和服でファッションショー 奈良
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120429/wec12042910220000-n1.htm
2012.4.29 10:17
古くなった和服などをリメークした衣装による、「女人阿弥陀さまとファッションショー」が28日、奈良市内の寺で開催された。モデルの男女計約60人が、思い出のつまった衣装に身を包みポーズを決めると、約200人の観客から大きな拍手が送られた。
同寺は「阿弥陀如来立像」(県指定文化財)という女人の仏様を本尊にまつる。50年に一度、下半身に身につけている袴(はかま)を替えることから、おしゃれな仏様としても知られている。
ファッションショーはこうしたことにちなんで、下間景甫住職が発案。平成20年10月に初めて開催され、今回で2回目を迎える。
この日は、一般の男女計約60人がモデルとして参加。両親の形見や、若い頃に着ていた和服などをリメークしたワンピースやコートをさっそうと着こなし、カーペットが敷かれた本堂前や庫裏の縁側などを歩いた。
大和高田市から参加した会社員の日野美香(はるか)さん(25)は、古くなった着物や帯を天平時代風の衣装にリメークし、「思い出がつまっている和服を捨ててしまうのは忍びない。古いものでもアレンジ次第で楽しめる、和服の魅力を再発見できた」と笑顔で話した。
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