2012年4月28日土曜日

■北朝鮮の挑発的発言に韓国も警戒感! 一部では「宣戦布告」との見方も


北朝鮮の挑発的発言に韓国も警戒感! 一部では「宣戦布告」との見方も
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0426&f=column_0426_022.shtml
2012/04/26(木) 15:12
   
 韓国と北朝鮮の軍事的な緊張が高まっている。最近北朝鮮は、「特別行動を行えば3~4分、それよりも短い時間で焦土化する」と、かなり挑発的な発言をしているのだが、これが単なる威嚇でないと、韓国専門家も警戒しているようだ。

 というのも、発言は一度にとどまらず頻繁に繰り返されており、北朝鮮の国民を奮起させる狙いでないと見られている。一部では宣戦布告と捉える見方さえあるようだ。

 北朝鮮の軍事に詳しいキム・ヨンス国防大学校教授は、「北朝鮮の威嚇発言が単発でなく、4月18日に行った北朝鮮最高司令部のスポークスマン声明をさらに一段階具体化している点に注目しなければならない」と、警戒感を示している。

 また、ヤン・ムジン北朝鮮大学院大学校教授は、「今回の北朝鮮の威嚇は、北朝鮮体制を結束させるためや、韓国を混乱に陥れる心理戦に終わらない。実際武力的な挑発を行う可能性が高い」と語っている。

 さらに治安政策研究所の安保対策室先任研究官は、「宣戦布告」と想定している。彼は「北朝鮮の威嚇は明らかに対南用で、私たちの国民を戦争の恐怖に追い詰めるためのもの」として、「キム・イルソン生誕100周年の行事が終わった後に体制を強化させ、ロケット発射実験失敗以後、アメリカと中国の圧力を弱化させるための手段でもある」と分析している。

 しかしながら、北朝鮮が人命に被害が及ぶ軍事行動を行わないと予測している。というのも、先に挙げたように米中からも圧力があるなかで、無謀な軍事行動をとれば、劣勢に立たされることは明らかだからである。したがって、韓国の送電塔や通信中継所、主要発電所への攻撃が考えられている。またITネットワークに被害をあたえるサイバーテロもあり得るだろう。

 2010年の延坪島(ヨンビョンド)砲撃事件の際に、韓国は当時の緊張を対話で解決しようと試みていたのだが、結局砲撃を受けることとなった。今回その教訓から、韓国は北朝鮮の威嚇に強気な構えで臨むとしている。はたして今後、二国間の関係はどのようになってしまうのだろうか? 当分予断を許さない状態が続きそうだ。

 参照元:dailian.co.kr(韓国語)



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