2012年4月28日土曜日

■【中国ブログ】別れ話をしたら「精子が欲しい」と迫られた、一体どうしたら…


【中国ブログ】別れ話をしたら「精子が欲しい」と迫られた、一体どうしたら…
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0427&f=national_0427_102.shtml
2012/04/27(金) 17:15
 
 中国人ブロガー「天空永遠蔚藍」さんは、ブログ読者からのさまざまな人生相談に答える形でブログを書いている。読者からは「天空永遠蔚藍老師」と慕われており、日本風に訳すと「青空先生」という感じ。そんな青空先生に最近寄せられていた質問は「彼女と別れようとしたら『精子が欲しい』と言われた」というものだ。ちなみにブログのプロフィールによると、青空先生は男性。

 質問者は若い男性のようで、河南省の農村出身の女の子と3年間付き合っているという。だが男性は年内にも親戚の住むドイツに渡り、仕事を手伝うとのこと。結構裕福な家庭なのかもしれない。

 男性は最近彼女を自分の実家に連れて紹介したそうだが、両親の答えは「あの子とは別れなさい」という厳しいもの。やはり農村出身の田舎娘とは釣り合わないと思われてしまったようだ。

 「彼女のことは大好きだし一緒にドイツに連れて行きたかった。でも家族が反対するならどうしようもない」と考えた質問者は、彼女との別れを決意。だが別れ話を切り出したところ「いつか中国に帰ってくるまで何年でも待つよ。だから最後にあなたの精子が欲しい。あなたの子どもを産んで、一生その子と暮らしたい。死ぬまでほかの男とは付き合わない」と言われたそうだ。

 質問者は「彼女とはまだ“マジな関係”になったことがない」と言っているので、もしかしたらまだ性的関係には至ってないのかもしれない。狂熱的な彼女の言葉に「感動した」という質問主は、彼女を捨ててドイツ行くべきか、大いに悩んでしまった様子。「青空先生、彼女はオレのことをどう思っているのでしょう?」と泣きつくように質問していた。

 それに対する青空先生の回答はかなりドライ。「人の気持ちって難しいよね」と慰めた上で、「こうして悩んでいる時点で、つまりもう答えは出ている」と断言。「愛っていうのは、障害があるときが一番燃え上がるものなんだ。でも燃え上がっている彼女に対して、あなたは悩んでいる。それはもう、彼女を愛していないってことじゃないかな」と諭す。

 さらに「思い切って別れた方が、余韻が残る」ともアドバイス。そして「精子が欲しい」というトンデモ発言に対しては、「絶対にやめるべき」と断固反対。「今後どうなるかも分からない状態で妊娠させるのは不道徳。愛情もなしに妊娠させたら、あなたの今後の人生にずっと暗い影を落とします。一生重荷を背負います」と脅すような口調で警告していた。

 青空先生から別れるよう勧められた質問者が、結局どういう決断をしたのかは分からない。「あなたの子どもを産みたい」という彼女の言葉に質問者は「感動した」というが、単に別れ前にセックスをチラつかされて目が眩んだだけのようにも思える。

 農村と都市の格差、両親の意見を重んじる文化、若者の貞操観念、激情的な別れ際の決めゼリフなどなど、悩み相談からも日中の違いが感じられるのではないだろうか。


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