が続いていた。ある食品メーカー関係者は「業界1位のCJ第一製糖が先陣を切ったため、値上げが業界全体に広がる可能性がある」と指摘した。
■家計所得に占める利払い費用、危険レベルに
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/04/23/2012042300427.html
2012/04/23 08:32
韓国銀行は22日、都市勤労者の家計所得に利払いが占める比率が2009年第2四半期(4-6月)に2.5%を超え、昨年第4四半期(10-12月)には2.8%に達したとする報告書を発表した。
韓銀は過去の統計を分析した結果、同比率が2.5%を超えると、消費が急速に冷え込んだ点を挙げ、韓国の家計債務が危険ゾーンに入ったと判断している。過去にも、アジア通貨危機当時の1998年第1四半期から99年第4四半期に同比率が2.5%を超えた例がある。
韓銀のパク・ヤンス計量モデル部長は「過度の債務で元利金の返済負担が増えた家庭で消費が減り、それが企業の減収と家計所得の減少につながり、さらに家庭の債務返済負担が高まるという悪循環に陥る可能性がある」と述べた。
07年から11年までの家計消費の伸び率は年平均2.5%で、国内総生産(GDP)の伸び率(3.4%)を既に下回っている。パク部長は「韓国の家計債務は短期的には経済危機を引き起こす深刻な水準ではないが、中長期的に家計消費が抑えられ、成長の障害になるのではないか」と指摘した。
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