母国の代表選手も口にできない 中国食材はこんなにヤバい
http://news.infoseek.co.jp/article/27gendainet000168264
ゲンダイネット(2012年4月27日17時00分)
<豚肉食べてドーピング違反>
ロンドン五輪では何人出てくるか。
ロシア陸上連盟は24日、アテネ五輪陸上女子走り幅跳び銀メダルのイリーナ・メレシナ(29・旧姓シマギナ)が禁止薬物のテストステロンの陽性反応を示し、2年間の出場停止処分にしたと発表した。ロシア選手の薬物使用は珍しいことではないが、ロンドン五輪では「あの国の選手が多数摘発されるのでは……」との声がある。
「あの国」とは中国だ。
中国の五輪代表選手自身が成績向上のために禁止薬物に手を出すケース以外に、罪もない選手のドーピング違反が発覚するかもしれないからだ。
中国の夕刊紙は今月、国家体育総局が代表選手たちに中国で生産される肉類(豚、牛、羊)を食べることを禁じたと報じた。
家畜業者が出荷前の豚に「痩肉精」という違法添加物を混ぜた飼料を与えると、肉の脂肪が減って赤身となり高値で売れる。90年代以降、中国の家畜業者の間で広く使われるようになった。この肉を食べた選手からドーピング違反者が続出。筋肉増強効果があるとされる、禁止薬物の「塩酸クレンブテロール」が検出されたという。
だが、過酷な練習でエネルギー消費量の多い代表選手たちは、肉をモリモリ食べたい。でも、ドーピング検査で「陽性」になったらヤバい……。
そこでマラソンの代表チームは2月の高地トレーニングの際、「安全な肉」を食べるため合宿所の庭でニワトリの飼育を始めたという。ここまでくると、もうお笑いだ。
近年、中国の食に関する報道で驚愕したのは、廃油や下水、残飯などから作られた「ドブ油(地溝油)」と呼ばれる食用油だ。中国の国内でも社会問題となった。
去る3日には、「ドブ油」を販売していたとされる100人余りの業者が拘束され、約3200トンの地溝油を押収したと公安省が発表した。この食用油の原料は食肉処理場で廃棄された腐敗した豚や牛、羊などの内臓や皮。そこから油を抽出して売っていたという。
食材を扱う企業の関係者がこう言う。
「下水から食用油を作って、売るという発想がスゴい(笑い)。中国でも衛生面に厳しい食材業者がほとんどだし、今は検査もしっかりしている。それでも現実には、豚やニワトリに違法添加物を与えている業者は今もいる。ドーピング違反を恐れて中国の肉は食べるなということは、当局がそれを認めていることになる。こういうニュースが流れるから、加工食品などに入っている添加物や油を恐れて、メード・イン・チャイナの食材を口にしなくなる人が増える。困ったものです」
日本の代表選手も口にするモノには気をつけた方がいい。
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